「ここだったら信頼できるかも」が入社の決め手
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ー 本日はよろしくおねがいします。まずはこれまでの経歴を教えてください。
よろしくおねがいします。最初のキャリアとしては、新卒で独立系のSierに入社しました。最初はJavaの研修をやってAndroidアプリエンジニアとして3〜4年開発エンジニアとして携わっていました。
その後、数十名のソフトハウスで当時大手通信キャリアが開発していた動画アプリのドライバー等の開発に携わっていました。
その後フリーランスとして独立して、渋谷界隈のスタートアップ・ベンチャー企業のAndroidアプリ開発を2〜3年やっていました。
フリーランスになったきっかけは、いろんな立場から仕事をしてみたい、組織に属さないときの自分の市場価値を知っておきたい、という理由からフリーランスになりました。
その後もいくつか経験して、グルーヴ・ギアに至りました。
ー 新卒のときはもともとプログラミングをやっていたりしたんですか?
父親が自営業として独立していて、家にパソコンがたくさんあったので高校生のときからプログラミングに触れていました。
プログラミングは高校くらいからVCなどに触れ始めていて、高校では野球をやりながらプログラミングを学んでいました 笑。
ー そういえば、なんで当社を選んでくれたんですか?
30代はエンジニアリングのキャリアを積みたいと考えて転職活動をしていました。
転職活動中は4社ほどから内定を頂いていて、正直グルーヴ・ギアには入社するつもりはなかったんですが 笑
ー えっ、そうなんですね 笑。でもどうして?
実は2つあって、面談してもらった岡田さんが、人たらしというか、人の懐にはいるのがうまいなと思って興味をもったのと、もうひとつはWantedlyの記事で川上さんが「リスクをとってでもエンジニアに寄り添う」というのがあって、これは信頼できるかも、と思ったのがきっかけで入社しました。
事業をすすめる上で重要なフローを追体験する
ー ちなみに今はどんなお仕事をしているんですか?
今は、Sun*で開発した3つのシステムを引き継ぎ、プロダクトの磨き込みをクライアントと一緒に進めています。
具体的にどんなことをやっていたかというと、本番環境で1年以上動いていない機能があって、それがなぜ動いていないのか、他にもいくつかの不具合が残っている状況があったので、課題分析からはじめました。
まずやったのは、課題の中でもどれが優先順位が高いのかを振り分け、その優先順位に対していつまでに何を、というのをお客さんと詰めながら進めていきました。
最初は、課題自体がわからなく、何が課題なのかが見えない、ドキュメントも整備されていないという状況から始まったんですが、お客さんとコミュニケーションをとっていくなかで信頼関係を築いていくことができ、課題に対しての道筋を見出して行くことができました。
ここで得られた経験としては、最初何をすべきかわからないというところから、
何をすれば目的が達成できるのか、ある程度ここの課題を解決すればやりたいことが実現できるといった、事業をすすめる上で重要なフローを追体験できたことでした。
また、自分主導でプロダクトをより成長させていくことができるという実感も持てるようになり、大きな組織にいるとなかなか得にくい経験ができたことは今振り返って見るといいことだったと思います。
自分の思い描くキャリアに近づく一歩を
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ー 今の仕事は、将来的に小林さんが描いているキャリア像とリンクしているんですか?
そうですね、合っています。入社前の面談で自分の思いは伝えていて、直近は自分の能力を一番生かせる業務でかまいませんと。
ただ将来的にはエンジニアをまとめるマネージャー、加えて企画側の視点も持ったような、例えば、こういったこういった実装をするとMAUがあがるんじゃないですか?といった仮説を持って、企画側の要素も兼ねた人材になりたいなと思っています。
今すぐに企画側に、ということは思っていなくて、それをできる余白が十分ありそうで、そういう意味では自分の希望に沿ったプロジェクトだなと思っています。
あと、これは個人的な意見なんですが、エンジニアって技術がなければいけないが、技術はどんどんコモディティ化されていて、技術を学ぶ障壁がさがっていきつつありますよね。技術を持っていることの価値がどんどんなくなって行く可能性があるんですよね。
なので一昔前であれば、アプリケーションエンジニアとかデータベースエンジニアとか、あることに特化した、あることだけをわかっていればそれでよかったんですが、今はそうも言ってられなくて、アプリケーションも触るし、もちろんAWS等使ってネットワークのこともわかってなければいけないといったように、エンジニアとしていろんなことを知っていかなければならない。
ただこれはエンジニアとして当然のことなので、それプラス自分には何ができるかって問われたときの付加価値として企画目線の提案ができる、それを強みとしていたいというのを考えています。
ー 実際このプロジェクトの話をもらったときどう思いましたか?
2つあって、自分の思い描いているキャリアに近く、純粋にチャレンジしてみたいという思いと、絶対に大変そうだなと 笑。
ただ、それくらいの覚悟を持って臨まないと立ち向かえないかなと。
今一緒に勧めているベトナムのブリッジSEの方が、プログラミングに精通しているわけではないので、曖昧な感じで進みそうになったり、環境構築においてもまずは自分でトライしてみるしかない状況ではあるのでそのあたりは大変ですがやりがいはあります。
ただ、ベトナムメンバーと接してみて、とても親身になってコミュニケーションをとってくれるのでそこでうまく回っています。定例は週1ですが、毎日チャットでやり取りしているのでその点で連携はうまく取れています。
ー 今まで大変だったプロジェクトとかありました?
お客様の仕様変更が多かったり、プロジェクトリーダーの方がリーダーとして始めてのプロジェクトだったり、といったプロジェクトは苦労しました。
ただ、そんな経験があったからこそ、プロジェクトを進める上で大事な要素も自分なりに身に着けていくことができました。
まずはプロジェクトのゴールを具体的に言語化する、共通認識を持つ。そして、ゴールの段階がいくつかあるので、例えばAというゴールの期限はここで、Aの時点ではこの機能とこの機能を持っている、という状態をお客様だったりプロジェクトのメンバーと握っておくというのはとても大事だと思っています。
ー ありがとうございます。では最後に、これから一緒に働いていたい人はどんな人ですか?
人として当たり前のことを当たり前にできる人、取り組んでいる人と働きたいです。ちゃんと挨拶をする、約束を守る、といったいわゆる当然のことです 笑。
そういった前提でこれからのメンバーと、切磋琢磨しながら仕事がしていきたいです。