「どの道を選んだら正しいか」ではなく、「選んだ道を正しくする」ための日々
はじめまして。株式会社グローバンス人事部の町永です。
自己紹介は「三度の飯よりビールが好きでおなじみの町永です」が定番だったのですが、出産を機に約1年半断酒して全然飲めなくなっているので、もうこれは使えません。笑
2014年1月にグローバンスに来るまで、そしてこれからのことについて、本日はお話したいと思います。
キラキラ大学生へのあこがれ~就活
大学時代はほどほど学校、ほどほどバイト、ほどほどサークルな絵にかいたような普通の大学生でした。高校は定時制に通っていたので、何かこう、大学生の「キラキラ感」みたいなものに憧れて大学に行ったという大した目的でななかったので、なんとな~く4年が過ぎてしまいました。
2006年、秋 大学3年に就活をはじめました。
なんとなく大手はほとんど受けていませんでした。説明会も大手は数社行っただけだったように記憶しています。今振り返ると20代で起業し、寝食忘れて会社のため従業員のため世の中のために働いていた父の影響があったのかもしれません。終身雇用、定年まで一生同じ会社というキャリアイメージも当時は全くありませんでした。「20代でいかに成長できるか」を軸に、そして大学を選んだ時のように「キラキラ感」へのあこがれでベンチャーばかり受けていました。
「20代でいかに成長できるか」で行きついたのが人材業界で、就活中盤では【人材×ベンチャー】に絞り3年生の3月には内定を4社ほどいただいたので就活を終了させました。
最終的には、「1番出来上がっていないところが1番成長できそう」という理由で従業員10名もいない設立3期目の人材派遣・人材紹介の会社に決めました。
週7日働いた1社目
2008年1月~の内定者インターンの後、2008年4月に入社。
週6~7日、1日17時間くらい働きました。新規開拓の営業を担当していましたが、月~金の日中は企業相手の営業、夜と土日は求職者へ仕事紹介のメールと電話。あまり当時の記憶がありません。今思うとしっかりと目的を持って働いていれば、成長スピードも速く、会社を創るという経験を20代前半からできるというまたとない環境だったと思います。
しかし当時の私は、目の前の作業を言われたからやっている「やらされ感」で取り組んでいて、完全に負のスパイラルにハマっていました。就活の時エラそうに言っていた「成長したい」「上場したい」なんて口だけで、全然本気度が足りない。案の定本気じゃないので、成果も出ない。成果が出ないから土日も働く…よくテレアポ中に寝ていて怒られていました(笑)
当時のことを振り返ると、まさに【ゴールのないマラソン】だったなと思います。ただひたすら辛かった。
そんな中リーマンショックが起き、そこから約1年後に会社が売却されました。
仕事の厳しさ楽しさすべてを教わった2社目
そんな時、知人からとある外食業界の会社の人事職を未経験で紹介されました。人事がやりたかったというわけではありませんでしたが、人材派遣・紹介の経験を活かせるだろうと思い転職を決めました。
入社後は店舗研修で現場に入り、その後新卒採用チームに配属されました。当時の上司は女性の方で、「将来は自分の店を持つ」と色んなところで公言していました。
「うわ~!明確な夢があるんだな~~」
と驚いたのと、その方から「学生に夢を聞くのに自分が夢を語れないのはダメだよ」と言われ、その時初めて「自分は何を目指して働くんだろう」と考えるようになりました。
結局その時は明確な答えは見つかりませんでしたが、とある転機が訪れます。
新卒採用のイロハを教えてくれたその上司が異動となり、入社丸2年にして新卒採用チームの責任者を任されることになったのです。正直デキる元上司の後任というプレッシャーもあったし、目標も高くて自信なんて全然なかった。でも役員から「役職が人を育てる。みんな町永さんのポテンシャルに期待している」と言われチャレンジしてみようと思いました。
ちょうどそのころ会社では新規事業開発がスタートし、新規事業の成功は採用にかかっっていると言っても過言ではない超重要ミッションになっていました。新卒、中途、アルバイト…採用の領域の垣根も越え労務チームや現場とも全社一丸となって新規事業にすべてを懸けました。
1社目で経験した「週7日、朝から晩まで働く」がまた訪れます。
しかし圧倒的に違っていたのが、「やらされている」「何のためにやっているのかわからない」ではなく「全国1000店舗」という明確なビジョンの実現のために使命感がそこにはありました。
当時は、24時間365日仕事のことを考えていました。うまくいかなくて悔しくて泣いたことも何度もありました。
その分嬉しかったこともたくさんありました。今でも当時採用したメンバーが活躍している姿を見るのが楽しみであり自分の財産です。
約4年ちょっと働いた中で多くのことを学びました。中でも「自分が関わったことがマーケットに大きな影響を与えている面白さ」「想いを伝えて共感してくれる仲間が増えていくワクワク感」を知りました。
人事部立ち上げでジョインしたグローバンス
2014年、株式会社グローバンスに転職。
30歳になった時の自分を思い描いた時に「人事の業務領域を広げたい」と漠然と考えていました。そんな時、知人の紹介で代表の坂出と会う機会がありました。
当時のグローバンスは人事部がまだなく、これから立ち上げるというタイミングだったので業務領域を広げ0から組織を創ることができると思い転職を決めました。
今までの経験を活かし新卒採用を中心に、アルバイト・中途採用、人事評価制度・社内風土の構築など今までやったことのない業務領域に携わっています。
また2016年に社内初の産休育休を取得し、2017年に復帰をしました。現在は人事部で採用業務を行いながら新規事業の開発に携わらせてもらっています。
前職で経験した「自分のやっていることがマーケットに大きな影響を与えている実感」を再度味わうために、また就活の時描いた「上場企業に入るより、自分の手で入った会社を上場させる」のリベンジを果たすべく、現在仕事に取り組んでいます。
どんどん荒っぽくなっていく誕生日ドッキリ(笑)
今後どういうことをしていきたいか
これまでとの違いは「自分のやっていることがマーケットに大きな影響を与えている実感」を味わうために、前職のように誰かが作った新しい価値を広めていくだけではなく、自分のアイディアや意見を反映して「産みの苦しみ」を味わうこともやっていきたいと思っています。
また「上場する」という言葉一つとっても10年前の就活生の時とは違い、その準備や土台作りに何が必要でどう組織を変えていく必要があるのか、が今ならわかります。
グローバンスの成長の最大の立役者となれるよう、日々情報収集し勉強をしていきます。
もちろん上場だけがゴールではありません。今の私がいるのは、これまで出会ってきた多くの人や「仕事とは、人生とは何か」を教えてくれた方々のおかげです。その人たちに恩返しできるような人材になるのはもちろん、経験したことを今度は自分が伝えていく側として「恩送り」をしていこうと思っています。
「どの道を選んだら正しいとか幸せになれるなんてない。選んだ道が正しかったと証明するために成果を出す」
私の師匠の言葉です。日々の原動力になっています。
グローバンスに興味を持って下さった方へ
「会社=自分たち自身」です。「会社さん」なんて人はいません。
グローバンスはまだまだの会社=つまりまだまだの自分です。
自分が成長すれば会社は成長します。自分が変われば会社も変わります。
自分が行動すれば、自分の理想の会社、働き方ができる可能性があると私は思っています。
自らの手で会社を動かしていきたい人は是非お話聞きに来て下さい!