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グループワーク選考で優勝するチームの特徴とは?

こんにちは!Gunosyで広報の内定者インターンをしている坂田です。

Gunosyでは2日間にわたるサマーインターンを計5回行いました。

今回は9月1日・2日に開催された第2回を見学させていただきました。
このブログでは優勝したチームのディスカッションから発表までに見られた主な特徴3つをレポートします。

グループワークでは『世の中の課題を見つけ出し、その課題を解決するビジネスプランを役員に提案する』というテーマを元にディスカッションを行いました。

今回、優勝したチームのテーマは、

「高齢者と育児中のパパママを結ぶ育児マッチングサービス、その名もikujiba (イクジーバ)」

育児経験を持ち、定年退職後も労働意欲のある高齢者と、共働きで育児の時間が確保できないパパママをつなげ、双方にメリットをもたらすサービスです。経営陣からは、「社会的に意義があり、行政と連携すればかなりの収益が見込めるのでは」と評価されていました。

適材適所へ分担

このチームでは、作業を分担し効率的にワークを進めていました。全員が同時にアイディア出しをしたり、話し合ったりするのではありません。例えば、事業の社会的意義を裏付けるために高齢化や共働き夫婦の増加に関するデータを探すメンバー、実現の可能性を証明するためにシルバー人材センターの情報を集めるメンバー等、少ない話し合いの中で、素早くそれぞれの担当を決めていたようでした。


その結果、発表の際や質疑応答の際に落ち着いた受け答えができていました。

PDCAサイクルをスピーディーに回す

はじめから10の完成度を求めるのでなく、たとえ10に満たない完成度でもまず形にして磨いていこうとする姿勢が見られました。個人で意見をポストイットにどんどんと書き出し、壁に貼りつけて全員が見やすいように整理したり、早い段階で施策案をメンターにぶつけてフィードバックをもらったりすることで、こまめな軌道修正ができているようでした。

議論の停滞を避けられれば、意見をブラッシュアップするサイクルを繰り返せます。

結果として、アイディアの着眼点は経営陣からも評価されていました。

データで裏付ける

質疑応答で指摘されそうな懸念事項についての解決策や、それを裏付けるデータの収集など、説得力を高めるための準備に余念がありませんでした。


例えば、懸念事項の一つには防犯上の問題があります。そこで、子守を依頼するパパママが安心して子供を預けられる仕組みとしては、子育て経験の有無や過去実際に依頼したユーザーからの評価を閲覧できるシステム案を挙げていました。


また、経営陣からは「定年退職後の高齢者は体力面で働きづらいのではないか」との指摘がありましたが、「シルバー人材センターの統計から、実際に働く意欲のある高齢者は一定数いて、その中から高い割合で再度就労している」と答えていました。


周到なデータ収集と準備は、事業案の論理性を高めます。さらに、質問に答える力として発表でも活かされます。

プロセスの重要性

学生は、本番の発表のために長い時間をかけ議論や準備を重ねます。しかし、ときに発表までの長いプロセスよりも、わずか10分程のプレゼンの出来が結果を大きく左右するというのもまた事実です。とはいえ、プロセスへの注力は無駄ではありません。それどころか、評価されるプレゼンには必要不可欠な要素です。十分な準備は、プレゼンでの落ち着いた受け答えに現れるからです。

プレゼンの限られた時間内に成果を存分に発揮するためには、プロセスが成功の鍵なのだとわかりました。今回挙げた3つの特徴は、グループワークを成功に導くきっかけとなるのではないでしょうか。

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