電気、ガス、水道のいずれかが毎月の半分止まった生活をしていた幼少期。創業当時の企業資産は車一台とストーブ、布団だけ。そこから年商65億円の会社を育てた社長が話す、今後の未来とは?

決して順風満帆ではなかったこれまでと、今だからこそチャレンジできる新しい世界観。
社長森田さんにH2の過去、現在そして今後の未来についてありのままを聞いてみました。

森田さんの強さの源泉ってなんですか?

ー森田さんについて教えてください!

私は、北海道出身で男4人兄弟の母子家庭で育ちました。
これからもわかるように大変貧乏でした。(笑)

電気、ガス、水道のいずれかが毎月の半分止まっていましたし、基本的に夕飯がない、みたいな。
なので、お腹が減ったら寝るという生活でした。
高校の修学旅行も家にはお金がなかったので、自分でバイトして貯めて行くという感じでしたね。

17歳の時に、家賃が払えずアパートを追い出された経験もあります。(笑)
兄弟で不動産屋に電話しまくって探し回り、ようやく住む場所の確保ができたことはいい思い出です。

ーすごい人生ですね、想像を絶します。。。

結果的に、起業して今思うのは幼少期の頃の経験があってよかったということです。
ある意味若くして自立できていたこと、自分達で食べていくこと、生きていく力みたいなものが養われていたと思います

ー創業するまでは何をされていたんですか?

高校卒業後、人材派遣業界の営業職に入社しました。
色々と経験させてもらい、2年ほどして飲食業界で独立しまして。



起業への第一歩!結果は…?

ー初めての起業ですね?

はい、札幌で同級生と私とアルバイトの方と3人で独立しました。
最初は順調だったものの、経営のいろはもわからないまま独立をしましたので徐々に空回りしだしまして。最終的には借金まで背負い、失敗しました。

ー失敗されたんですね。さらに借金も。

食いぶちをつなぐためにコールセンターのアルバイトで働こうと決めて。
もう死に物狂いですよね(笑)
すると運良く、入社し2ヶ月後には約400人いた従業員の中で2位の成績をあげられたんです。

その後、お声がけをいただき縁あった企業3社ほどを転々としてまして。
この時もまだアルバイトだったんですが、全て入社1ヶ月以内で1位になりまして。

ーすごいですね…森田さんって営業のよくあるガツガツ感が全くないですよね(笑)

そうですね、ソフトだと良く言われます。(笑)
その後、通信業界の大手企業よりオファーをいただき転職。

そのタイミングで、兄から連絡があり、通信業界の営業を教えて欲しいと。
当時、兄は営業代理店として有志を募り会社を立ち上げていたんです。
ただし、通信業界での営業経験がなかったので教えてほしいとのことでして。

ーそんなことが!

私は業界が長かったことと、経験があったので引き受けました。
平日は早朝に私の家に集合して朝会みたいなことをやって、本日のタスクを共有し合う。
その後彼らはそれぞれ営業先へ、私は会社に出勤みたいな感じです。(笑)

で、終業後は再度私の家に集まりその日の成果などを報告し合っていました。
そして土日や休日は私も営業先へ行くという生活でした。

ー年中無休で働いていらっしゃったんですね!

そうですね、しかも北海道なので日中も寒いんです(笑)
−4度の中を10時間ほど営業しているわけです。

ー寒い…寒すぎる…

結果で言うと、私は当たり前ですが経験者ということもあり数字は上がりました。
ただ、一方でフルコミッションで働いている他のメンバーは思うように数字が上がっていなかったんです。
でもすごく真剣に取り組んでいて。

一方の私は大企業で勤めていてぬくぬくとしている。
そんな自分が情けないと思い、退職を決め再度起業することを決意しました。

再起。2度目の起業で見えてきたH2の原型とは?

ー副業からの転職、2度目の起業ですね。

はい、満を辞してですね。
主に、大学の近くに住まわれている学生の方を中心に営業開拓をしていて。
ただ、道内だとそんなに数も多くないので青森、秋田、宮城、新潟などどんどん南下していっていました。
月の半分は札幌で、残りの半分は出張という生活です。

ーどんどん拡大されていたんですね!

創業した当時の会社の資産は私のマイカー一台とストーブ、布団だけでしたので、車にストーブと人数分の布団を押し込んでメンバー全員で乗り合わせていくような感じでした。(笑)

ー出張時は部屋借りられてたんですか?

出張するたびに毎回、地場の不動産店に電話して安く借りれないか?と交渉してました。
すると、意外に安く貸していただける業者があって。
全員そこで雑魚寝の生活です。

ーすごい(笑)印象に残られているエピソードはありますか?

リアルホーンテッドマンションに泊まったことがあります(笑)
電気が点かない、廃墟同然のところでした。
部屋中蜘蛛の巣だらけ、隙間風がピューピューふいている、水道をひねるとサビ水しか出ないみたいな。シャワーをしたくて、ろ過装置を買いに行きましたが3つほどはサビで使えなくなりました。(笑)

ー想像を絶しますね…当時の会社の目標はどんなものを掲げられていたんですか?

当時は、47都道府県で開拓して代理店業の中でのNo1を目指していました。
最後の沖縄では社員全員で旅行して帰ろうという夢がありました。

しかし、長野近辺で車が故障してしまい夢は潰えましたが…
その時に、訪問販売ではなくテレマーケティングに大きくシフトしようと決めました。
もともと私の経験としてもテレマーケティングの方が得意だったというのもあってですね。

テレマーケティングへシフトされ、取り扱う商品も変わられたんですか?

はい、主にインターネット回線を扱うようになってどんどん拡大ができるようになりました。
その中で、自社のプロバイダーを持ちたいと思うようになりいろいろな方のツテを当たりまして。

幸いにも自社のプロバイダーを持てるようになって一気に加速した感じです。
あとは、テレマーケティングにかかる電話回線のコストがバカにならなくなったので、なんとか下げられないかといろいろ調べて、キャリアに直接交渉しにいったりして。

理想を実現する力が御社の強みですね。代理店でもある御社が自社製品やサービスを持ちたいと思われた理由はなんだったんですか?

大きく2つあります。

一つ目が代理店として様々なメーカー様の製品を扱っていると、もっとこんなものがあったらいいのにというものが自然と出てくる。
それは導入をいただくエンドユーザー(顧客)への満足度にも直結するので、あったらいいなを形にしたいという想いですね。
二つ目は、社員が自信を持って自社の製品やサービスを提供でき、かつ、もっと良い生活や待遇を得られるようにしたいという想いからですね。
顧客・社員に最大限の満足度を提供することが、会社として、そして私にしかできない大きなミッションだと思っているので、自然とそういう考え方になりました。


H2だからこそ見えてきた確かな手応え

ーある意味代理店モデルだからこその強みですね

そうですね、代理店モデルとしては顧客の声も直接聞けますし、商品やサービスの良し悪しもわかるので、良いものを作れる環境にいたと思っています。
今は代理店モデルはもちろん継続的にキャッシュを生み出す柱として考えていて、その中で見えてきた顧客の課題を解決できるWebサービスを我々が生み出していくことを次の柱として考えています。

ーそれは通信分野に留まらずですか?

はい、その通りです。
通信分野以外でも考えていますよ!
通信の分野はエンドユーザーが多業界に富みます。
ですので各業界ごとの課題にも触れられますし、企業フェーズもまちまちなのでサービスを考える前提が非常に広いんです。

ーでは今後バラエティに富むサービスリリースを考えていらっしゃるんですか?

はい、今年はまさにいろいろなWebサービスをローンチしていくフェーズです。
既存プレイヤーでは解決できていない課題を解決するサービスを営業ならびにエンジニアと一緒になって作っています。

サービスを企画する上での決め事ってあるんですか?

一番は「顧客と長いリレーションシップを築けて並走できるモデルであること」ですね。
売り切りではなく、長いお付き合いの中で顧客の課題にとことん寄り添えるモデルでありたいと思っています。

ですので、ローンチ予定のサービスで多いのはSaaSモデルですね。
分野は様々で、飲食店をはじめとするサービス業界向けのサービスであったり、マーケティング分野のサービスであったりです。

ー今目指されている目標を教えてください!

はい、当社だからこそ生み出せるサービスを生み出し続けることですね。
それを通して顧客の課題を解決し続けられる存在になることです。
当たり前ですが、プロダクトありきではなく顧客の課題やニーズありきで考えていきたいと思っています。

ーそのために必要なことってなんでしょう?

組織的にも大きな転換を迎えていると思っていて、マーケティング領域やエンジニア領域の組織を強化していくことが必要だと感じています。
本当に0からの立ち上げに近いと思っていて、着手し始めています。

あとは会社の風土というか文化に近いと思うんですが、アイデアに投資していくスタンスであると社員全員に浸透させていくことですね。

ー最後にメッセージがあれば!

エンジニアの皆様には多様な関わり方をご用意しております。
それは関わり方だけではなく、多様な方と議論できるようなハブになることを当社として目指しているので新しい発見や気付きなどを得ていただける環境です。
ですので、まずは興味がある方は全ての方とお会いしたいと思っています!

ーなるほど、ありがとうございます!次回はさらにサービスについてや組織について教えてください!

ありがとうございました。是非是非!


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