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不動産購入のタイミング

住宅をご購入される際に、頭金が用意できてからというご検討をされる方は少なくありません。実際、とても堅実な考え方だといえるでしょう。

しかし、この考え方はメリット・デメリットという目線においては必ずしも正しいとは断言できない点があります。

家賃と住宅ローンは、月々のお支払額が同じになるように設定したとしても、そこには絶対的な差があります。

それは【消費か貯蓄か】という違いです。

住宅ローンは【有期限】。家賃は【無期限】の支払いです。家賃の場合は、20年・30年と支払い続けても手元には何も残らないのに対し、住宅ローンは最終的に【不動産】という資産が手に入ります。この点で【家賃は消費、住宅ローンは貯蓄】と言い表しています。

話は戻りますが、頭金を貯めるためには貯蓄をする必要があります。年間50万円を頭金として貯蓄でき、5年間で250万円貯まると仮定しましょう。月6万円の賃貸物件に住んでいれば、頭金250万円を用意するまでの期間に家賃として360万円を【消費】したことになります。

反対に、頭金は貯めずに今購入したとしましょう。月々の支払額を家賃と同じ6万円に設定すれば、上と同じ条件なので5年間で250万円の貯蓄ができます。

月々6万円のお支払いであれば、35年払い/金利0.775%/月々均等払いで約2200万円のお借入れの支払いとなります。5年後を見たときに、住宅ローンであれば2200万円の残債は約1950万円。頭金を貯めるプランと比べた際の差はわずか5年で【元金返済額250万円】にもなってしまいます。同じ【月々6万円】を支払いながら、250万円もの差異が出てくるのです。もし5年後に同じ物件を250万円安く買うことができれば結果としては同じですが、支払期間が5年長くなることを考えると、堅実ではありますが必ずしも有益なプランとは言えないことが分かります。 

ここからは私的な見解ですが、住宅を購入することが決定しているのであれば、【なるべく早く取得】することが得策なのではないでしょうか。話はそれますが、私は26歳の頃に中古不動産を取得しました(住み替えも念頭にいれた上で購入の決断をしました)。

東日本住宅 永山営業所は、永山駅目の前にある竹取の湯の向かいにあります。住まいに関するご相談・ご質問などあれば、お気軽にお立ち寄りください。営業所スタッフが誠心誠意対応させていただきます。

永山営業所 池上 光男

TEL:042-373-2711

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