直接触れることでわかるもの。

念珠の房を国内で製造している部材メーカーさんの数は本当に少なく、昨年も取り扱いのなくなった工房があったそうです。つまり、国産と謳っていても、パーツは全て海外での加工、最後の組み立てだけを国内で仕立てて国産としているところが非常に多いということです。そりゃそうですよね、念珠という商材自体が既にあまりにもニッチです。その中の1パーツですから、もう本当に小さな小さな市場の話です。

そんな中、ひいらぎでは糸の染色・撚りをかけるところから全て国内でオリジナルの房を作っていただいています。オリジナルの房を発注している数珠のメーカーさんがうち以外にいると聞いたことはない、それくらい珍しいことです。国産だから絶対にいい、とは全く思っていませんが、私が見てきた数々の念珠房とこの工房の房とは、手に取った瞬間に違うことがわかるので、どうしてもここでお願いしています。

撚り上がった糸を最後、このように房の形にするだけでも非常に集中力と手間のかかる作業で、皆さんが思っていらっしゃるよりずっとずっと工賃は上がってしまうけれど、でもひいらぎの魅力においてかなり重要なところだと思ってオリジナルにこだわっています。物の魅力というのは、本当にささやかな違いの積み上がりで、最終的にはかなり違ってくるのです。

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