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会社紹介|作品で振り返るヒルズの歴史 vol.2

こんにちは!ヒルズの河野です。

私たちヒルズの歴史を、作品と共に振り返るシリーズの第二弾。今回は2000〜2007年頃の作品を通して、紐解いていければと思います。

ちなみに私の入社は2004年なので、個人的な思い入れが強い作品も紹介していきます。


▲(左)炊飯器「世界に通用しない、ナショナル。」/(右)家庭用燃料電池「地球を燃やしすぎた250年。」

炊飯器の広告「世界に通用しない、ナショナル。」は、2001年の電通賞で雑誌部門賞を受賞した作品です。国によって異なる炊飯事情。それぞれの国のスタイルに合わせ商品そのものを作り分けているということを、 “世界に通用しない” とあえて言い切ることができたのは、市場のニーズに応え、商品をローカライズするアイデアと技術を持った松下電器だからこそ。日本をリードする企業に寄り添いながら、広告制作に携わってきた私たちにとっても誇らしい作品です。

「地球を燃やしすぎた250年。」は家庭用燃料電池の広告で2005年の作品です。地球を模した燃えるマッチ棒の曲線が、CO2排出量のグラフになっているアイデア。シンプルなようで言い得ているビジュアルとコピーに、ハッとさせられる原稿です。こちらも、第58回新聞広告電通賞など多くの賞を受賞しています。

さて。ここからは私が入社し、汗と涙をたらしながら(笑)新人デザイナーとしてキャリアをスタートさせた頃…。思わず熱い気持ちが蘇ります。

▲(左)スーパーアレルバスターシリーズ「子だくさんの国になったニッポン。」/(右)パルックボールプレミア「次のとりかえは、「たつ」さん。」

「子だくさんの国になったニッポン。」こちらの制作に私自身は参加していませんでしたが、入社して初めて、企画から広告賞を獲るまでの仕事を見せていただいた仕事で、とても印象に残っています。大量のアイデアの中から、社会性・時代性を鑑みて時代に響くものなのか、今しか言えないことなのか、しっかり商品に落ちているのか…。吟味され選ばれた原稿でした。撮影には、カメラマンさんをはじめ、沢山のスタッフや出演者…。多くのプロフェッショナルたちが真摯に向き合う姿や、新聞30段という大きな媒体に広告を載せるものを創るということの責任を感じたことを強く覚えています。日本における愛玩動物の数が子供の数を上回ったという話題をフックに、 “人とペットがお互い幸せに過ごす環境をつくる” というメッセージを込めて。この原稿は、準朝日広告賞と新聞広告電通賞の優秀賞を受賞しました。

パルックボールプレミア「次のとりかえは、「たつ」さん。」は、2007年の大晦日の新聞に掲載された広告です。実は、私のアイデアが初めて採用された作品でもあります。カンプ製作時には、自分で大量の切り絵を作り検証をしました。そこから、作家の選定〜提案〜発注〜納品まで。当時まだ入社3年ほどのルーキーだった私のアイデアをしっかり引き上げ、磨いてくれたクライアントや代理店の方、そして上司に、今でも感謝しています。この経験は、私がデザイナーとして歩んできた中でも大きな一歩になったと感じています。成長中の若手社員や、これから仲間になるデザイナーにも、そんな成功体験を重ねて成長して欲しいと思います。

今回はここまで。

次回もぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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