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嫌なことも恥ずかしいことも、僕は全て高尾山に置いてきた。【リモートワークのすすめ】


 恥ずかしながら、小学生時代に一度インターネットで炎上したことがある。

この恥ずかしながらは枕詞ではない。本心だ。インターネットは怖い。

当時、ネットゲームにはまっていた僕なのだが、「ぷぷちぇ」というユーザー名でゲームをプレイしていた。

それにしてもネーミングセンスが圧倒的におっさんである。

ある時、元祖ヲタサーの姫のような女性ユーザーとゲーム内システムで結婚をした。


 月日は流れ、離婚をした。あくまでゲーム内の話だ。

しかし、さすが元祖ヲタサーの姫。取り巻きのユーザー達が寄ってたかって私を叩き始めるのだ。

すると、ある一人の取り巻きが、僕も全く心当たりがない中年男性の写真を「こいつがぷぷちぇだ。」と、でっち上げのプロフィールと共に掲示板に投稿した。

心ない人間たちがそれをはやし立て、炎上に至る。

「ぷぷちぇ」がゴキブリだという設定で、僕がメスのゴキブリと交尾する短編小説も書かれたりもした。今にして思えばカフカも顔負けのなかなか先鋭的なセンスだ。

 「信じてくれよ!僕はこんな顔じゃない!僕は小学生なんだ!」

僕の叫びはむなしく、鎮火されることはなかった。


非常に繊細な年頃であった僕は翌日学校を休み、一日中画面を濡らすこととなった。

パソコンの前で号泣するのはあの時が最初で最後であろう。


 誰にでも忘れたい恥ずかしい過去の一つや二つはある。

 おはようぐもにん。インターン生のシュンです。


 自宅や近所の喫茶店に代わる、リモートワークに適した場所を探すべく、毎週様々な場所を渡り歩いている。前回メイドカフェに行ってきた話も記事になっているので是非。


 先日も、よりリモートワークに適した場所を探す旅に出たので、その様子をお届けしたい。

 都会から少し離れたその場所には、お世辞にも傲然屹立とは言えない小さな山がある。

私の経験から推測すると、Bの65くらいである。

雑音ひしめく都会に隣接したその土地には、喧騒と静寂が交錯している。

都会の喧騒から離れているのではあるが、山には山の喧騒がある。

小川のせせらぎ。小鳥のさえずり。風に揺らめく木々の葉。

静寂に包まれているからこそ生まれる喧騒交響曲がある…

…ここには嫌なことや忘れたい過去を忘れさせてくれる不思議な力が充満している。


 陶芸家が集中したいときにすることは何であろうか。そう、山籠もりである。

山籠もりをすると爆発的な集中力と創造力を得られることが科学的に証明されている。

…多分。

そんな気がするので、今回は山で仕事をしてみたい。

 朝の8時に家を出発した僕は当然、例のごとく二日酔いである。

後から気が付いたのだが、この時点で普段より家を2時間早く出発している。

高尾山口まで片道2時間弱。


既に精神的にも肉体的にも限界を迎えた僕は2歳児になった。




 2歳児になり、イヤイヤ期を迎えた僕は、絶対にここから動きたくないという堅い意思表示をする。

すると、同行してくれたカメラマンに早く動くよう、叱咤される。

2歳児にそんな叱り方をするなんてひどい話だが、2歳児は叱られると動かざるを得ない。


麓での誤った教育方法を後悔するくらい、山頂に到着するまでには歪んだ大人に成長してやると自分に誓い、歩みを進める。



 登山リフトで既に歪んだ大人に成長していた。


これは僕が趣味である出会い系アプリに興じている姿だ。

歪んだ大人になってしまった僕は移動時間を有効に活用し、己の欲望のままに生きることを覚える。


弊社広報担当に「あまりに絵面が汚い」という理由で掲載NGを頂いたが、モザイクをかけるという折衷案で妥協していただいた。



道中のことは省略させていただこう。

静かでのどかな心地よい山道をのんびり登るだけだった。

強いて言うなら、記事用にと写真を撮っているところを通行人に白い目で見られるのが恥ずかしかったくらいだ。


 悪意のない「お兄ちゃんなにしとるんだ?」が胸に突き刺さる。

 悪意のない「見てー、あそこに座ってる人がいるー」が胸に突き刺さる。


なんやかんやで歩いて小一時間、山頂に到着する。


 私自身も忘れていたのだが、当記事はリモートワークの記事である。

さすが大自然、嫌な思い出と恥ずかしい過去も含めてすべてを忘却の彼方へと屠ってくれる。


一応リモートワークの場所としての評価をしておく。


良かった点

・空気が美味しい

・静か

・不思議と集中力が増すので、仕事自体はとても捗る

・登山が程よい運動になる

・忘れたいことや恥ずかしい過去を山頂に置いてこれる


悪かった点

・登山にかなりエネルギーを使う

・仕事すら忘れたくなるくらい素敵すぎる雰囲気

・自宅⇔山頂の往復で5時間強

・わざわざ山でやる必要がない

・ケーブルカーの終電を逃す


ケーブルカーの終電が18時なんて聞いていなかった。


 リモートワークの場所としてはオススメ出来ないが、休日をまったり過ごすにはとてもいい場所なので、是非訪れてみて頂きたい。

過去のリモートワーク記事


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