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スマホよりも薄っぺらい言葉【インターン生の新潟出張手記】


 「清々しい朝」が本当に存在するのなら教えてほしい。


起床時刻を迎えると、けたたましく鳴るサイレンのような電子音が僕の耳を突き抜け、脳にまで到達する。


瞬間、とても不愉快な気持ちになる。


好きな音楽をアラームにセットすると、1週間経ったあたりからその音楽が嫌いになる。2週間経つと、逆に慣れてしまい、一切の目覚ましとしての効果を発揮しなくなる。


騒音の元凶である、僕の「好き」という言葉くらい薄っぺらい電子媒体を操作し、僕の安眠を妨げる要素の一切を排除する。ついでにSNSのチェックをしているようだが、低血圧で寝起きが悪い僕はこの時のことは一切覚えていない。


再び眠りにつく。


 第2次起床時刻を迎えると、小鳥のさえずりが聞こえてくる。不思議とこの時はアラーム音をすんなりと受け入れられるわけだが、それでも「清々しい朝」とは言えない。


せいぜい「きよきよしい朝」だ。


 再び、一通りSNSのチェックを終えたところで衝撃を受ける。



寝ぼけている間に新潟行きが決まっていた。



 おはようぐもにん。株式会社ハイウェルインターン生の高木です。


というわけで、先日急遽出張で新潟に行ってきたので、その時の様子をお届けしたい。


上越新幹線に揺られ、およそ2時間。降り立つ駅は新潟駅の一駅手前、燕三条駅である。



 This  is  "ノスタルジー"


電車は1時間に一本、移動は基本バス。駅前に広がる景色は田んぼ。

生まれ故郷の岩手を思い出す空間だ。


僕の育ちのほとんどは東京だが、横文字を使っておけばそれっぽくなるような気がする。




 弥彦神社を訪れる。


緑と静寂に包まれた荘厳なその神社に、僕は最先端の「インスタ映え」を見出した。

どや顔でインスタグラムに投稿した僕であったが、後から調べたところ弥彦神社は既に「日本最大級のインスタ映え観光スポット」として既に紹介されていた。残念だ。




 せっかくなので、素敵な女性との良いご縁があるようにと、5円玉を投げ入れ神様に参拝する。


 僕は無宗教であり、神様の存在も特に信じてはいない。

それでも、こういう時は神様にお願いするのだ。

神様にお願いしても願いが叶わなかったら、神様のせいに出来て都合がいいからである。

人間はなんて傲慢な生き物なのだろうか。


 神様は都合のいい存在だ。

神様に誓った約束を反故にしても、「神に誓いはしたけど、神の存在を信じてないからこの誓いは無効」という言い訳が出来て都合がいいからである。

「神に誓うよ」という言葉は、我々が日頃使っているスマホよりも薄っぺらい。


きっと、私は結婚する時も信じていない神に誓い、離婚する時もまた同じようなことをのたまうだろう。



 新潟に行くにあたって旅行好きの知人にオススメの食を聞いておいた。


「新潟は生魚も焼き魚もやばい。あとは米。」

(訳:新潟はお刺身も焼き魚もとても美味しい。あとは、お米がとても美味しい。)


と返ってきた。

私は「やばい」とすぐに言ってしまう人間を基本的に信用していない。


「このタピオカまじでやばい!」


「シュンくんやばいねー!」


何が「やばい」のか全くわからないがために、ひどく薄っぺらく聞こえてしまうからである。

どれくらい信用していないかというと、やばいくらい信用していない。

「やばい」という言葉はスマホよりも薄っぺらい。


 しかしながら、「やばい」彼を差し置いても、新潟の魚は美味しいという話はよく聞くので、地元の人におすすめのお店を教えてもらい、夜は地の料理で舌鼓を打つ。




 やばいくらい美味しい。




 締めは宿泊先付近のラーメン屋さんに。


弊社代表は「明後日、パーソナルジムに行く日なんだよね。大丈夫かな。」なんて言いながら、この満面の笑みである。


これが彼の "プロフェッショナルの流儀" だそうだ。



 リラックスする時はリラックスし、仕事をする時は仕事をする。

きっとこれがハイウェル流なのだと思っている。


 全く仕事をしていない風に思われるのもなんだか癪なので、また後日、お仕事レポートをアップさせていただこう。

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