これからIT業界を目指す方へ
少子化や人口減少等により、企業の人手不足が深刻になっており、メディアでも頻繁に報道されています。
企業はこぞって人材確保に予算を割いてきていますので、まさに売り手市場です。
よって、以前よりも、未経験でも異業種に挑戦しやすい市況になっています。
2018年4月時点のIT業界の求人倍率は6.15倍だそうです。
実際、他業界からIT業界に挑戦する方は以前よりも増えているようです。
とはいえ、誰でも採用してもらえるのかというと実際はそうではありません。
書類選考が通らず、面接をさせてもらえないという方も多いのではないでしょうか。
やはり、未経験の場合は、IT業界に挑戦するための準備をしている方が有利となるでしょう。
では未経験でも選考されるにはどんな準備をするとよいのでしょうか?
応募した企業で求められる技術を独学ながら経験しているほうが、採用される確率は少し上がるのではないでしょうか。
例えば、スマホアプリを使った事業サービス会社や、アプリ受託開発会社であれば
Google playやApple Storeに自身が作ったアプリを登録してみてはいかがでしょうか。
当然、審査があるので、簡単にはいかないでしょう。
よって、両マーケットにアプリが登録されているだけで、一定レベルのプログラミング技能とともに、
登録や審査にかかる事務処理をこなせるということが、証明できるはずです。
審査は年々厳しくなっているようなので、申請しているだけでも、一定の効果があるかもしれません。
次に、上記より、やや効果は薄れますが、
手っ取り早いのは資格です。
アプリ開発系であれば、入門編のJava Blonzeをとっかかりとして、Java Silver取得を目指してはいかがでしょうか。
ネットワークインフラやサーバ構築系であれば、CCNAやLPICが入門編としては妥当かと思います。
もちろん資格があるから、即戦力であるとは、判断されませんが未経験のハードルは少し下がるはずです。
なにより、IT業界へ本気で挑戦するんだということを示すことができると思います。
本気度をアピールすることができれば、やり方は上記以外でも構いません。
必ず、選考がうまくいくと断言できるものではありませんが
「やりたいです」
という言葉だけのアピールよりは、採用される確率が少し上がるのは間違いありません。
そして、本質は自身のやりたいことに向かった結果、
少しだけ能力が向上したということがなにより重要です。
最後に
現在の市況を鑑みると、IT業界を目指す未経験の方にとっては、大きなチャンスがある時代背景と言えると思います。
未経験の方のIT業界挑戦が少しでもうまくいくことを心より願っております。
頑張ってください。