「メンバーが夢を叶える会社作りを」元大手人材企業の営業マンはなぜホテルベンチャーで個が輝く組織づくりに挑むのか

WANTEDLY インタビュー企画#4 吉田雄太

#member_profile
吉田雄太 1990年生まれ。関西学院大学卒業。学生時代に留学とインターンシップで合計2年間を中国で過ごす。新卒で大手人材企業・インテリジェンスに入社。リクルーティングコンサルタントとして、ヘルスケア分野のグローバル大手企業からベンチャー企業までの採用広報、採用戦略の立案から実行までを手掛ける。2017年4月より株式会社L&G GLOBAL BUSINESSに参画。人事企画、リクルーティングに取り組むほか、現在北海道の廃旅館の事業再生、温泉街の活性化プロジェクトに取り組んでいる。イランと村上春樹の本が大好き。
#interviewer
金井塚悠生 1991年生まれ。乙女座。大阪星光高校中退。関西大学法学部卒業。
2017年4月より、株式会社L&G GLOBAL BUSINESSの企画・広報担当。
最近、前世はスープカレーとボサノヴァが好きな女子美大生だと思い込んでいる。
最近まともに運用し始めたtwitter @kyukirrs


トップダウンとボトムアップ、会社員とフリーランス、自由と安定。
果たしてどちらが自分にとって幸せなのか。
社会人だったら、誰もが一度は考えたことがあることかもしれない。

広報担当の金井塚がHOTEL SHE,KYOTO/OSAKA等のホテルを運営するスタートアップ企業株式会社L&G GLOBAL BUSINESSで働く人達をインタビュー形式で紹介していくSOCIAL HOTEL FAMILY HISTORY。

vol.4の今回登場する吉田雄太さんもまた、大手人材企業の営業マンとして、組織の目標達成に邁進する毎日の中でふとそんなことを考えたそうだ。今どきめずらしいくらいに、純粋で真っ直ぐ。人一倍熱い心を持った吉田さんは、なぜ、大手人材会社からホテルスタートアップに転職して、社員みんなが組織に属しながら自分の夢を叶えられる会社を作りたいと思ったのか。話を聞いてみた。

図書館で出会った一冊の本をきっかけに
世界中を飛び回った学生時代

金井塚悠生(以下金井塚)
吉田さんは大学は関西学院大学の総合政策学部でしたよね。国際色豊かなイメージがあるのですが、なぜここに進学しようと思ったんですか。

吉田雄太(以下吉田)
高校生の時に姉の影響で何故か国連職員になりたいと思っていた時期があって。それで、調べているうちに、関西学院大学の総合政策学部に行きつきました。後、漠然と将来は海外で働きたいみたいな思いもあったので。

金井塚
むちゃくちゃ意識の高い大学生ですね。それで、入学後もグローバル路線一直線で海外飛びまわっていた感じですか。

吉田
それが大学入学後、全然友達が出来ず、しばらくずっと図書館に籠ってました。サークルにも入るタイミングを見失ってしまったので逆に振り切ってしまおうと思って。そんな生活が半年くらいは続きました。

金井塚
すごく意外ですね。めちゃくちゃ内向きな大学生活じゃないですか。その生活からは抜け出せたんですか。

吉田
途中からは学期中アルバイトをしてお金をためて、長期休みになると海外にバックパック背負って旅に出るというスタイルで学生生活を満喫していました。図書館に籠っていたころに読んだ本で、カナダとアラスカの間を流れる川を下るというシーンがあったのですが、それに影響を受けて、カナダに行ったのが最初のきっかけでした。その時は、一週間くらいかけて、実際に本に出てきた川を下りました。



金井塚
おお。また、一気に活動的になりましたね。本を読んで、実際にカナダまでいっちゃう行動力はすごいですね。他にはどんな国にいったんですか。

吉田
とりあえずヨーロッパの国々をまわったのと、東南アジアもベトナム、ラオス、カンボジア、マレーシア、シンガポールなどを一通りと、北米も車で縦断したりしていました。あと、中国には留学をしていた際に、色々な都市に行きました。

金井塚
中国には留学生として長期間滞在されていたんですね。どんな経緯で留学することになったんですか。

吉田
うちの学部は元々、留学生や帰国子女の人が多くて、英語は話せて当たり前という風潮があったんです。そこで、どんだけ英語を頑張っても、それなりにしかならないなと思って、当時日本人であまり話せる人がいなかった中国語を学ぶために中国に留学することにしました。

金井塚
当時中国はまさに経済成長期でいろいろ刺激的な環境だったと思うのですが、衝撃をうけたことや影響をうけたことなどはありましたか。

吉田
世界各国から集まってきていたさまざまな価値観をもった留学生や中国人の学生と夜な夜語り合ったりする中で、月並みな言い方ですが、ずいぶん人生にたいする視野が広がった気がします。



新卒で大手人材企業へ。
営業マンとしてがむしゃらに働く中でふと感じたこと。

金井塚
なるほど。留学なども経験されて、その後、就職活動にはどのような業界を見ていたのでしょうか。

吉田
就職活動をしていた時の軸は①海外で働けること。②人材開発にかかわれること。という2点でした。人材開発に関しては、もう少し噛み砕いて言うと、人と関わって、人が最大限に潜在能力を発揮できるような支援をする仕事がしたいという思いがありました。

金井塚
①海外で働けること。という軸は高校時代からずっとぶれずに持っていたものだと思うのですが、②人材開発にかかわれること。がしたいと思ったことはどういう背景があるのでしょうか。

吉田
これが理由だと言い切れるものはないのですが、強いて言うなら、元々、他人に対して共感性が強いタイプだったからかもしれません。昔から、人の感情に凄く敏感で、他人に感情移入してしまうことが多かったように思います。中国に留学していた時に、出稼ぎ労働者の人達と一緒にアルバイトをしていたことがあったんですけど、自分にはどうすることも出来ないことだと分かっていながら、一緒に働いている人の理不尽な境遇を知って何とかしたいと思ったり。



金井塚
なるほど。共感性の高さは凄く納得しました。1社目で選ばれた大手人材企業はそうした条件にはバッチリはまっていそうですね。入社後はどんなお仕事をされていたんですか。

吉田
そうバッチリはまっている。と「当時は」思っていました。入社後は、求人広告や転職フェア、セミナーなどの企画を通じて企業の採用のお手伝いをする仕事をしていました。業界はヘルスケアで製薬、医療機器の外資、国内の大手メーカーから中堅企業まで幅広く担当していました。高度な専門知識を求められたり、新参者には厳しかったりと、1年目にはなかなか大変な環境で、当時は泣きそうになりながらテレアポしていました。ただ、当時国の規制緩和によって、外資の製薬、医療機器メーカーなどがちょうど日本に進出してくるタイミングだったので、やりがいは凄くありましたね。

金井塚
人材企業の中でも、企業とやり取りをする部署で働いておられたんですね。製薬、医療機器の外資、国内の大手メーカーを担当していたときくと、まさに順風満帆な気もしますが、なぜ転職しようと思われたのですか。

吉田
初めの1年半くらいはがむしゃらにやっていたんですが、次第になんか違うなと思うようにになりました。営業職なので毎月明確に目標が設定されていて、それに対しての結果を評価されるんですが、初めて目標を達成した時に感じたのが「喜び」ではなく「安心」だったんです。それから、自分は、会社の経営陣から部署、部署からチーム、チームから個人へと降りてきた目標を達成するための歯車でしかないと感じるようになってきて。悩みながら働く中で、去年の冬に、自分の中で新たにやりたいことが見つかったこともあって転職しようと思いました。

金井塚
なるほど。モチベーションの源泉が、自分のこれを成し遂げたいという「内発的動機」によるものではなくて、会社から課されたノルマという「外発的動機」からきているものだということに気が付いて悩むというのは、僕も含め、組織で働く多くの人が経験することかもしれません。でも、そんな中で自分が本当にやりたいことが見つかったんですね。

吉田
将来、地元の奈良でゲストハウスや旅行代理店を経営したい、あと、古民家などをリノベーションした空間で本や音楽などカルチャーを通して学生や若手社会人にキャリア教育をしたいという夢が出来たんです。そこで、いきなり起業を考える前に、組織に入って経験を積むのもありかと思って、wantedlyで「旅行/ゲストハウス/インバウンド」などで検索して出て来た企業を見ていました。その中でも当時「ホテルをベースとした旅行事業」という面白い打ち出し方をしていたL&G GLOBAL BUSINESSに魅力を感じて応募しました。


社員みんなが自分の夢を叶えられる会社を目指して
ホテルスタートアップで人事面からの会社づくり

金井塚
そんな経緯だったんですね。L&G GLOBAL BUSINESSに入社後は、結構全国の拠点を飛び回っておられる印象なのですが、どのようなお仕事をされてきたのでしょうか。

吉田
入社後の半年で拠点は京都のHOTEL SHE, KYOTO、北海道富良野のpetit-hotel #MELON、層雲峡のホテルクモイといろいろなところに行かせてもらいました。仕事は、初めは、ホテルの現場でフロント業務などから、ホテルの運営業務を一通りやって、慣れてきてからは、現場の仕事と並行して、人事戦略の策定から人材開発まで、人事に関する業務全般を担当しています。

金井塚
社員の採用に関しては、吉田さんが入社するまでは特に専属で担当している人がいない状態だったんですよね。

吉田
これまでは、wantedlyに応募がある度に、その時対応出来る社員さんが担当していて、そのため、採用フローが明確じゃなかったり、必要な情報共有が出来ていないことがあったりという状態でした。まずは会社のビジョンを再確認し、中長期計画を見据えた人事計画を立案しました。そしてL&Gの企業文化を考えながら、求める人材像を洗い出し、実際の募集要項や採用フローに落とし込みました



金井塚
これまでは本当に社員数名のスタートアップだったのが、今年は層雲峡のホテルクモイの事業譲渡やHOTEL SHE, OSAKAのオープンなど、会社が拡大していく中で、組織の仕組みづくりが必要な時期だったと思います。その中で、組織運営の要の一つである採用フローの見直しは非常に重要な業務ですよね。

吉田
そうですね。今後は社員の育成にも力を入れていきたいとおもいます。今、社員さん達は、会社が成長段階ということもあり、一生懸命目の前のことに頑張って取り組んでくれていますが、数年先、振り返ってもちゃんと明確なスキルが身についている状態をつくりたいと思っています。育成の環境を整えることで、この会社で働きながら、社員さんみんなが、自分のやりたいことを実現出来る。最終的には自分の夢を叶えられる組織を作りたいと思っています。

金井塚
とても素敵なヴィジョンですね。
自分のやりたいこと、例えば、L&Gの社員さんの場合、将来ホテルやこだわりの空間をつくりたいといったことを実現する場合、あえてリスクの大きな起業や独立といった選択肢をとらなくても、組織に属しながらやりたいことを実現できる。そのために必要なスキルを身に着けることを会社として応援するというのは、とても魅力的で合理的な環境だと思います。採用の話で言うと、来年度には初めて新卒の新入社員も入ってくるとか。

吉田
今、3名が入社予定です。人を採用するという業務はその人のキャリアに責任に追うことだと思っているので、引き続き社員さんが快適に働いて成長できるための仕組みづくりも進めていきたいです。すぐに答えが出るわけではありませんが、人材をどう活かすかについて考え続けることは自分のミッションだと思っています。手前みそですが、ありがたいことに、今は本当に優秀でカルチャーにもマッチした人材が集まってきています。私自身も今のこの会社とチームのメンバーが凄く好きなので、これからも今あるL&Gの風土を大切にながら、組織としての仕組みを整えていきたいと思います。



金井塚
なるほど。吉田さんの会社への愛が伝わって来る気がします。そんな吉田さんの考えるL&Gらしさ、社員さんの共通点や会社の風土ってどういったところでしょうか。

吉田
いくつかあると思うのですが。みんな、映画、音楽、ファッションなどのカルチャーが好きなこと。みんな旅好きなところ。海外経験があるところ。行動指針的なところだと走り始めてから考えるみたいなところですかね。PDCAじゃなくて、STPD(see, think,plan,do)を重視する企業文化ですね。あと、これは採用基準でも意識していることなのですが、「自分のやりたいことを熱く語れる人」であること。自分のやりたいことってなかなか見つかりづらいものだと思うのですが、うちの社員さんはみんな見つけようと努力して行動している人、もがいて葛藤している人だと思います。私自身、前の職場では、自分が追いかけていた目標が、「自分の意志で決めた目標」ではなく、「会社から与えられた目標」であると感じてから、どうやってモチベーションを維持していくかに悩んでいました。でも、今の職場では、自分発信でなんでも提案できるのでモチベーションに悩むということは一切なくなりました。個人が自分のやりたいことを自由に発信、提案できる「余白」があるというのもL&Gのいいところだと思います。

金井塚
やりたいことがまだ明確になっていなくても、行動しながらもがいて葛藤しているひとは確かに「自分のやりたいことを熱く語れる人」だと思います。そういう人だったら確かに、この環境を楽しんで活躍できそうなイメージが湧きますね。組織としての枠組みはありながらも、現場の人達に大きな裁量権があって、個人が自由に発信できる「余白」があるというのはたしかにうちならではの環境かもしれませんね。最後に今後この会社でこれから挑戦したいことはありますか。

吉田
先ほども言った通り、うちの会社は私と同じで、将来自分でホテルを持ちたい、自分のこだわりの空間をつくりたいという夢を持った社員さんが多いので、そうした社員さん達の夢を実現できる会社にしたいなと思います。会社に属しながら、社員さん一人一人が自己実現ができるキャリアパスを作る。というのがこれから挑戦していきたいことです。私も含めて、社員のみんなはまだまだ若くてキャリアも浅いのでこれからが勝負です。

金井塚
改めて、「会社に属しながら、個人のやりたいことが実現できる環境をつくる」というのはとても素敵な目標ですね。今でも少し実現出来ているところもあるとおもいますし、これから、個人も会社も成長していく中で、十分に実現可能な気がしました。今日はありがとうございました。


#編集後記

インタビューを終えて、改めて、吉田さんは、昭和のスポ根漫画に出てきそうなくらい人情派のただひたすらにいい人なんだと思った。実は、平均年齢20代前半のこの会社で唯一の既婚者なのだが、奥様は世界を飛び回るキャリアウーマン。スタートアップに転職することを相談した際も、「将来はちゃんと稼いでね」と釘をさしつつ、やりたいことならと言って快く背中を押してくれたというから、全くずるい男である。しかしながら、そんな吉田さんはこのL&G GLOBAL BUSINESSという会社を本気で個人が夢を叶えられる会社にするといっている。吉田さんと同じ様に、将来ホテルやお店などを運営してみたいと考えている人、また、前職での経験を活かして、会社の仕組みづくりをやってみたいと考えている人、そんな熱い思いを持った人たちがいたら、是非一緒に夢を追いませんか。


#wanted

株式会社L&G GLOBAL BUSINESSでは一緒に働いてくれるメンバーを募集しています。

■新規事業創出

ビジネスディベロップメントチームに入っていただき、ホテル事業に止まらない新規事業の立ち上げ、または1→100に携わるメンバー(PM候補)を募集します。

https://www.wantedly.com/projects/156836

■戦略人事

L&Gをよりクールな組織とカルチャーを持つ会社に進化させるHRチームのメンバーを求めています。
私たちは世の中の「当たり前」を書き換え、新しい文化をつくっていく組織であり、個であります。今後も既存の価値観や固定概念に囚われないチームメンバーを集め、規模が拡大してもそのマインドを持ち続ける組織作りと企業文化を醸成することがあなたのミッションです。5年後、10年後の社会、会社、そしてメンバーの在り方を考え、組織と企業文化をつくっていく。そんな新しい人事の在り方をつくる意志のある方を、待ってます。

https://www.wantedly.com/projects/155318

■ブランドデザイナー

統括デザイナーとして、全メディアや店舗のビジュアル制作またはディレクションを行っていただきます。ミッションはL&Gグローバルビジネスの企業イメージ、そして「HOTEL SHE,」ブランドのイメージをビジュアルから創り上げることです。コーポレートサイトやその他メディアや、実際の店舗、オフィスなどを見たときに、どのような印象を与えるか、意図するブランドエクイティーを築けるかを意識しながら、ビジュアルのクオリティ管理、時には制作を行っていただきます。経営陣やマーケター、人事そしてそれぞれの現場マネージャーやスタッフと連携して、私たちが描く世界を表現できる方、待ってます。

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