1
/
5

UI・UXもマーケティングも担い、カウルのデザインで「世の中を変える」

カウルを運営するハウスマートのメンバー紹介。

第4弾は、プロダクトデザイナーの稲井です。稲井は2017年にプロダクトデザイナーとして入社。現時点で唯一の専業デザイナーに、ハウスマートのデザインや、これからデザイナーに求められるものを聞きました。

稲井 学(Manabu Inai)
株式会社Housmart プロダクトデザイナー
日本大学芸術学部卒。在学中は録音技術を学んだのち都内の映像制作スタジオに就職。やり残した夢と本気で向き合うべく、退職し、音楽活動に専念。その後、Web制作、デジタルデザインを独学で身につけ、スターティアラボ株式会社のWeb制作部門にて第二のキャリアをスタート。
多数の受託案件を制作したのち、自社開発CMSのUI改修を担当。実績とデザイン力が認められ、デジタルプロダクトの開発部門に転籍。電子ブックやARサービスのオーサリングツールや、iOS/AndroidアプリのUI/UXデザインを統括。同社が100人未満から500人規模に成長し、東証一部への上場にUI/UX面から貢献。
自身の住宅購入経験で不動産業界に興味を持ち、運命的にHousmartと出会う。カウルのUI/UXを中心にプロダクトデザイナーとして参画。


マーケティングや他の領域も絡むから「プロダクトデザイナー」

-稲井さんはデザイナーとのことで、デザイナーの仕事や職域を教えてください。

ハウスマートでプロダクトデザイナーをしております稲井です。まず肩書なのですが単に「デザイナー」や「UI・UXデザイナー」ではなくて、「プロダクトデザイナー」と名乗っています。これには理由がありまして、もちろんUI・UX・グラフィックといったことも手がけているのですが、それに加えてたとえばアプリをどう宣伝するか、つまりマーケティングや他のことにも関わっているからです。

プロダクト自体のデザインはもちろん、それをどうやってお客様に届けていくのかというか、プロダクト自身にコミットしているんです。なので「プロダクトデザイナー」を名乗っています。


-稲井さんはカウル社初の専業デザイナーと伺いました。入社したときのデザインはどういう状況でしたか?

基本的なことができていませんでしたね笑 ボタンの色が違ったり、右端がそろっていなかったりとか、そういうレベルからです笑

私がジョインした当初、カウルのミッションやどう行動するかということは明確だったのですが、他方でそれをどう見せていくかということは対処が遅れていたという印象(※)です。

ちょうど今引っ越し作業をしているので、エントランスのデザインを担当したり、マーケティングチームと協力してどうやってブランディングしていくかということも議論しています。

肝心のプロダクトですが今はアプリに注力していて、webはこれから手をまわしていく、といった状況です。

(※)カウルTech Blog「デザイナー不在のチームのデザインフローを整えた話」


マンションを買うのが楽しかったから、ハウスマートにジョイン

-稲井さんの経歴を教えてください。

大学を卒業してからしばらくインディーズのバンド活動をしていました。バンドだけじゃ食えないので働かなきゃいけなかったのですが、まずはスキルを身につけようとwebの専門学校に入学したんです。そのままweb制作会社に入社して、ここからデザイナーとしてのキャリアをスタートさせました。

この制作会社でしばらく働いたあと、グループ会社に印刷会社向けに電子ブックやARツールを開発する会社がありまして、そこに転籍しています。ここで電子ブックの設定画面やアプリケーションデザインの経験して、ハウスマートに入社しました。


-ハウスマートで働くことになったきっかけを教えてください。

前職時代にマンションを購入したんです。そのときに針山の本を偶然読んでいて、そこに書いてある通りに家を買ったんです。たとえば「夜も家のまわりを確認しましょう」とか、「マンションの管理状態のチェックはゴミ捨て場を見ればわかる」など、基本的なことなのですが初心者にとっては重要な情報が掲載されていました。

結果的に不動産を購入するのは半年くらいかかったのですが、その間楽しかったんですよね。その後に転職活動をしていたら、本当に偶然なのですが針山から連絡が来たんです。


-それはびっくりですね!

「え、あの針山さんですか!?」という感じです笑 不動産を買う経験は楽しかったし、キャリア的に次はC向けのサービスに触れたかったのもあって、ハウスマートにお世話になることにしました。

あとは世の中を変えることに向き合いたかったのもあります。前職もベンチャー企業ではありましたが、既存の業界をIT化して効率化しているイメージでした。もちろんそれが悪いわけではないのですが、私はユーザの方を向いて新しい価値を生みたかったんですよね。実際にやってみて難しい面は当然ありますが、今は世の中を変えている実感もあって、今は非常にやりがいがあります。


-お話を聞いていると、不動産テックって楽しいな!という雰囲気を感じました。

もっと効率的な業界に変えていきたい、という気持ちもあります。不動産を探すときは楽しかったのですが、その後購入するのが大変で…たとえば審査は厳しいし、何度も同じ手続きはしなきゃいけないし、ローンの心配もしなければなりません。なんでこんなに苦労しなければいいのかと思うほど大変でした。

ハウスマートには外国人メンバーもいて彼が教えてくれたのですが、アメリカにはクレジットカード情報を調べてくれる会社があって、そこを通すだけで不動産購入のための与信が完了することもあるらしいのです。日本でももしかしたら将来的にはFinTechと協力して簡単に審査できたりするかもしれませんね。これは一例ですが、スマホだけで不動産を購入できるようになる社会を創るのがハウスマートの目標です。これができたら世の中変わっていますよね。


デザインの職域を広げたいプロフェッショナルを募集!

-これから一緒に働くデザイナーはどのような方だとうれしいですか。

デザイナーによっては「要件定義はすぐにできていて、それを形にしていく」という方も少なくないかもしれませんが、ハウスマートでは要件定義にも積極的に関わっていきます。なのでデザインするだけではなく、「何をデザインするか」にこだわりたい方には魅力的な職場だと思います。

あとは専門スキルを活かした助け合いが好きな方も合うと思います。

一般的にデザイナーはあまり数字や分析が強い方はいないのかなと思いますが、ハウスマートには数字に強いデータアナリストがいて、デザイナーの足りないところを手伝ってくれます。逆にデザイナーはクリエイティブでデータの見せ方を手伝ったり自然と助け合ってますね。これはハウスマートという会社が一緒の方向に向かっているからなんですね。

フリーランスやある技術に特化した方だったりすると、こういう互助感覚をご存知ない方もいるかもしれません。5年10年と長いスパンでサービスの価値を積み上げていくためにはこういう関係が必要で、こういったことが好きな方は弊社に向いていると思います。

スキル的にはプロフェッショナルな方がいると嬉しいですね。私も必要ならグラフィックも実装もやりますが、必ずしもスペシャリストではありません。グラフィックをトータルでコントロールできるアートディレクターだったり、フロントエンジニアでデザインにも興味がある方とは一緒に仕事がしたいですね。

ハウスマートは結果を出しさえすれば働き方の自由も認められる、いい会社です。不動産に興味があったり、自分の中のデザインの職域を広めたい方はぜひハウスマートに遊びに来てください。


【インタビュー・ライティング】pilot boat 納富 隼平(Notomi Jumpei)

<<<Housmart社員インタビュー>>>

第1弾 中古マンション購入には、エンジニアだからこそ貢献できることがある - CTO宮永 照久
第2弾 エンジニアがビジネスを理解するのは、全員がひとつの目標に集中するため - CPO 高松 智明
第3弾 ブルーオーシャンな不動産テックで、「データを扱う」「考える」- CIO 松江 宏樹
第4弾 UI・UXもマーケティングも担い、カウルのデザインで「世の中を変える」- プロダクトデザイナー稲井

株式会社Housmartでは一緒に働く仲間を募集しています
3 いいね!
3 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング