「事業会社ならではの仕事に積極的に取り組みたい」公認会計士資格を持つ経理財務部長の次なる挑戦

今回は、コーポレート本部財務経理部マネジャーの川副浩司をご紹介します。

大学院卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)、地方公共団体、監査法人トーマツという異色のキャリアを経てハウテレビジョンにジョイン。

現在は経理・財務に関する責任者として業務を運営・推進するだけでなく、内部監査、売上算出のサポートも行っています。

業務のやりがいや入社の経緯、工学部卒業から公認会計士合格までのストーリーについてインタビューしました。

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川副 浩司(かわぞえ こうじ) プロフィール

大阪大学大学院工学研究科卒。
新卒で入社したインテリジェンスにてUSENに出向し、1年間営業を経験。その後公務員試験を経て福岡市役所に入職。技術職として公共工事を担当。仕事の傍ら勉強していた公認会計士試験に合格し、監査法人トーマツに入社。トータルサービス事業部に所属し、ベンチャー企業の上場前後の支援に約4年間従事。
2018年1月にハウテレビジョン入社。財務経理マネジャーとして経理・財務に関する責任者を務める。
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望まぬ出向。「ここから逆転するには」と悩んだ末、公認会計士試験に挑戦

ーーまずはハウテレビジョンに入社するまでの略歴を教えて下さい。

新卒でインテリジェンスに入社したのですが、当時リーマンショックの影響でいろいろあり、USENに出向になりました。USENでは1年働きましたが、「時代や景気の影響を受けないような自分の強味を持ちたい」と思い、退職を決意しました。

公務員なら時間がとれそうだし、仕事以外で自分のやりたいこととか探せたりできるかという思いがあって、まずは公務員になろうと決めました。

ーー公務員時代はどんなことをされていたんですか。

僕は学生時代、工学部で構造力学などを勉強していましたので、その時に学んだ勉強を活かして、市役所の土木分野の技術職みたいな形で入ったんですね。

担当したのは公共工事関連の業務です。たとえば国道246みたいな結構大きな道路があるじゃないですか。ああいうような大きな道路の設計とか積算。あとは工事の安全管理とか進捗とか、そういう仕事ですね。

結局、市役所に入って半年ぐらいで会計士を目指すことを決め、予備校に申し込みました。

ーーなぜ会計士だったんですか?

「景気に左右されないような自分の強みを持ちたい」と考え、公認会計士を思いつきました。会計って会社の経営の中でも重要な分野でやりがいもありそうだし、周りの友達に会計士は全くいなかったんです。

「周りとは違った資格を持っていた方が、何かあったときにそれぞれを補い合えていいかな」と思って公認会計士を目指すことにしました。

会計士試験に合格! トーマツではベンチャー企業 約20社の上場を支援

ーーとはいえ、けっこう会計士試験はかなり難易度が高い資格ではないかと思いますが。

そうですね。結構頑張りましたね。
市役所に勤めながら、3、4年ぐらいは会計士試験の勉強をしました。

会計士試験は年に一回あるんですが、一年目は受けるまでもないみたいな感じで、二年目は落ちて。三年目に合格しました。

ーー会計士試験に合格してトーマツに入社されたんですね。

はい。
監査業務は会計士にしかできない仕事だし、いろいろな会社を見れることに魅力を感じ、監査法人に進もうと思っていました。

また、大企業より中小企業の方が会社を俯瞰して見ることができるという点から、もともとベンチャー企業に興味があったんですね。そこで、業界の中でもベンチャーを含めIPO実績が高く、ベンチャーの監査に特化した部門のあるトーマツに入社を決めました。

ーートーマツではどんな業務を?

「トータルサービス事業部」といって、割と大手ではなくハウテレビジョンみたいに上場を目指していたり、これから成長していこうというベンチャー企業を担当する部署に在籍し、上場前の会社の監査や、上場のための体制作りの支援を4年ほどしていました。

ーー上場支援の仕事はいかがでしたか。

一人の会計士が担当する企業数は常に10社ぐらいで、その中で担当企業が入れ替わっていきます。

ベンチャー企業担当だったので、企業規模としてはさほど大きくない企業が多かったんですが、トータルでは20社くらい支援したと思います。

もともとやりたかった業務に携わることができたうえ、業界を問わずいろいろな会社を見ることができて、面白かったです。

ーーどんなところが大変でしたか?

「上場のためにはこういう体制が必要」となったときに、クライアントの手間を増やすようなことをお願いしなきゃいけないんですよね。

やっぱりそれは嫌がられるのですが、いかに実行してもらうかが腕の見せ所でしたね。

ーーただ会計の知識があるだけではできないことですよね。それは、所属がトータルサービス事業部だったからそういう業務が特に強かったんでしょうか。

そうですね。

担当企業はすでに上場している大企業ではなくベンチャー企業ばかりだったので、まだ管理体制が整っていないことがすごく多かったんですよね。

ただ、上場後のフォローもする場合だと会社が変わっていく姿が見えるんで、そういう意味では面白かったです。

具体的な社名は言えませんが、その業界では名の知れた企業の上場支援もやりましたよ。

上場する2年前くらいから支援をしたんですが、最初はまだ体制が整っていない状況でした。
請求書とかもクリアファイルにバサッとはさみこまれていたり、支払実績はあるのに、請求書が行方不明のものもあったりとか・・・。

ーーそうなんですね! 上場後はどんな感じに変わっていくんですか。

まずミスがなくなります。

また、決算資料に正しく数字が入っているかどうかをチェックしていくと、上場前とかは「あ、ここも違う」みたいな感じでミスがボロボロでてくるんですけど、上場してからはそういう間違いとかもなく、きちんと数字が出せるようになったりするんですね。

それ以外にも、たとえば資金調達によって新規事業を始めることができるようになったり、知名度が上がって社員もいっぱい増えて・・・というところを目の当たりにし、非常に手応えを感じました。

入社のきっかけはバイト!?「ちょっと社長と会ってみない?」で、いきなり面談

ーーその後、ハウテレビジョンに入社されたわけですが、そのきっかけはどんなことだったんでしょう。

COOの長村から誘われたんです。

長村とは、大学時代に居酒屋でのアルバイトで知り合いました。

学年は僕の方が2つ下だったんですが、僕が大学生で、長村がリクルートで働いていたときは、週5ぐらいで長村の家に泊まっていたりしました。

ーーそんなに仲良しだったんですか・・・!

よく二人でタバコを吸いながら、部屋で就活の進め方などについて親身に相談に乗ってもらったり、長村の仕事の話を聞かせてもらったりしていました。

大学を卒業して社会人になってからも、ちょくちょく二人で会っていました。

ーートーマツにいたときに、長村から「うちの会社においでよ」とお誘いがあったわけですか?

そうですね。最初はどこまで本気かわからなかったのですが(笑)。

「じゃあ今度ちょっとうちの会社に遊びにおいでよ」みたいな。

その後実際に、会社に遊びに来たら、「ちょっと社長と会ってみない?」となって。そういう感じで徐々に徐々に進んだっていう感じですね。

ーー面接はあったんですか?

面接というより、いわゆるカジュアル面談ですね。
CFOの西塚と代表の音成の二人からフランクに企業概要とか業務内容とかの説明を受けた感じです。

ーーちなみに会社の人と会ってみて印象は。

そうですね、僕は入社順や年齢とかで偉そうな態度をとる人が嫌いなんです。

でも、ハウテレビジョンには偉そうな感じの人がいなかったので。

会社の雰囲気も、みんながやりたいことを主体的にやっているみたいな話を聞いたので、「自由そうだな」と感じました。

ーーやはりいつかは事業会社に入ろうという思いもありましたか?

それはありましたね。

そういう意味では、4年間やってある程度経験も積めたし、そろそろ事業会社でやってみてもいいかなと思い、入社を決意しました。

経理・財務、内部監査、売上算出のサポートも。事業会社ならではの業務に積極的にチャレンジ

ーー今ご担当されている業務の内容を詳しく教えてください。

経理・財務のところと、あとはまだ動いてはいないんですけど、内部監査人の役割も頂いています。

また最近は、目標管理のための売上の算出を手伝ったりもしています。経営企画のような業務というんですかね。

ーーいまご自身が特に注力されていることはありますか?

一番は正しく決算を締めるということです。そこの体制づくりは一番力を入れていかなきゃいけないなというところです。

ーー苦労をされていることは?

今まで勤務していた監査法人とかだったら、一緒に働く人は全員会計士で同じ常識の中にいたんですけど、今は開発の人もいれば営業の人もいる。自分の常識がみんなの常識と違っていたりするんですよ。

こちらからみんなにお願いをして作業をやってもらうときに、まずバックグラウンドを説明して、理解してもらうという点では難しさを感じます。

ーーやりがいを感じるのはどういうところでしょう。

やっぱり人の役に立ったときは嬉しいです。

自分のスキルを生かして他部署も支援しています。
たとえば顧客が利用するタイミングを自由に設定できるサービスの場合、顧客の利用したタイミングによって売上が立つんです。

営業担当だと会計の専門知識もなく、そもそも受注獲得のために忙しいので、タイムリーに毎月の売上を算出するのは難しいんですよね、やっぱり。でも経理担当なら当然知識がありますのでそういうこともしやすいんです。

自分が手伝ったことで、「管理がしやすくなった」という声がもらえた時は嬉しいですね。

こういう一見担当外の業務のようなことができるのも事業会社の良さだと思っているので、積極的にサポートするようにしています。

ーーハウテレビジョンにはどんな方がフィットすると思いますか。もしくは、どんな方と一緒に働きたいですか?

今はまだ会社を形作る段階だと思うので、「特にこんな人」というより、どんな人であっても活躍できると思います。いろいろな人に入ってきてほしいですね。

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