こんにちは、HRクラウド株式会社内定者の赤川と市原です！
本日は、HRクラウド株式会社が展開するATS（採用管理システム）「採用一括かんりくん」をご紹介します！
記事後半では実際に開発当初から関わっているエンジニアでありHRクラウド株式会社のCTO（最高技術責任者）上田さんのお話を交えつつ説明しています。
ATSを知らない方、人材業界に興味がある方などにお勧めです。
ぜひ最後までお読みください！

ATSとは？

ATS（Applicant Tracking System 採用管理システム）とは、人事の方の採用に関する業務を一括で管理、また、採用活動をしていくための機能を備えたシステムのことです。応募者がどのような選考段階にいてどのように評価を受けているのかなどを追跡することができます。応募者とのやりとりを一括で行えるだけではなく、求人管理や情報管理、選考管理、内定者管理まで包括的に採用活動をマネジメントすることができます。

人事の方は1年の間に何百名、何千名という求職者の方と出会います。その「管理」をするというのは想像以上に大変です。これを解決できるのがATSです。

理念とのつながり、何故ATSなのか

当社のミッションは「明日の仕事が楽しみな世の中を創る」です。このビジョンを達成するために、まずは仕事への入り口となる「採用」へ着目し、人と仕事を「楽しい」で結び付けられるような「最適なマッチング」を生み出したいと考え、HRプラットフォームを拡大していく過程としてATSを展開しています。

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採用一括かんりくんとは

「採用一括かんりくん」の特徴はLINE連携によって応募者とのコミュニケーションスピードを高められること、簡単でさまざまな角度から検証できる分析機能、採用でかかる事務工数の削減の3点です。
LINEやZoomと連携しており、学生や時代に合わせたコミュニケーションを簡単、便利に行うことが出来ます。
また、Googleカレンダーや採用媒体（マイナビ・リクナビなど）の連携も充実しており、学生情報の集約や、資料データ回収、リマインド連絡、学生さんとの日程調整や連絡などの採用でかかる事務工数を削減します。

詳しくはこちらから！

ATSを利用すると、業務効率化によって採用においてかけるべき場所にリソースを使うことができ、採用の質を高めることができます。また、人的ミスの防止にもつながります。

どのようにして「採用一括かんりくん」ができたのですか？

上田「社長から「不合格者シェア」のようなサービスを作るのはどうかという提案を受けたのが始まりです。名前の聴き心地は悪いかも知れないですが、企業が不合格の人の前向きな情報を提示して、他の企業がその学生にオファーができるというサービスでした。学生は選考を受けて見送りになると、違う会社でゼロから選考を始めないといけないですよね。でも、就活でやってきたことが限られた時間の中で各会社ごとに縦割りでリセットされることは学生さんにとっての時間がもったいないと思ったのと、企業側からしても、また1から選考する必要なかったりするケースがあると思い、僕もこの思想に賛同しました。

そして、サービスを実現させる過程で、選考に乗っている人の情報、不合格者へ他の会社がオファーできるプラットホームを作る必要があり、採用管理システムを作ることになったんです。」

「採用一括かんりくん」を見ると不合格シェアではなく採用管理システムになっているのですが、どこかで変更があったのでしょうか

上田「後ろ向きで捉えられたくはないけれど、不合格者シェアがうまくいかなかったことがきっかけとしてありました。
このサービスの思想・課題へのアプローチは経営者の人たちに賛同してもらえたのですが、まだ世の中にないものを提案していくというのは当時の我々にはハードルが高く、拡大させることができませんでした。

この時期に会社の方向性を考えていく過程で、ATSに関しては元々市場があったこと、かつ、見込み客もいたので、ATSを売っていくことを経営戦略的な話で決定しました。

会社のビジョンにも表れている通り、「世の中で働くことを楽しくしたい」という思いがあります。なので、ATSで業務効率化したいとか人事の人たちの業務を軽減したいとかが主な理由ではなく、会社のビジョンを叶える手段として採用管理をすることを選びました。これまでビジョンを達成するための方法を模索してきて、今やっと固まってきたなと感じています。」

アンバサダーはオリエンタルラジオの藤森さん！

開発当初から関わる上田さんから見て「採用一括かんりくん」の強みとは何だと思いますか？

上田「それは「お客様からの要望に答えてきたこと」です。

採用一括かんりくんほどお客様の声を反映してきたサービスはないんじゃないかと個人的には思っています。今でこそ、月に1回のリリースだけれど、以前は毎週リリースしていました。要望への対応は本当に強みで、お客様と一緒に作ってきたと胸を張って言えます。未だに要望は無くならないので、結果完璧ではないっていうことではあるんだろうけどね（笑）。

僕は「商品の良し悪しの答えはお客さんが持っている」と思っています。作る側は試行錯誤して商品を作るけれど、それが良いか悪いかはお客さんが判断するもの。

そして、この考え方を会社の方針として行えていることがかんりくんの強みに繋がっていると思っています。というのも、開発者が意思決定をする会社もあるけれどうちの場合はカスタマーサクセスとか、フィールドセールスとかと一緒に意思決定をしています。それはお客様ではないけれどお客様に一番近く、お客様の声をよく聞いているからです。僕としてはエンジニアの楽しみとして、お客様に喜んでもらえること、というのもありますから、自分が納得するよりも、お客様に喜んでもらいたいと思っているので、お客様の声を取り入れられて、お客様が喜んでくれる商品を作れていることはとても良いですね。」

いかがでしたでしょうか。

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最後までお読みいただきありがとうございました！