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入社からちょうど1年。リードエンジニアとして活躍中の松木に、この1年間を振り返ってもらいました。楽しみながら成長するためのキーワードは、HRBrainが大事にしている「オーナーシップ」でした。
対極の環境に身を置いてチャレンジしたい
ベンチャーへの転職を考え始めたのは、2019年の秋ごろ。当時はわりと大きな会社で社内向けのプロダクトの開発に携わっていたのですが、もっと手触り感が欲しくなってきたんです。
まずは自社開発をしていることを絶対条件に、顧客のための開発をしている企業や、技術的な発信に積極的な企業を探して、10社ほどカジュアル面談に行きました。
HRBrainには、Go言語など技術面での興味がありました。実は最初はtoC企業を志望していたのですが、HRBrainのカジュアル面談でVPoEの川田と会話するうちに、「お客様を想いながら開発するという点では、toCもtoBも変わりない」と気づかされたのです。すぐに選考に進むことにしました。
皆すごく楽しそうに仕事の話をするな、というのが面接での印象でした。ちょうどAWSからGCPに乗り換えようとしている時だったと思います。そのプロジェクトの話を聞いて、フットワークの軽さや、皆がオーナーシップをもって仕事に向き合っている様子が伝わってきたんですよね。
そのとき、自分の心が大きく動いたのがわかりました。今の自分が渇望しているのはまさにこの、「自分で考えて自分で責任をもつ働き方」だ、と改めて気づいたんです。ここでなら、スキルもマインドも向上させることができそうだと確信し、入社を決意しました。
入社前とのギャップはゼロ。「働いていて気持ちよい」が第一印象
2020年2月に入社。コロナ禍が深刻化する前で、まだオフィスに出社できていた頃でした。
すぐにランチに行ったり、温かい雰囲気で迎えてもらえたのを覚えています。面接で受けた印象とまったく同じで、メンバーは直感的に同じにおいを感じるような、一緒にいて楽しい人ばかり。他人を攻撃するような人はおらず、気持ちのよいコミュニケーションができる場所だと感じました。
(久々にチームでランチをしたときの写真 ※普段はフルリモートです)
いちばん感動したのは、風通しのよさです。開発メンバーだけに閉じないコミュニケーションが、私にとっては新鮮でした。月初会など、ビジネスサイドの状況もオープンに知る機会が多く、情報の透明性を感じました。ある程度大きな会社だと、これはなかなか難しいですよね。
全社でフルリモート勤務に切り替わったのが、4月。社内のオープンな雰囲気に魅力を感じていたので、私としては少し残念でした。入社間もないこともあり、ビジネスサイドの人との初めての会話がリモートだったりすると、苦戦もしました。
それでもやはり、たとえこのご時世でなくとも、リモート勤務できる柔軟さはありがたいです。
今ではだいぶ慣れましたが、リモートでパフォーマンスを最大化させるためには、もっと工夫ができそうです。気持ちよくコミュニケーションをとるという土壌があるので、引き続き前向きに試行錯誤していきたいですね。
品質とスピードが両立する、プロ意識の高い開発組織
業務では、デザイナーやQAチーム、ビジネスメンバーと協働しながら、皆で一丸となってモノづくりをする感覚にいつもワクワクしています。
今開発しているのは、「組織分析」のプロダクト。
スプレッドシートに顔写真がマッピングされているイメージで、縦軸と横軸で組織を俯瞰できるものです(詳しくはこちら)。よくある「営業1部にはハイプレーヤーが多いね!」みたいな事象を可視化できるので、ゆくゆくは人材配置への活用も目指しています。
開発スタイルは、昨年10月からスクラム開発を導入。チーム主体で責任をもち、「小さく作って、都度改善」を繰り返します。
具体的には、例えば新規開発のフローだと、まずキックオフMTGをやります。PdM・CS・エンジニア・デザイナー・QAのメンバーと、「何を作るのか」「なぜ作るのか」の認識を徹底的にすり合わせ。その後、2週間のスプリントに区切って回していきます。ある程度見える・動くものができた段階で、PdMにシェアし、このまま進めていいのかをチェックする、という流れです
(2020年3月フルリモートになる前のミーティングの模様)
HRBrainの開発の強みは、品質にストイックにこだわれること。デザイナーやQAとはキックオフ後も都度会話をして、リリース前にもしっかりレビューしてもらいます。なぜなら、toBのSaaSは、プロダクト品質がお客様のビジネスに直接影響を及ぼすからです。
これはある意味当たり前なんですが、実は品質にこだわれるところは多くはないはず。スピーディな開発と、お客様に信頼される確かな品質、そのバランスを追求できるプロの開発組織だと感じます。毎日が濃密でやりがいが大きく、時間があっという間に過ぎていきますね。
自分がやらねば誰がやる。全て任されて、覚悟を決めた
とはいえ、最初から順調だったかというと、そんなことはありません。
スキルにこそ自信はあったものの、最初はマネージャーのサポートも多少あるだろうと期待して入社したのですが、その期待が完全に裏切られたのです(笑)。
「え、こんなに全部任されちゃうんだ!?」と正直かなり焦りましたね。もちろん相談には乗ってもらえますが、プロダクトに関してはマネージャーはほぼノータッチ。もう自分で考えてやるしかないと腹を括り、トライ&エラーを重ねながら必死で仕事に向き合いました。
今思うと、これぞまさしくオーナーシップですよね。いきなりまるっと任せてもらえたことで、まだ入社して1年ですが、かなり成長できた手ごたえがあります。失敗を恐れずにチャレンジさせてくれる環境と、よい意味で放任してくれたVPoEの川田に、今ではとても感謝しています。
(VPoE川田とオフィスにて)
視座を上げれば、オーナーシップがより強くなる
今、役割としては、3名のチームのリーダーとして、2人のメンバーを見ています。
リーダーとしての動き方も、明確に決まっているわけではありません。マネジメントもするし、コードも書く。「裁量しかない」という状況の中で、未だに迷ったり悩んだりしています。自分の特性を活かしてチームを引っ張ることができるよう、試行錯誤する日々です。(チームビルディングの話はこちらにも!)
ひとつ明確に心がけていることは、メンバーの視座を上げるということ。経験のある2人なので、次世代リーダー候補としてどう伸ばしていくか?を意識して接しています。
リーダーに必要な要素はやはり、オーナーシップです。スキルはやっていれば自然に伸びると思うので、マインドセットのレベルを上げることを重視。そのために、リーダークラス以上のMTGの内容を積極的にシェアして、情報格差を減らすようにしています。そうすることで、自然と視座が上がるんです。視座が上がれば視点も増えて、スタンスも変化しますよね。その積み重ねによって、オーナーシップを強化していけると考えています。
信頼関係を築くことも大事にしています。週1回30分の1on1では、プロダクトやキャリアの話から、どうでもよい雑談まで、良く話すようにしています。VPoEが私を信じて任せてくれたように、自分もメンバーを信頼してどんどん任せていきたいですね。お互いに成長しながら、もし自分が抜けても開発しつづけられるような、強くてサステナブルなチームをつくるのが目標です。
こんな人と働きたい!
HRBrainには大事にしている考え方があり、それに共感できる人にはピタっとはまると思います。具体的には、「トライドリブン」というコアバリューや、「オーナーシップをもって決めきる、やり抜く」という行動規範です。
(ミッションやバリューは会社資料をご覧ください)
「オーナーシップ」は転職の際に自分が求めていたことであり、今でも一番大事にしていること。実際入社1年経って、リーダーとしても、いちエンジニアとしても、「自分で考えてやり抜く」というスタンスはかなり鍛えられたと感じています。
私のように「ある程度大きいところでやってきたけど、もっと自由度高く裁量を持ちたい」という人には、HRBrainは最適なステージではないでしょうか。逆に、「誰かに決めてもらいたい」とか「きっちり決まったワークフローの中で働くのが得意」というタイプの人には、厳しいと思います。
エンジニアとしてキャリアを積み、今よりも更に裁量を持って働きたいと考えている人は、ぜひHRBrainで一緒にチャレンジしませんか?社内の雰囲気も気持ちよく、技術面でも組織面でも、能力をストレッチできる贅沢な環境ですよ!