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SES企業からオーランに転職して感じたこと

オーランでは、SES企業の仕組みを活かして個々人の成長を促していることから「SES企業なの?SES企業と何が違うの?」という質問を受けることがあります。

今回はそんな疑問にお答えしようと、SES企業からオーランに転職してきた2名に、オーランに入社してから変化したことを取材しました。


プロフィール
写真左:S.I
システムエンジニア。2019年入社。ゲーム好きでゲームを通して知り合った友人の紹介で、オーランへ入社。低音調理やお菓子作りなど、あらゆる料理に挑戦中。

プロフィール
写真右:A.A
Webディレクター。2020年入社。前職の出向先でオーランとの接点を持ち、エンジニア中心のSES企業から、同じディレクターが在籍する環境を希望しオーランへ転職。趣味は飲み歩きで、近所を開拓中。空いた時間でジムにいくことも。

「人柄」や「話す言葉」から抱いた安心感

ーまずは、オーランに入社した経緯を教えてください。

A.A:前職は、Webディレクターとして広告代理店の現場に出向していました。オーランはその代理店と直接取引をしていたため、そこで西さんに出会いました。私の会社がエンジニア中心のSES企業で、私しかWebディレクターがいないことを西さんが知って「オーランに来れば?」と声をかけていただいたのがきっかけです。

西さんは、その現場で私が不満を漏らすと「すぐ動くわ」と言って対応してくれていたので、フォロー面には最初から安心感がありました。また、前職はエンジニア中心の会社だったため、Webディレクター用の昇給制度がなく不安だったのですが、オーランの賃金制度はとてもわかりやすく安心材料のひとつになりました。

中でも大きかったのは、みなさんの人柄です。いい意味でかしこまっておらず、話しやすい、相談しやすいと思えたので心配ないなと思い、すんなりと転職を決めました。

S.I:前職のSES会社を辞めようというタイミングで、ゲーム仲間であった知り合い(オーランの営業)からオーランに誘ってもらいました。プライベートで繋がっている人からの誘いだったので、他社と比較もせず、すぐに入社を決めました。

面接では西さんがどういう会社にしていきたいかを丁寧に説明してくれたので、入社したら自分が何をすればいいか、どういった姿勢で働けばいいかすぐにイメージできました。また、西さんは隠し事をしない方だなという印象で、とても安心できました。

ー実際に入社して、オーランへの印象に変化はありましたか?

A.A:入社前に抱いた印象通りでした。前職と違って、色々な分野のディレクターがいるので、同じ現場じゃなくても仲間のような感覚です。

私が入っている飲みニケーション部では、仕事の真面目な話や趣味の話で盛り上がっています。給料の査定方法も視覚化されていて、自分のランクや何をしたら上がっていけるのかも明確でした。

S.I:私は、いい意味で変わりました。これまでの経験から、自分の意見や要望を上司に通したり、システム周りの質問はできないものと考えていましたが、オーランは質問しやすい環境で、聞けばすぐに教えてくれることに驚きました。

オーランは個人のことを優先する考えが浸透していて、休みも取りやすく、2か月に一度の面談でも不満や抱えている悩みを細かく聞いてくれます。一人一人を大事に思ってくれているのが伝わってきます。

会社のためではなく、個人の成長のため

ー会社が掲げる理念に対する考えや、帰属意識に変化はありましたか?

A.A:オーランでは半年1回、全員が集まる「全社会」があります。そこで西さんからビジョンを明言してもらえるので、考えは組織に浸透しやすいと思います。

西さんは「帰属意識は持ちつつも、個人個人もレベルアップしよう」と言っていて、その言葉通り、SNSの講師を呼んで発信について学ぶ機会が設けられているのも、いいなと思いました。会社のビジョンはあっても個人のレベルアップのビジョンはない会社が多いので、そこは他社との大きな違いかもしれません。

S.I:前は「いつ辞めよう」と考えていたのに、オーランに入社してからは「ここで働きたい」という気持ちが芽生えました。会社は、個人より会社の利益を優先するものだと思っていましたが、オーランは個人の希望でキャリアを変えることを推奨しているし、実際に実現している人がいるところに説得力があると思います。

また、困った時にはすぐに手を差し伸べてくれる一方で、有給をどう使うかなどは現場と合意が取れていればOKで、個人を信頼して、いい意味で放って置いてもらえる瞬間があるのもありがたいです。

ー会社の風土による変化や、会社にいる人のキャラクターについてはいかがですか?

A.A:密に連絡が取れることへの安心があります。そのおかげで、細かいことから大きなことにまでアラートをあげやすくなりました。出向はどうしても放っておかれる部分がありますが、オーランは2か月に一度面談があって、個人の体調から現場の状況まで細かく共有します。そこで伝えた要望に対してのアフターケアもきちんとあるので、一人じゃない安心感があります。

オーランにいるメンバーは、個性的な人が多くお互いに冗談めかして楽しんでいる雰囲気があります。映画好きやゲーム好き、真面目な人に破天荒な人などいろんなカラーの人がいて、うるさいという意味ではなく、個性的が集まっているという意味でわちゃわちゃしている印象です。

S.I:これまでは、休みたくても「仕事が終わっているならいいよ」的な雰囲気で、それが明らかに無理なスケジュールの案件だとしても、仕事を終わらせることが優先される環境で働いていました。そのため、オーランの仕事より個人を優先してくれる風土は、一番違うところかもしれません。

それは福利厚生にも表れていて、例えば「左脳をフル回転セイ!度」は個々の成長のために書籍やライセンスを購入できる制度で、一人月3000円の範囲で自由に活用することができます。数ヶ月分をまとめた金額にして、数万円かかる資格取得の費用に充てることもできます。

金銭的・時間的・精神的余裕がらしさを育む

ーオーランに入社して、プライベートでの変化はありましたか?

A.A:時間に余裕ができました。仕事帰りに友人と飲みに行けるようになったし、ジムに通う時間もできて、メリハリが生まれました。

給与面でも稼働は減ったのに、給与は増えて、入社してからも着実に上げられているので、心の余裕も生まれていますね。

S.I:前職では残業ばかりしていたのに、今は現場に恵まれていることもあって1日5分ほどの残業で済んでいます。残業がないと言っていいレベルですね。できた時間で、趣味のゲームや料理をしたり、新しい言語を使って開発もしていて、自分のキャリアのために勉強する時間が増えたのも大きな変化だと思います。

ーその他に、オーランに入ったことで経験・成長できたと思うことはありますか?

A.A:前職の現場は、Webディレクターのアシスタントとしてのスタートだったので、バナーのデザインや広告出稿が主な業務でしたが、オーランに転職してようやくWebディレクターとしての仕事ができるようになりました。

エンドユーザーのことを考えてWebを設計したり、SEOを意識したりと、チーム内にそれぞれのスペシャリストがいるので、Google Search ConsoleやAdobe Analyticsなど、知ってはいたけど使ったことはなかったツールの経験が積め、多面的にWeb制作の知見を広げられていると思います。

S.I:前職の現場は、古いシステムを使っていたのでシステムも使う言語も古いものでした。それがオーランに転職してからは、Gitベースのソースコード管理ツールを使ったり、PaaSなどの自分が使ったことのないツールに触れる経験ができているので、キャリアを形成する上でとても良かったなと思っています。

ー最後にこれからのキャリアについて、考えていることがあれば教えてください。

A.A:個人的に技術面よりもチーム・ビルディングへの興味が高まっているので「いいチームって何だろう」というところから、チームを作っていきたいなと考えています。

いい組織を作る上で注目されている「心理的安全性」は、どの立場の人にも大事な考え方だと思うので、まずはその辺りの勉強から始めようと考えています。

S.I:技術面だけでエンジニアとしての価値を高めていくのは頭打ちになると思うので、言われたことをただやるエンジニアではなく、目的を理解して自分から提案したり、プロジェクトのメンバーにいい影響を与えられる人材になりたいと思っています。

おわりに
SES企業から転職してきたふたりの話から、一般的なSES企業との違いやオーランらしさを感じていただけたでしょうか?

オーランはSESの仕組みを活用しているものの、社内にはエンジニアだけでなく、デザイナーやディレクターが在籍するクリエイティブ集団です。これからもそんなオーランならではの制度や風土を、様々な角度からお届けしてまいります。


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