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動画の力を見せつけられた20代

私は、外資系IT企業の営業として、15年間の活動を通していろいろなシーンで動画の力を感じていました。セミナー開始前、ザワザワしている聴衆を一瞬で静かに集中させる動画の力。堅い内容のプレゼンテーションも、動画を少し見せれば、雰囲気がとても柔らかくなり、話す方も、聞く方も、リラックスできます。

紙は第1、HPは第2、動画は第3のツール

紙の会社紹介はあるレベル以上の会社にとって必要でしょう。
ホームページも今となっては、当たり前。それらと比べて、動画は必須ではありませんが、動画があれば、なぜか、楽しく、ワクワクする、そんな動画の力を営業なりに理解していました。前職で、動画制作プロジェクトに関わったことがあります。お客様事例の、動画制作でした。私は当時、九州、山口、沖縄地区の営業責任者でした。私のお客様が先進的な製品を導入したということでインタビューしたい、それを動画にしたいというリクエストが本社(東京)よりありました。私はそれを受けて、お客様とのスケジュールの調整や、当日の段取りなど、対応しました。

撮影クルーは名刺を持っていない

その際、撮影クルーと称して、東京より、10名近くのスタッフが来たのですが、大手広告代理店の担当者一人を除いて名刺を持っていないのに驚きました。そんな中で、ほぼ一日かけて、動画を撮影したのですが、その後、出来上がった動画を観てショック・・・大切なお客様の時間を一日頂いて撮影した動画が、たった20秒のコンテンツでした。動画の世界の、コストとやり方の大変さを目の当たりにしました。

動画は、厄介、面倒くさい

それでも、営業現場における動画の力には大きなインパクトがあります。徹底的に活用させてもらおうと、 完成した動画を翌週に予定しているセミナーで300枚ほど、CDで配布したいと 依頼したところ、本社より、コストがかかりすぎるということでNGの判断。動画には版権があり、広告代理店にその分を支払わなければならないという ことでした。紙やパワーポイントで作った資料は、簡単にコピーできるのに、動画は プロモーションツールとしては、厄介でした。

BtoB企業に特化したビジネスで使える動画の専門会社がない

ビジネスツールとして、動画には、潜在的なパワーがあります。ということは、ニーズも莫大にあるはずです。当時、動画を供給する側は、エンターテイメントが中心で、その隙間で、ビジネス活用の 動画、いわゆるPV(プロモーションビデオ)を制作していました。だから、撮影現場や、制作プロセスも、さらには、ツールとしての活用に対する版権の縛りなど、 BtoB企業向け営業アプローチ慣れている私にとって、大きな違和感がありました。

ビジネスのシーンで使いやすい動画

動画の表現にこだわって、必要以上に撮影や編集に時間を費やす会社が当たり前の時代に、使う立場にたって、もっと簡素に簡単に、もっとわかりやすく、企業の担当者にとって違和感のない撮影現場、制作手法、価格帯、そして、使いやすさを徹底追及する会社があってもいいと思いました。

動画制作は素人だけど、動画の使い方はプロ

今思えば、動画制作に携わっていない、制作会社とは無縁、 ただ、BtoB企業のビジネスの様々なシーンで活用できる動画の潜在的な力をいかに形にしていくかだけを 思いながら、作り上げたビジネスモデルや方法(メソッド)。2004年の創業以来、 「そうだよね」「そうそう、わかるわかる」「こういうサービスが欲しかった」という声に後押しされながら 多くの実績を積み上げてこれたと思っています。動画の制作プロセスや、価格帯に違和感を感じる方がまだまだ、多い中、出来る限り、当社のBtoB企業に最適、そして 最強の動画メソッドを広げていきたいです。

株式会社ヒューマンセントリックスでは一緒に働く仲間を募集しています
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