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ヒューマンシップ社員ストーリーVol.②

ヒューマンシップは今年、2023年に10周年を迎えました。創業から間もなくして社員になった寺井洋亮へ、入社のきっかけや当時考えていたことを振り返ってもらいました。

* * * * *

寺井(T) : これ食べながら話す感じですか?うわ、このカフェ、思った以上にミニサイズですね。

小林(K) : そうです!ちょっとそのサンドウィッチ、寺井さんには明らかに小さ過ぎますね。
(社内で「育ち盛り」と言われるほど、よく食べる寺井さんです(笑)



K : 寺井さんはリクルート時代、最初の勤務地って、確か熊本でしたよね?

T : そうです。熊本は一年半ぐらいですかね、その後は長野で6年ぐらい。ずっと営業です。

K : リクルートの組織名で言うと地活(地域活性営業部)ですよね。勤務地は、希望を出しての配属だったんですか?

T : いえ、僕の希望としては勤務地よりも仕事内容が大事だったので。まずはHRの営業がやりたくて。だから勤務地は、別にどこでもいいかなくらいに考えていました。

K : そうだったんですね。すごいフレキシブル!

T : そうですか?元々、人に向かう仕事というか、ダイレクトに働きかける仕事がしたかったんですよね。だからどこで働くかとかは全然気になりませんでした。熊本も長野も、すごく住みやすかったですよ。

K : 山根さん(ヒューマンシップ創業者の一人)とは、リクルートで同期でしたよね?

T : そうです。山根も地域は別ですが地活でした。特に普段から個別に連絡を取ったりはしていなかったと思いますが、研修や部会で顔を合わせすると、お互いに近況報告をしていましたね。
K : 6年以上いらした長野では、どんどん任されることが大きくなっていたでしょうね。やりがいも感じていましたか?

T : 感じていましたよ。企業の採用活動を支援するサービスの営業として、地場の企業に対してどうすれば採用がうまくいくのかと試行錯誤する日々でした。各企業の経営や人事との取り組みから、UIターンイベントの開催、地域の大学やキャリアセンターとの連携などに加えて、個人的に地域の大学院に通ったりもしました。地域の中でステークホルダーが見える環境で、循環ある仕事ができるのは、とてもやりがいがありましたね。

K : 毎日とても忙しかったんですか?

T : 景気変動や競合との関係の中で、部署の人員減などもあり、それに伴って役割やカバーするエリアも広がっていったので、かなり忙しい毎日ではありました。それこそ昼食の時間もあまりとらない位だったので、ヒューマンシップのランチ事情とは大きく違いますね (笑)

K : わっ、それは違う!ヒューマンシップでは、みんなでお昼を食べる時間を大切にしていますもんね。そんなやりがいがある中でも、働き方で変えたいと思う点はありましたか?

T : そうですね、リクルートという大きな会社・サービスゆえの難しさというか、地域の現場で顧客やカスタマーと直接やり取りをしている中で、目の前にある期待に応えきれているのかと感じることはありました。一方で日々のタスクに追われてもいたので、その中でのジレンマを抱えてはいましたね。

K : なるほど。現場でお客さんに出会って触れ合うことで、様々なニーズに気づくだけに、きちんと応えたいという思いは募りますよね。



T : 信頼関係があり、期待を頂いているお客さんも多かったからこそ、提供価値の質をあげていきたいという想いは常にありましたね。自分にできることはやっていたつもりではあったものの、人材採用を通して企業の成長に寄与するという点において、どこまで本質的な価値を返せているのかなという想いは、自分の中にモヤモヤとして少しずつ大きくなっていた気がします。ちょうど自分がそんな思いも抱えながら仕事をしていた頃に、同期の山根から「会社を辞めることにした」と急に連絡をもらって。

K : それで久々に会ってお話しされたんですか?

T : 10年近く前なのでうろ覚えですけれど、しばらくしてから辞めてどうしているのかについて、確か東京で会って話を聞きましたね。新しく会社を始めているんだーと。そこからまた少し経って「どうしてる?」と連絡をもらって再会した際に、僕は自分の働き方に対してもどかしさを感じていたので、そのことを話しました。同じような環境を経験していた山根は、わかるわかると頷きながら聞いてくれましたね。

K : そうやって聞くと、やっぱり同期ってなんかいいですよね〜。ラフに話しても、すぐに状況をわかってくれるというか。山根さんご自身は、ヒューマンシップを始めて一年が経った頃ですよね?

T : そうですね、当時の課題感について話したら、山根にいくつかの企業を提案されて、実際に紹介してもらったりもしたんですよ。

K : え?ヒューマンシップへ誘われたのではなくて、最初に他の企業を紹介されたんですか?

T : そうそう(笑) その時は、ヒューマンシップに入るなんて考えていなかったので、薦められた会社の説明会へ行ったりしましたね。自分自身でも調べて、他の会社のキャリアコンサルタントにも相談しているうちに、その担当者から「うちで一緒に働く気はありませんか?」と誘われて。

それで、その話を山根にもシェアしたら「え?キャリアコンサルタントに興味があるなら、ヒューマンシップはどう?」と言われて。人生って本当にどこで潮目が変わるか、全くわからないもんですよね(笑)

K : おもしろーい!そんな流れだったんですね。寺井さん、キャリアコンサルタントとして働くことに、そもそも興味はあったんですか?

T : そうですね、それも今思えば山根や他のキャリアコンサルタントの方と話をしているうちに、自分の感じていたモヤモヤを解消していける仕事に近いのかもしれないと感じるようになった気がします。個人の想いを起点に、企業がより強くなっていくことを支援していく仕事のイメージというか、考え方というか。

実際、当時から仕事柄、色々な会社で様々な立場の人に仕事の話を聞く機会がありましたが、結局はそれぞれの局面における「一人ひとりの頑張りこそ」がその会社を支えているんだと感じていました。いくら仕組みやプロセスに手を入れても、最終的にはそれを担う当事者がどのように動いたかの方が、物事の成否においては影響が大きいと考えるようになっていました。そんな話をしていたら、山根から「池野谷(代表)さんに会ってみてよ。」と言われて、あれよあれよと初めて池野谷さんと、東京で食事することになりました。

K : 池野谷さんとは、リクルート時代に面識があったんですか?

T : 東京で大手クライアント向けの営業部で営業部長をされていたので、もちろん知ってはいましたけれど、直接話したことはありませんでしたね。それで食事をしながら話したら、すごく共感できたのを覚えています。特にその時初めて聞いた【 人が主役 】というフレーズに自分が考えていたことが言語化されているような感覚がして。そんな会社を自分たちでも創りたいし、そんな企業や個人を支援していきたい、と。池野谷さんが語る言葉に、もう本当にそうだな〜と頷きましたね。

K : 池野谷さん、創業から10年経った今でも同じことを言っていますよね。【 人が主役 】は、創業当時からずっと変わらない、池野谷さんの強い思いであり、ヒューマンシップの理念ですね。

T :「 一人一人が大事にされる社会にしたいからこそ、ヒューマンシップは社員が一番大切なんだ。」と当時から言い切っていましたね。大切にされてこそ、社員も向き合う個人のお客さんの「こう在りたい」を同じ重さで大切にできるんだと。

K : 池野谷さんご自身が、リクルートで長年働いてこられた中で「もっとこうしたい」と思って作られた会社がヒューマンシップですもんね。社名にも人間らしさというか「その人らしさ」を大切にしている思いがこもっている気がします。

T : ヒューマンシップでは、キャリアコンサルタントというよりも【 パーソナルエージェント 】という呼び名を大事にしているじゃないですか。それって僕が当時感じていた「目の前の顧客に本質的な価値を返していきたい」という想いを体現できる仕事だと思っています。もちろんまだまだ至らない点もあるとは思いますが(笑)


K : 【パーソナルエージェント 】という独自の呼び名は、ヒューマンシップの在り方を本当に良く表していますよね。10年近く働いていらして、今いるメンバーたちのこと、どんな風に感じていますか。

T : 一番は、お互いに大事にしている価値観がすごく近いということかなぁと。【 人が主役 】であり、企業の成長には人が何より大事ということを、みんなが本当の意味で感じているからこそ、一つひとつの議論でも根底では同じ方向を向いているというか。例えば、多少言い合うことがあっても、お互いがお互いのことをわかっている感じがします。自分にとっては、いわゆる「仕事は誰とするかが大事」という言葉が当てはまっているような環境だと思っています。

K : なるほど。何だか聞いていて元気が出ました。それぞれの入社ストーリー聞くのって楽しいですね。やっぱり言葉にしてゆくのって大事だなぁ。

ところでサンドウィッチだけで、寺井さんのお腹は満たされました?

T : かなり軽食でしたね(笑)美味しかったけど。

K : やっぱりオシャレカフェは、あまりヒューマンシップ向きではないですね。次はやっぱりスープカレーかな!
(スープカレーは池野谷さんに教えていただて以来、小林のお気に入りの味です。オフィスの周りで、いつも美味しいランチを探し歩くヒューマンシップメンバーです。遊びにいらした際は、是非一緒にランチでも!)


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