【社員インタビュー #3】大手・中堅ベンチャーを経て辿り着いたhumbull。「前例がないからこそ、自分で答えを創り出す」圧倒的スピード感と熱量の裏側
自分のスキルや経験をフル活用して、周りへの影響力を最大化していけるようになりたいと思っています。
株式会社humbullのAI事業部で事業部長を務める宮川正興さんは、自身のビジョンについてそう語ります。
マレーシアで生まれ育ち、日本の大学へ進学。新卒で入社した大手生命保険会社を1年で飛び出し、次に選んだ中堅ベンチャーでは最年少で最優秀新人賞・MVPを2年連続で受賞。そして現在、humbullにて未経験のAI領域で事業部長として事業を推進しています。
大手企業、中堅ベンチャー、そしてスタートアップと、あらゆる規模の組織を経験してきた宮川さんの目には、今のhumbullの環境はどう映っているのでしょうか。
今回は、これまでのキャリアで味わった挫折や葛藤、humbullへの転職を決めた背景、そしてAI事業をゼロから立ち上げる面白さと難しさについて、赤裸々に語っていただきました。
「今の仕事に物足りなさを感じている」という方に、ぜひ読んでいただきたいインタビューです。
大手の年功序列から、実力主義のベンチャーへ。「自分にしかできないこと」を探した20代前半
ーー宮川さんはマレーシアで生まれ育ち、高校から日本へ進学されていますよね。非常に特殊なご経歴だと思うのですが、日本で働くことを選ばれた背景から教えてください。
私の中では特殊というよりかは、自然な流れだったと思っています。マレーシアに住んでいましたが、日本人の友達に囲まれて勉強していたので、周りの友達が当たり前のように日本に進学していくため、私も同じく高校から日本に行く決意をして、そのまま日本で就職しました。
ーー新卒では大手の大樹生命に入社されました。生命保険会社を選んだ理由と入社後のギャップについて教えてください。
高校生の頃に父をガンで亡くし、そこから自然と生命保険の大切さを伝えていきたいと、生命保険会社に興味を持つようになりました。しかし、実際に入社してからのギャップや働き方として、どうしても新卒にできることが限られていたんです。
入社当時は、「自分にしかできない部分があるんじゃないか」と考えていたのですが、実際は営業として前線に立つ機会もあまりなく、事務仕事が中心でした。誰でもできてしまうような仕事が多く、自分の中では結構モヤモヤしていていました。
ーーそこから大樹生命を1年で退職することに迷いはありませんでしたか?
正直、迷いみたいなところはあまりなかったです。性格的に、やろうと思ったら結構切り替えが早く、逆に迷ってる時間がもったいないと思うタイプなので。
大きい会社ではあったので、ある程度の権限や裁量を得るには、役職をもらって初めて出てくるという環境でした。30歳を超えるタイミングぐらいでやっと裁量がもらえる可能性がでてくることを考えた時に、「20代をここで終えていいのか…」という気持ちが強くなり、転職を考え始めました。
ーーそこから2社目の株式会社ウィズワーク(中堅ベンチャー)へ転職されます。そこでは最優秀新人賞やMVPを2年連続で受賞されるなど、圧倒的な成果を出されていますね。
当時、15名規模の会社に最年少で入社しました。前職が年功序列で年齢が全ての世界だったのに対して、ベンチャーは完全に成果主義です。だからこそ、「いち早く成果を積んで上に上がっていきたい」という気持ちは、多分誰よりも強かったのかなと思います。
ーープレイヤーとして圧倒的な成果を出す一方で、最年少でチームリーダーにも抜擢されています。マネジメント経験の中で、苦労したことや失敗談はありますか?
どちらも結構いっぱいあります…(笑)。一番は、リーダーに抜擢された自分が最年少で、メンバーが全員年上だったことです。前職の年功序列の感覚からすると、年上の方に指示をすることはなかなかないですし、「年下から指示されるってどうなんだろう?」と考えてしまい、最初は、できていないことへの指摘をためらってしまうなど、非常に苦労しました。
しかし、日が経つにつれて学んだこととしては、年齢や性別に萎縮して言いたいことを言えない方が、かえってメンバーとの関係性も深まらない上に、生産性も上がらないということでした。遠慮せずに言うべきことは言う、というスタンスの大切さをここで学びました。
ーー大きな失敗談はありましたか?
プレイヤーとして誰よりも働いて、成果や数値にこだわりを持ってやってきた自負があったので、それをメンバーにも求めてしまったことですね。人それぞれ働き方やモチベーションは本当に様々であるにも関わらず、当時は、自分のやり方を他のメンバーにもはめようとして、メンバーを悩ませてしまいましたし、自分自身も「失敗したな」と痛感しました。
30歳を目前にした決断。より「ワクワクする未来」を求めてhumbullへ
ーー約4年間在籍し、リーダーとしても評価されていたウィズワークから、次の転職を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか?
一番は、次のステップに進むためですね。20代後半になり、「残り3年間、30歳までの間をどう過ごすか」を真剣に考えるタイミングがありました。
当時在籍していた会社に居続けた時の未来を想像し、「自分はイキイキと働けているか?」「自分のやりたいことをできているのか?」と考えた時に、あまり良いイメージが湧かなかったんです。そこで、30歳に向けての新たな挑戦ということで転職を考えました。
しかし、1社目から2社目への転職はミスマッチからのネガティブな要素もありましたが、2社目からの転職は完全にポジティブで「さらに前に進もう」という前向きな決断でした。
ーーその中で、株式会社humbullへ入社を決めた理由を教えてください。
転職活動をする中で、何社か選考を受けていたのですが、humbullだけは自分のパーソナルな部分をすごく聞いてくれたのが印象的でした。定型的な経歴の深掘りだけではなく、「マレーシア生まれ」というところにも興味を持って聞いてくれたんです。
そして何より、代表の上妻さんや高橋さんとお話をする中で、「新しいことに挑戦していきたい」という熱量や気持ちが非常に高いと感じました。年齢も近いため、そんな2人の近くで学べる環境があるなら、と迷わず入社を決めました。
ーーこれまでのキャリアとは全く違う「AI領域」に飛び込むことへの不安はありませんでしたか?
不安は当然あったのですが、それ以上に、自分の興味や新しいことに挑戦していける喜びの方が勝っていました。「次のステップに進みたい」という気持ちを叶えてもらえているので、そこに対しての感謝も混ざっている感じです。
入社1ヶ月で事業部長へ。前例のない道を切り拓く面白さと、3つの組織フェーズで学んだこと
ーー現在、AI事業部の事業部長としてご活躍されていますが、これは入社当初からのポジションだったのでしょうか?
結論、全くそんな感じではありませんでした。面接で「将来的に自分たちと肩を並べるようにやってほしい」という話はあったのですが、具体的に事業部長という話はありませんでした。入社して1ヶ月ほど働く中で、私自身の取り組みやお二人の考えがすり合わさっていき、「今後、事業部長としてやっていってほしい」というお話をいただきました。
ーーすごいスピード感ですね!現在、具体的にどのような業務をされているのか教えてください。
社内と社外、2つの軸で動いています。最初は社内の比重が大きく、社内のAI活用を一気に押し進めています。具体的には、今まで人間が手作業で確認していた動画の再生数の取得を、プログラミングとAIで組んで完全に自動化したりしています。また、労務管理の業務においても、担当者にヒアリングして、手作業だった部分を完全にAI化・自動化する取り組みを進めています。
社外ですと、クライアントの業務内容をヒアリングして、「AIを使えばこれだけ業務を削減できますよ」というコンサルのような提案から、実際の開発、保守保全までを一貫して担当しています。
ーーAI事業をゼロから立ち上げる中で、一番難しいと感じていることは何ですか?
「過去の実績がない」というところが一番難しいですね。
今までの人生では、必ず成功事例や前例があって、それを参照しながら業務に取り組むのが基本でした。しかし、AI事業は先行事例がないので、そもそも「どうやって解決するのか?」という答えを見つけに行くところから始めないといけないんです。
お客様への提案でも、「どのくらいでできますか?」と聞かれても実績を提示できない中で、いかにイメージを持ってもらい、自分たちを信頼して任せてもらえるか。そこは日々苦労しながら開拓しているところです。
ーー宮川さんはこれまで、大手・中堅ベンチャー・スタートアップと異なる規模の組織を経験されています。それぞれで求められる力の違いをどう感じていますか?
ここについては明確に違いがあると思っています。
まず大手企業では、「忠実に言われたことをこなす力」が求められます。マナーや挨拶、与えられた業務をミスなくやり切ることが重視されていました。次の中堅ベンチャーになると、大手に近い雰囲気もありつつ、研修は手薄になります。「この動画見ておいてね」くらいで終わることも多く、「自分で学びに行く姿勢」がないとどんどん他の人との差がついてしまいます。
そして、humbullのようなスタートアップにおいては、「働きながら覚えていく」というのが重要になってきます。良くも悪くも、受け身だと本当に何も起きないですし、時間だけが過ぎていくので、自ら仕事を取りに行き、自走していく力が不可欠だと強く感じています。
「答えは自分で創り出す」。熱量あふれる仲間と目指す、影響力の最大化
ーーhumbullに入社して、カルチャーや働き方で驚いたことはありますか?
一番驚いたのは、全員のガッツと熱量が非常に高いことです。
前職でマネジメントをしていた時は、社員のモチベーションのばらつきに苦労しましたが、humbullは総じて社員の熱量が高いんです。プライベートを重視する層が一定数いるのが普通だと思いますが、ここでは仕事に対する気持ちの割合が大きい人が集まっています。遅くまで働く日もあるし、休日でも「これ仕事のネタにならないかな」と考えて自発的に共有し合う。そんな環境は純粋にすごいなと感じました。
ーーそんな環境の中で、宮川さんが「AI事業部で一緒に働きたい」と思うのはどんな人物ですか?逆に合わないタイプも教えてください。
一緒に働きたいのは、大前提としてAIへの興味関心がある方です。そして、「地道な作業に向き合える方」と「自分で正解を求めにいける方」ですね。
AIは、魔法のようにサクッとできるイメージを持たれがちですが、ビジネスとして実装するには地道な作業の積み重ねが必要です。さらに、新しい領域なので、身近に答えを持っている先輩がいません。困った時に諦めず、自分で泥臭く答えを探しにいけるかどうかが非常に重要になります。
逆に合わないタイプは、まさにその裏返しで「手厚いフォローが欲しい」「しっかり研修を受けてから臨みたい」というスタンスだと、スタートアップのテンポ感やスピード感にはついていけず、しんどさが勝ってしまうと思います。
ーー最後に、AI事業部の今後の目標と、宮川さん個人のビジョンを教えてください。
AI事業部としては、まずはしっかりと事業として成立させることが第一です。そして、一緒に働いてくれる仲間を見つけ、メイン事業である広告代理店事業と同じ規模までスケールさせていくのが直近の目標です。
個人としては、3年後、自分が30歳になるタイミングが大きな分岐点だと思っています。そこに向けて、「自分のスキルや経験をフル活用して、周りへの影響力を最大化していく」という像を目指しています。受け身で教わるだけでなく、自分で学び、それを社内外に還元して大きなインパクトを与えられるビジネスパーソンになっていたいですね。
ーー今の仕事に物足りなさを感じている同世代の読者に向けて、メッセージをお願いします!
humbullはまだ小さい会社ですが、ものすごい勢いで急成長しています。
近くには上妻さんや高橋さんのようなトップがいて、「これやりたいです」と言えば、すぐに返事がもらえて実行できる圧倒的なスピード感と裁量権があります。これは大きな会社では絶対に経験できないことです。
大手企業や中堅ベンチャーで、どこか物足りなさを感じている人にとっては、その不満は間違いなく解消される環境です。今後、AIという枠組みは世の中でどんどん広がっていきます。そのフェーズで、一緒に事業を創り、自走して進めてくれる方を心からお待ちしています!