1
/
5

産休はブランクではなく、経験値として捉える。会社から一度離れたことで見えた景色とは?

webディレクターの平尾です。

I-neでは女性社員の比率が高く、そのため産休を経て職場復帰される社員がたくさんいます。

この記事では1年間の産休を経て職場復帰された、ブランディング本部・SNSチームの吉本さんにお話を伺いました。 I-neでの産休経験と、女性のキャリアに対する不安の解消法を教えていただきました。

ブランドディレクターの産休復帰

吉本さんが産休から復帰を果たしてから、もう2〜3ヶ月くらい経ちましたね。
産休前はどんな仕事をしてたんですか?

そうですね、もうそれくらい経ちますね。
産休前はオーラルケアブランドのdiemのブランドディレクターをしてました。
今はLara Republicのブランドディレクターをしています。
あとはI-neで開発しているブランドを横断して、SNSを中心にブランドの世界観を発信していく仕事です。

▲diemはI-neのオーラルケアブランド


産休は全然“休み”じゃなかった

吉本さんはSNSチーム内でもかなり前線で活躍してるイメージです。
それだけに産休を取得する前は、現場を離れることに不安とか焦りはありましたか?

吉本:もちろんありました。

不安を払拭するために、たくさんインプットしていたとか?

吉本:産休前の自分のイメージでは、休んでいる間にたくさん情報収集して、たくさん本も読める。
産休中に知識を身につけて戻ってやろうと思ってたんです。

ただ、現実は違ってました。

そもそも産休とか育休って、その期間仕事することが困難だからの制度なんですよ。
当たり前ですけど。

はい、そうですよね笑

吉本:困難です。子育て以外のことするの!笑


子育ては思ったよりもずっとハード

子育ては思ってたよりもずっとハードだったということですね。

吉本:そう、もちろん近くに子育てを手伝ってくれる家族がいる or いないなど、個人差はあると思いますけど。思ってた以上に大変で、子育ては片手間でできるようなことじゃない。


産休をとる本当の意味は『子育てに専念すること』

吉本:産休を取ってる意味から考えると、その間は自分しかできないこと、要するに子育てに専念することにしました。子育てを中心に考えて合間にできることを見つける感じです。

最初は焦ってましたけどね、絶対知識つけて戻って来ようって思ってたんで。


産休前後で何か変わりましたか?

吉本:1年離れていると、浦島太郎状態ですよ。
でも努力次第で2〜3ヶ月で感覚は戻りましたね。

それよりも産休をとったことをプラスに考えるように変わりました。
取得前は産休ってキャリア的にマイナスになると思ってたんですよ。

そういう女性多いかもしれません。詳しく聞きたいです。


産休 = 経験値と捉える。

吉本:産休をどういう風に捉えるかです。
キャリア的にマイナスなんじゃないかって思い込んでいたんです、母親になることで。
1年ブランクあるってキャリアに傷がつくんじゃないかって。

だけど、会社から離れることでプラスになることを考えてみたんです。

“一般消費者の立場に戻って体験できるって滅多にないチャンスなんじゃないか?”

そう捉えてからは、商品を違う側面から見ることができるようになったんです。
例えばSNSであれば、“どういうコンテンツをどのように捉えてもらうことが必要か”を、産休期間の体験から想起させて情報発信ができるようになりました。


一度会社から離れることで、俯瞰して会社のことや仕事のことを見れたんですね。

吉本:I-neには、いろんな個性の人がいます。“母親”って個性が私にはプラスされました。
会社という組織で働くからこそ、いろんな個性も集合知のうちの一つになるって思います。


実現したいライフスタイルを持っておくことが大事


吉本:今こうやって福利厚生がしっかりあって、働き方を選ぶ自由があるって、すごいありがたいです。
でも、いくら制度が整っていても、I-neでは実現したいライフスタイルがないと、ついていけないと思います。

はい、I-neは開発スピードが早いからってことですか?

吉本:そうそう、1年で3年分くらいの体験ができると思っていて。
I-ne社員には、早い行動が早い価値を生むという“SPEED FREAK” っての行動指針がありますよね。

常に状況が変わりゆく中でもポジティブに行動できる人って、あらかじめ実現したいライフスタイルを持ってるんですよ。だからこそ自分が会社にいる意味が理解できているんです。

どうしても女性のキャリアって、年齢だったり、結婚とか他にも色々な要因でまっすぐには行きません。だから理想のライフスタイルと、それをどうやっていつまでに実現するのかビジョン持って欲しい。

実現したいライフスタイルのイメージを、自分の中に持っておけば、女性はしなやかに荒波も乗りこなせると思います。


心配せずに飛び込んできて欲しい

母親と仕事の両立は大変では?

吉本:今は忙しい毎日ではあるし、母親業しながらフルタイムで働くのは正直大変です。でも、I-neには働くママ・パパが沢山いるし、子育てに関わらず、いろいろな条件の人が働けるようにより良くしていこうって一緒に考えてくれる会社です。
だから、心配せずに飛び込んできて欲しい。そしてそんな会社作りを一緒にしていける方と出会いたいですね。


ありがとうございます。では最後にお聞きします。
現在、吉本さんは実現したいライフスタイルの何合目あたりですか?

吉本:え、ふふふ…

(はぐらかすんだ)
株式会社I-ne (BOTANIST)では一緒に働く仲間を募集しています
19 いいね!
19 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社I-ne (BOTANIST)からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?