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インバウンド

アベノミクスの恩恵を受けているはずが、国内消費は低迷しており、デフレは脱却できていないというのが大手新聞各社の論調だ。これに対してインバウンド需要は急拡大しており、東京のみならずここ大阪においても外国人に出会うことはまさに日常となっている。但し、このインバウンド需要も数年前の当初の中国人観光客による家電量販店やドラッグストアに大型バス横付けの爆買い弾丸ツアーから変化しており、個人で地方都市へ赴き、それぞれに旅行を楽しむというスタイルに変化している。1か所での爆買いから分散へとシフトしており、爆買いで潤った大手小売店舗は現在、その反動減で苦しい状態になっているという。こうした観光客の変化から受入先も変化しており、日本の業者から母国の日本現地スタッフへの依頼にシフトしていく流れとなるだろう。こうした日本現地スタッフの資質としては日本の市場を理解した上で、観光客や移住者の受け入れフォローを行う能力が必要となってくる。ここ5年で急拡大したインバウンド需要は今後5年で全く別の変化を遂げると考えています。

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