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理想の建築 ~駅舎物語~

皆さん、こんにちは。私のIT業界での仕事はPMOとかブリッジSEと言われるものでグローバル案件の
プロジェクトの開発者と管理者の間に入って「進捗確認」などをするのですが、通勤途中にもう一つ「進捗確認」しているものがあります。それは駅や線路の工事の進み具合で、今大改装中の渋谷駅の話なんかをしたら止まらなくなるですが、本日は私の最寄駅、中央線「国立駅」旧駅舎再建工事の進捗確認のお話をします。



国立駅舎は1926年(大正15年)に設営され、開かずの踏切解消のため中央線の高架化工事が始まり、それに伴い旧駅舎は2006年に解体されました。この駅舎は東京都の木造駅舎としては現存する原宿駅駅舎に次ぐ2番目に古いもので市民の熱心な運動があり、10年以上の時を経て今年の6月からようやく再建工事が始まりました。「半年程基礎工事の期間があったのですが最近あっとうい間にその姿を現し始めました!」という進捗報告です。私も大分待ちました。待ち焦がれるとはこの事を言うのですね。まさに理想の建築です。









木造駅舎が原位置に復活した例に東横線の「田園調布駅」があります。
心配なのは東京オリンピックに向け、現在駅改良工事が進んでいる原宿駅で
東京最古の木造駅舎が取り壊されるという話でその後どうなるかです。
絶対に復活させて下さい。柔道部で一緒だった渋谷区長さんお願いします。


                     田園調布駅

                      原宿駅

写真出典:市HP、国立写真館他

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