CTOが語る私達の技術-チャット・チャットボット技術をビジネスに利用する 大浜 毅美 先生 - Schoo(スクー)
オンライン動画で学ぶ、株式会社ietty 執行役員CTO 大浜 毅美先生による授業。こんな方におすすめの授業です!チャット・チャットボット技術に興味がある方
https://schoo.jp/class/3764
2017年5月17日に行われたUICrunch#10『AIと人を繋ぐ、UIの可能性』にiettyデザイナー池田茉莉花が登壇しました。
イベントは120人の定員中500人を超える応募があり、AI分野への注目度の高さを感じました。
iettyのサービス内で人とAIがどのように働いているのかというちょっぴりセキララな部分をみなさんに共有させていただきました!
登壇資料はこちらです(Speaker Deck)
懇親会中に聞かれたことについての補足・言いたかったけど言えなかったこと・登壇の振り返りをこの記事でします
発表の中で特に好評だったパートは、チャットボットの接客体験のデザインフローについて。
AIの特性を知り、そこでサービスのチャットボット対応するべきポイントを見極めること
AIでできることを簡単にまとめた指標があることで、判断基準の共有がデザイナー・オペレーションサイドにもパッとわかりやすい形で技術特性に基づいた判断ができる −−− 社内ではあたりまえだったことが多くの方からご好評いただき嬉しく思います。
こちらの指標はietty CTO大浜によって整理されたもので、このあたりのより詳細な話はSchooで授業にもなっておりますので興味がある方はご覧ください!
本日の登壇資料でも、AI特性まわりの資料はこちらの授業を出典としています
これらの4指標もあくまで現在のiettyのAIの技術レベルに基づくものであるので、Microsoftさんの「りんな」さんのような自然言語処理で卓越したものがあれば技術制限はなくなっていくかもしれません。
AIでフローを実現するときには、協業するエンジニアと「できること」「できないこと」を改めて確認し社内で共有する指標化しておくと、フローの発想がより現実味のある・すぐにビジネス改善につながるようなものにできると思います。
懇親会でお話しさせていただいたときに「分業のオペレーションがかなり綺麗に整理されてますね!UXデザイナーの担当ですか?」と質問をいただくことがしばしばあったのですが、こちらはCOO内田のオペレーション構築力によるものです。
・セールスの領域におけるオンライン接客に強みがあります
・許容接客コストの算出から許容接客コスト内でのオペレーション設計やります
・iettyのチャット人員を使って小さくオンライン接客トライアルできます!
・もちろん本格稼働する際のチャットの業務も受託します!(AI化は現在非対応)
第1号案件は大手中古車販売企業の株式会社 IDOM 様です。
オペレーション整理・改善に興味を持たれた方はこちらからお問い合わせください。
デザイナーのイベントに登壇したもののUIデザインに言及が少ないのではないかとハラハラしていました。終わってみると、サービス全体でのAIを活用したユーザー体験づくりをデザイナー、エンジニア、接客担当の不動産チームの知見をもとに日々試行錯誤していた部分をお伝えすることができたと、発表後のご意見をもらって感じることができました。
サービスのオペレーション構築、フロー分解をやったCOO内田、チャットボットの特性をまとめて教えてくれて実装をしてくれているCTO大浜などの知見も多分に入っていた盛りだくさんな発表となり、私はデザイナーとしてそこに乗っかっているかんじなので私だけの実績ではないのですが、チームメンバーが取り組んできたことが自然と自分の中にも積み重なっていっていたことに気づきました。
デザイナーとして大切なのはユーザー視点・ビジネス視点・技術的視点のバランスをとった体験に調整していくことだと思っているのでこれからもそれぞれの分野のスペシャリストのやっていることを理解し、ビジネスを推進するUXづくりをやっていきます!
資料後半の3でお話ししている内容は現在開発中でリリース前のもののデザイン中に気をつけていたことを紹介しているので、実際に使えるチャットフローになるまでにはもう少しお待たせしてしまいます...。
エンジニアリソースが足りない中、5名のエンジニアがヒィヒィ言いながらサービス開発を行っています!
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