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未曽有のコロナ危機、梁山泊で立ち向かうイードの記録 Part1

梁山泊で戦う

 5月15日、イードは第三四半期(1-3月)の決算を発表しました。第三四半期に関しては、営業利益は下がりつつも売上は堅調に推移しており、コロナショックの影響は限定的であったといえます。一方で通期の業績予想は下方修正しており、これは緊急事態宣言が発令された4月以降の状況が厳しいものであることを示しています。世界中の多くの企業と同様に、イードもコロナショックの渦中でもがいているといわざるを得ません。

 どうしてわざわざこのようにネガティブな情報を記事に書くかというと、この逆境に対してイードがどのように立ち向かうかを知ってほしいからです。イードは多角的な事業展開が特徴で、メディアやリサーチ、eコマースまで幅広いジャンルや業種をカバーしています。それぞれのプロフェッショナルが叡智を結集して戦うさまは、イードが企業コンセプトとして掲げる「梁山泊」そのものと言える気がするのです。今回は、その戦いの記録を全3回に分けてお伝えしたいと思います。Part1では、各事業部でどのような施策を打ち出しているのかを見ていきます。

信頼できる情報で教育を取り巻く人々を支援

 コロナショックに対していち早く動いたのは、教育メディア「リセマム」・「リシード」でした。休校措置で混乱に陥った教育業界を支援するべく、「新型コロナウイルス対応・家庭学習」に関する特集ページを開設。また大型オフラインイベントが軒並み中止となる動きの中で、代替となるオンライン展示会の開催も、イードメディア群の先陣を切る形となりました。会期は、今教育業界で注目されているGIGAスクール構想実現の年となる2020年度いっぱいとなっていますが、「Afterコロナ時代にも恒例のExpoとして実施していきたい」と語っていました。

▼「新型コロナウイルス対応・家庭学習」に関する特集ページ

▼開催中のバーチャル教育ICT Expo


〇教育メディア「リセマム」・「リシード」編集長コメント

 コロナ休校でお子さまたちの生活も学びも大きな影響を受けていますが、教育業界は全力で支援・対応に取り組んでいて、教育情報を発信している我々への期待も高まっていると感じています。2020年度は教育改革の年であり、昨年末には学校の教育ICT整備を目指す「GIGAスクール構想」が発表され、ICT化の加速に期待が高まりましたが、年が明けるとリアルイベントが次々と中止になり、情報に触れる機会も提供する機会も失われてしまいました。リアルなイベントにはかなわないものの、Web上でそうした機会を提供したいと考え「バーチャル教育ICT Expo」を立ち上げました。今回の休校により、教育ICTの必要性を強く感じ、実際に利用してその良さを実感した方が多いのではないかと思います。WithコロナからAfterコロナへ状況が変化しても、教育ICTは進化し続けると考えています。リセマム/リシードは、情報を知りたい保護者・お子さま本人、情報を発信したい方々、両方のニーズをしっかりと理解したうえで、優れたお取組みやサービスを正確にタイムリーに発信していきますので、ぜひ、リセマム/リシードの情報を信じて、ご活用いただきたいと思います。


二極化するエンタメ業界の需給を「オンライン試写会」でマッチング

 巣ごもり需要の高まりをキャッチし、ビジネスにつなげようと動いているのが映画情報サイト「シネマカフェ」・「coco」です。映画配信のサブスクリプションサービスが好調な一方で、作品の公開延期が相次ぐなど、映画業界自体は大きな打撃を被っています。公開前の試写会も難しい状況を受け、「シネマカフェ」・「coco」ではオンライン試写会のパッケージを提供し始めました。映画サイトを訪れる熱心で良質なユーザーにいち早くリーチすることで、公開前の盛り上がりを醸成するのが狙いで、オンラインだからこそ「全国どこからでも、ユーザーが好きな時間に参加してもらうことができる」という利点もあるといいます。編集長によると、5月1日~6日に行われた第一弾のオンライン試写会は「多くの劇場が休館している中、『久しぶりに新作を観ることができてうれしい』」という言葉が多く寄せられているとのことでした。

▼オンライン試写会への応募は「coco」から行える


ハイクオリティな動画コンテンツでクルマの魅力を伝える

 オンラインとオフラインのハードルを越えるべく、ハイクオリティな動画コンテンツを活用し情報発信を強化しているのが、自動車メディア「レスポンス」です。中でも目を引くのが、ディスカバリーによるサブスクリプション動画配信サービス「dplay」と連携した、世界No.1のクルマ専門メディア「Motortrend」の動画がレスポンス上でも無料で視聴することができるという動画コンテンツ。編集長曰く、「レスポンスの発信力と、ディスカバリーのコンテンツ力。お互いの強みを生かした最強のコラボ」とのことで、自由に出かけられない自粛生活のクルマ好きな人も楽しめるのではないでしょうか。また「レスポンス」でも5月29日よりオンライン展示会を開催予定となっており、そこでもハイクオリティな動画コンテンツが情報発信の主軸となりそうです。

▼「dplay×レスポンス」

▼「ヴァーチャル・オートモーティブ・エンジニアリングEXPO(ヴァーチャルEXPO)」


〇「レスポンス」編集長コメント

 リアルイベントが中止や延期となる一方で、オンラインでの情報発信のあり方が変わりつつあります。特に新たな商品や技術、サービスがお披露目される場は、展示会や発表会ではなくオンラインが主流になっていくでしょう。「ヴァーチャル・オートモーティブ・エンジニアリングEXPO(ヴァーチャルEXPO)」は、従来の自動車技術展示会をオンラインで開催しようとする試みです。文字と写真のニュースでは伝えきれない開発者の声や想い、製品やサービスの「動き」をライブ感ある動画で紹介します。日本にはすばらしい技術やアイデアを持った企業が数多く存在します。新型コロナの影響で失われてしまった届けるべき声、それを伝える機会をヴァーチャルEXPOが担い、自動車業界の再活性化につなげることができればと考えています


イードのリサーチ力でリモートワークにヒントを

 今回のコロナショックで、多くの人がリモートワークを経験しました。本来は場所に縛られない働き方であるはずのリモートワークが、外出自粛という移動を制限せざるを得ない状況下では、むしろ自宅に縛られているように感じる人も多いのではないでしょうか。リモートワークを初めて導入し、数々の課題に直面したという会社も数多くあるでしょう。その現状に対して、「客観的なデータを集めて使えるというリサーチの強みを活かして、役に立つ情報を提供したい」という担当者の思いから、イードが持つリサーチパネルを使用して定量調査が行われました。全3回に分けて公表された調査結果の中には、コロナ終息後もリモートワークを働き方の選択肢の一つとしていくうえで、ヒントになりそうな結果がちりばめられています。対面インタビューなど、オフラインでの市場調査の実施が困難となっているイードのリサーチソリューションですが、オンラインインタビューの試みを始めるなど、試行錯誤を続けています

▼テレワークに関する調査(1)

テレワークに関する調査(1) テレワークのメリット・デメリット
新型コロナウィルスの感染拡大により、私たちの生活はもちろん、働き方の見直しも迫られています。出勤者数を減らすためにテレワークが推奨されていますが、実際にどのくらいの人がテレワークをしていて、実施にあたってはどのような課題があるのでしょうか。株式会社イードは、テレワークをめぐる状況について調査しました。その結果と考察を、2回に分けてご紹介していきたいと思います。 調査手法 アンケートパネルに対するWebアンケート 実施期間 2020年4月10日~14日 調査対象者 20-59歳男女、有職者(パート・アルバイ
https://u-site.jp/survey/telework-1

▼テレワークに関する調査(2)

▼テレワークに関する調査(3)


With/Afterコロナの世界における新しい営業スタイル

 最後は業種を少し離れて、営業という、外出自粛で働き方のスタイルを大きく変わらざるを得なかった領域についてです。多くの営業担当者が、変化に対応すべく悪戦苦闘していることと思いますが、特に4月に入社したばかりの若手社員にとっては、不安な社会人1年目の幕開けとなったことでしょう。彼らの不安を払拭すべく開催されたオンラインセミナー「新卒営業パーソン向け~2020卒 営業 アフターコロナの陣~」に、メディア事業本部のビジネス統括も登壇し、メディア営業のキャリアで培ったノウハウを共有しました。

▼「新卒営業パーソン向け~2020卒 営業 アフターコロナの陣~」登壇


 このように社内外を問わず知見を共有することも、非常事態を乗り越えるために有効な手段の一つです。特にオンラインセミナーは今回の外出自粛下で大きく活用されています。メディア業界関係者向けメディア「Media Innovation」は、オンラインセミナーで新規営業の場を提供しようと、ビジネスマッチングイベント「コロナに負けないメディア施策特集 Media Innovation Connect」を開催しました。準備期間約2週間で参加者400名を超えるなど大きな反響を得た本イベントは、With/Afterコロナの世界における新しい営業スタイルのヒントになりうるのではないでしょうか。

▼「Media Innovation Connect#1 コロナに負けないメディア施策特集」


 8年にわたりイードメディアを営業として支えてきたビジネス統括に「コロナショックに対して営業はどう立ち向かえるか」と聞いたところ、「働き方が大幅に変わり、いままで適用していたスキルが不適合になる可能性もある以上、自社のプロダクトや事業をより明確に差別化し、質の高い提案や着眼点が必要になってくる。あとはもうやるしかない。」と語っていました。この「やるしかない」という思いは、どの領域にも共通している覚悟だと思います。


さいごに

 イードは、2つの統括事業本部の下に5つの事業本部、さらにその下に20以上の事業部が連なっており、幅広い領域をカバーしている企業です。だからこそ、コロナショックに対して多方面からのアプローチが可能であるのと同時に、互いに補い合うことができる会社です。情勢が厳しいことは事実ですが、イードは総力戦で挑み続けていきます

 Part2、3では、コロナショックの中でも堅調な業績を上げ続けている部署に話を聞きます。

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