今回登場していただくのは、宿泊事業本部の営業部門を牽引する佐藤さんにお話を伺いました。新卒で入社した広告代理店での経験から一休への転職、北海道での支社立ち上げ、そして本社でのリーダー業務まで、常に逆境をチャンスに変えてきたキャリアの軌跡に迫ります。
転職の決断、その先にあった「成長」へのこだわり
インタビュアー:一休に入社される前は、どのようなお仕事をされていたのですか?
佐藤さん:新卒でベンチャーの広告代理店に入社しました。体育会系の営業会社で、ウェブ広告などを担当していました。
インタビュアー:前職でも営業として活躍されていたと思いますが、なぜ転職を考えたのですか?
佐藤さん:入社時は同期が20名いましたが、3年目には同期は全員辞めており、私1名しか営業が残っていない状態でした。営業は営業部長と2名体制という濃密な環境で、やりがいのある日々を過ごしていました。そんな中、転職を決意した理由は2つあります。1つは、入社時から赤字だった事業部を、無事黒字化させるという目標を達成したことです。そしてもう1つは、事業会社で働くという新たな挑戦への思いが強くなったからです。自社サービスを深く理解し、事業を動かすことに直接貢献したいと考えるようになりました。
インタビュアー:数ある企業の中で、一休を選んだのはなぜでしょうか?
佐藤さん:「逆境」が好きなんです。11年前の一休は、施設様によっては業界4~5番手くらいのポジションでした。そこから、どうやってトップを目指すのか。その過程に魅力を感じました。面接で感じた「スピード感」も、自身の成長に不可欠だと直感しましたね。
一休での挑戦|支社の立ち上げが、キャリアを飛躍させる
インタビュアー:入社後、営業としてどのような成長を経験されましたか?
佐藤さん:入社してすぐ、宿泊事業本部の旅館・リゾートホテルチームに配属されました。当初は、いわゆる「フレームワーク通りの提案」を繰り返していたのですが、あるとき伊豆の施設様から「ありきたりな提案ではなく、当社に合った提案をしてほしい」とご要望をいただいたんです。
それをきっかけに、施設様の課題をより深くヒアリングし、ユーザーにも施設様にも喜んでいただけるような「スペシャルオファー」を提案しました。大きな成果を出せたことで、型にはまらない営業の面白さに目覚めました。この経験が、私の営業スタイルを大きく変えるきっかけとなりましたね。
インタビュアー:まさに、佐藤さんの介在価値が発揮された瞬間だったわけですね。ご自身の市場価値が最も高まったと感じたエピソードはありますか?
佐藤さん:それは間違いなく北海道での支社の立ち上げです。当時、定期的に訪問ができる営業担当がほとんどいなかった「まっさらな土地」に飛び込み、ゼロから関係性を築いていきました。
着任してからの最初の2〜3ヶ月は、ひたすら北海道中を一人で回りました。1日6〜7件もの施設様を訪問し、何が起きているのかを自らの足で把握することに徹したんです。そうするうちに、どの施設様に、誰に話せばいいのか、重要人物の繋がりが少しずつ見えてきました。そして、3週目の訪問では、ようやく決裁者の方々と深い話ができるようになり、会食を通じて、自治体や競合他社の責任者の方とも関係性を築けるまでになりました。
この期間は、営業活動だけでなく、オフィスの選定や採用活動にも関わりました。文字通り、事業の立ち上げに必要なすべてを任せてもらえたことで、営業としてのスキルだけでなく、事業全体を俯瞰する力が身についたと感じています。
インタビュアー:なるほど。ハイリスク、ハイリターンのご経験を積まれることで成長されたのですね。コロナ禍に入り、全国旅行支援の先駆けである「復興割(どうみん割)」が実施されましたよね。自治体からの提案に対し、競合他社は様子見をする中で、実施を決断されたと伺いました。その意思決定は、どのようなお考えからされたのですか?
佐藤さん:ユーザーと施設様にとって「必要」だと確信したからです。コロナの影響で施設様が大変お困りの時期でした。競合他社は様子見をする中、前例のないチャレンジには不安もありましたが、ユーザーと施設様のためになるならやってみようと決断しました。結果として、両者に価値を提供できたと感じています。この経験は、一休でなければ得られなかったと確信しています。
成長の土壌と高みを目指せる環境
インタビュアー:現在は東京に戻ってこられ、ご家族との時間も大切にされていると伺いました。北海道でのご経験や、現在のキャリアを築く上で、ご家族の存在はどのような支えになっていますか?
佐藤さん:そうですね。実は、北海道へは家族も一緒に移住したんです。新しい挑戦に臨む際は、常に「これからこういう変化があるかもしれない」と、事前に家族としっかりコミュニケーションをとっています。
家族全員の時間も大切にしますが、家族一人ひとりと向き合う時間も大事にしています。こうした姿勢を理解し、応援してくれる家族の存在が、私の最大の強みであり、思い切った決断ができる何よりの支えになっています。
インタビュアー:なるほど。ご家族との絆が、挑戦を後押しする大きな力になっているのですね。ご自身のマネジメントやキャリアを考える上で、大切にしていることは何ですか?
佐藤さん:「優れるな、異なれ」という私の座右の銘がありまして、周りに何と言われても「ぶれない軸を持つこと」を大切にしています。そして、常に一番難しい選択肢を選びやり抜くこと。簡単な道ではなく、自分がワクワクする困難な道に挑戦し続けることが、自身の成長につながると信じています。
インタビュアー:最後に、佐藤さんのように高みを目指している方々へメッセージをお願いします。
佐藤さん:私たちの仕事は、「やらされる仕事」ではありません。自ら考え、プラスアルファの価値を生み出せる環境です。今、ご自身の市場価値を最大化したいと考える方にとって、一休での挑戦は、キャリアを飛躍させる最高の舞台になります。ぜひ、ご自身の「どう成長したいのか」を言語化して、その答えを一休で見つけてほしいですね。
この想いに共感し、共にレストランや宿泊業界の未来を創っていく仲間を心待ちにしています!
プロフィール
宿泊事業本部 営業部 DPチーム チームリーダー 兼 沖縄支社 支社長 兼 九州支社 支社長
佐藤 和仁
愛知学院大学出身。
2014年 株式会社一休 宿泊事業本部 入社