#1 一休.comバケーションレンタルリリース!
はじめまして!一休の松崎と申します。
弊社のメディア活性化を目指して、ちょこちょこ投稿していこうと企んでいます。
さて、本題に移りたいと思います!!
先日、2016年11月1日に一休.comの新しいサービス、一休.comバケーションレンタル がスタートしました!
そこで、今回はこのサービスの企画・開発に携わった
エンジニアの瀧村さん、土岐さん、田中さんにお話を伺ってみました。
▲左から 土岐さん、田中さん、瀧村さん
▼サービスについて
Q. 一休.comバケーションレンタル(※以下バケレン)ってどういうサービスなんですか?
- 土岐さん
もともとは旅館の営業をしていたメンバーが新規事業として企画したのが始まりでしたね。
- 瀧村さん
民泊とバケレンっていうのがあって、バブルの頃は別荘を買うのが流行ってたんだけど
そんな高級別荘や古民家を一棟丸ごと借りきって滞在できる施設を高級な場所にフォーカスして探したら結構あったので始めようってなったんだよね。
撮影とかモデルルームに使われるような施設とかもあって実際にみんなで見に行ったときは感動したね。
テラスハウスみたいなところとかもあって、ホテルとはまた違った魅力があるよね。
▲掲載する施設を訪問したときの様子
- 土岐さん
昨今海外ではAirbnbをはじめとする民泊サービスが流行っているんですよね。
民泊は許可なくやっている施設・サービスもある中で、一休のバケレンでは合法で、安全に、上質な体験をしていただける施設として成り立つものを貸し出しましょうというコンセプトのサービスですね。
バケレンはホテルとは違って食事とかのホスピタリティは提供できないけど
それに代わる価値を提供していけるようなコンセプトでやってます。
- 田中さん
キャッチコピーは、
(HPを見ながら)
「高級別荘で気の合う仲間と思い思いの滞在をするそれが一休.comバケーションレンタルが叶えたい休日」
ですね!(笑)
【一休.comバケーションレンタルのサイトより】
ホテルにあるような「サービス」や旅館で提供される「本格料理」はなくても、
上質な空間と快適性がある宿泊施設を厳選してご紹介いたします。
ご家族や知人のグループで一棟貸し切りの宿を利用したり、観光の拠点になる宿を予約して、
食事は地元のお店で楽しんだり、古民家に泊まって田舎暮らしを体験するなど、ライフスタイルに合わせた宿をご提案します。
Q. 一休.comと何が違うんですか?
- 土岐さん
商材が違うからコンセプトが大きく違いますね
- 田中さん
“ロケーションも含めて滞在を楽しむ” という部分が特徴だと思います。
Q. どういう使い方をしたい人におすすめですか?
- 土岐さん
今までって2名とか家族連れで1泊するみたいな利用ケースが多かったと思うんですけど
バケレンは2名とかではなく、1棟丸々貸りることができる施設が多いので、もっと大勢で
友人同士だったり、家族といっても兄弟家族での大きなグループとか、女子会など、
自宅ではできないような大人数集めたホームパーティを非日常な空間でやりたい人に利用してもらうのを想定してますかね。
別荘を持つ感覚がない昨今に「週末だけ別荘に泊まる体験」を提供したいですね。
Q. まずココを見て欲しいところはどこですか?
- 田中さん
ロケーションがいい施設が多いっていうところが売りだと思います。
- 瀧村さん
バケレンは貸別荘だから1棟っていうロケーションを含めて外観とか内装とか、
カタログを見るような感覚で建物や内装の質の良さを見て欲しいね。
Q. 自分が利用するとしたら行ってみたい施設とかありますか?
- 瀧村さん
あるあるあるある!
THE HOUSE、茅葺屋根の古民家など、いろいろなロケーションにいってみたいと思ってるよ。
- 土岐さん
兵庫の方にあるサイプレスってところなんですけど・・・
ゴルフ場の中にあるような感じで、そこに滞在して
ホテルや旅館に泊まるのとは違う体験を楽しみたいです。
田中くんはどう?
- 田中さん
千葉にあるモントレーハウスってところです!
別荘を借りるっていう体験を味わえるかなって。
▼お話で出てきた施設はコチラ
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▼開発について
Q. プロジェクトを進める中で大変だったことはどんなことですか?
- 田中さん
やりたいことが多すぎましたね。
どこまで実現するかというところを決めてから始まったって感じでした。
特にトップページをどう見せるか、ホテルや旅館とは異なるバケレンの魅力をどう伝えるかってところが結構大変でした。
- 瀧村さん
システム的な話になるんですが、既存の一休.comとの共通部分を利用することによる制約がいろいろとあって開発者としてのジレンマは多かったな。
新サービスではあったけど、既存システムの追加開発的な要素も多かったので「スクラッチで新しいものを作っている」という感覚はやや少なかった。
ただ、エンジニアの「モノづくりをしたい。」という欲求はうまくカタチにできたのかなとは思う。
- 土岐さん
実はこのプロジェクトに入る直前に別の部署から異動してきたというのもあって
既存サービスと新しいサービスのよさをどう両立するかを調整するのは大変でしたね。
- 田中さん
フロントエンド、UI周りを主に担当したんですけど
できる範囲で裁量を持って自由にできたのは楽しかったですね。
技術的にまだ未熟なので、作業途中で足をひっぱったかもしれないっていう気苦労はありました(笑)
Q. 開発をする中で一番凝った部分/工夫した部分はどこですか?
- 土岐さん
サービスに使うアイコンにこだわりました。
既存サービスをベースに作り始めたんですが、それでは対応が難しくなってきて・・・
思い切って、新しく汎用的に使えるようなものに作り直しました。
技術的にも新しい挑戦ができたし、結果的にいいものができたのでよかったです。
- 瀧村さん
チャレンジはできたよね。
新しいことをする楽しみと苦しみを味わった。
既存のサービスとは違うものにしたいと思ってトップページはこだわったね。
- 田中さん
はじめはフロントエンドをデザイナーさん主軸で進めていたんですけど
少しずつ議論して、調整を続けていまのページに至っています。デザイナーと一緒に作ってる感覚を経験できたのはよかったですね。
実際に今動いてるのを見ると感動します!
▼2016年の新卒、田中さんにお話を聞いてみた
田中さんは2016年4月に新卒として入社して、今回始めて大きなプロジェクトを担当しました。
そこでいくつか質問をしてみました。
Q. このプロジェクトに参加して勉強になったなと思ったことは?
- 田中さん
ただプログラムを書いていたらいいということではなくて
エンジニア、デザイナー、営業など様々な役割のメンバーと議論しながら協調して良いものを作っていくっていうのは勉強になったなって感じます。
- 瀧村さん
ちょっと聞いてみたかったことがあるんだけどいい?
エンジニアとして一休に入ったわけだけど、入社前と今で仕事の内容にギャップはあった?
- 田中さん
ありましたね。
もともと思ってたのは、エンジニアはプログラムを書く仕事だと思ってたんですけど
実際には、プログラムを書くだけではなくて、デザイナーや営業とコンセプトについて議論したり、実際の施設に訪問して提供するサービスを体験したり、ユーザの動向を分析したり、といろいろなことをやるんです。
サービスをつくるエンジニアってこういうものなんだと、このプロジェクトを通してやっと理解して感動しました。
Q. 次はどんなプロジェクトをやってみたいですか??
- 田中さん
バケレンをやったからっていうのもあるとおもうんですけど、
ここまで日本に上質な施設があるんだったら
海外にも同じようなビジネスチャンス(安全に上質な体験を提供するバケーションレンタルサービス)があるんじゃないかと思ったので、そんなプロジェクトに携わるチャンスがあったらぜひチャレンジしてみたいですね。
▼最後にみなさんに伺います
Q. これからどんな一休.comバケーションレンタルをサービスにしていきたいですか?
- 土岐さん
目的が決まっていて、施設を検索して予約するのではなく
カタログを見る感覚で、サイトを見てもらって、「あっ、ココに行きたいな」と思って
予約してもらうっていうサービスになっていけば良いなと思います。
- 瀧村さん
あとはバケレン専用のアプリつくりたいよね。
ユーザーの探し方、施設の紹介方法が一休.comとは全然違うから、あったらきっと良いと思うんだよね。
▲バケレンの営業さん、デザイナーさんたちと
バケーションレンタルの開発を担当したお三方、ありがとうございました!
と、いうわけで株式会社一休のWantedly復帰記事第1項は
一休.comバケーションレンタルのリリース記念インタビューでした。
私もインタビュー前から「いつか利用したいな..」と思ってましたが
みなさんのお話を聞いて更に利用したい気持ちが高まりました!!
少しでもご興味お持ちいただけましたら、サイトのご利用はもちろん、
一休.comのその他のサービスもぜひご利用いただくとともに
一休.comをはじめとするサービスに携わりたいという方は
Wantedlyより「お話を聞きたい」のご応募をお待ちしています!:)
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