【社員インタビューVol.6 Engineer 小倉 啓】

今回は現在弊社でも唯一の存在である電気エンジニアの小倉啓さん(以下おぐちゃん)の紹介です。前回の山田さんに続き、おぐちゃんも大企業からスタートアップへの転身をした方です。是非ご一読ください!

聞き手・編集:代表取締役CEO 菱木豊


おぐちゃんは前職ではどんな仕事をしていたんだっけ?

前職のCanonでは、インクジェットプリンターの組み込みソフトウェアの開発。その前には、ヘッドマウントディスプレイの開発。あとは医療機器のカメラの電気設計を担当していました。

そんなに幅広く仕事をしていたんだね。プリンターってイメージの会社だけど、流石大企業だから色々やっているね。ちなみに、ヘッドマウントディスプレイ関連では何をやっていたの?

電気の設計をやっていました。医療機器では、電気と組み込みソフトの両方の領域をやっていました。大きな会社で電気と組み込みソフトの両方やっている人は、殆どいませんでしたね。

確かに分業化されているイメージあるものね。ちなみに、どうしてそんな貴重な経験ができたのか理由はあるかな?

両方やりたいと入社時に伝えていました。恐らく、そのお陰で両方やることができました。新卒のときに、最初の仕事でいきなり両方やらせてもらうことができました。

それは良い職場環境だね。そもそもだけど、なぜ電気と組み込みソフトの両方をやりたいと思っていたの?

モノが動くところまで自分で作りたかったんです。やっぱり、ハードウェアだけでは動きませんから、ソフトウェアまで含めて、動いた瞬間が楽しかったんです。自分自身で、そこまでやりたいと考えていました。

なるほど。そう聞くと納得なんだけど、学生時代にそこまで想える何かがあったのかな?

学生時代は電気自動車のモータの制御などをやっていました。慶應大学のシステムデザイン工学科にいたこともあって、ある問題に対して課題を見つけて仮設を立て、実験して評価をする。そこまでを学生時代に勉強していました。そのため「ここだけやる。」というよりも、開発全般の流れの中で仕事がしたいと考えるようになりましたね。広い視野を持った開発者になりたいと思ったキッカケです。

それは良い学びになった感じがあるね。そういう気持ちを持って、新卒として入社してみてどうだった?

比較的多くの製品開発に携わらせてもらい、開発自体は学ぶことがたくさんありました。ただ、多くの製品に関わる中で、自分はそもそもどんな製品に携わりたいのかをより考えるようになりました。既に普及している製品ではなく、新しいものをやりたかったですね。その製品を自分が使うとしたら生活が変わるのではないか。そう思えるようなものをやりたかったです。

それが転職理由にも繋がっていったのかな?

最後にプリンターやっていたときに、他社の機能に対して、スペックで追いつけ追い越せとやっていたのですが、自分としてはそれをモチベーションにずっとやり続けるのはしんどいなと感じていました。それで別のことにもチャレンジしたいなと考えるようになったんです。

実際に転職活動をしてみてどうだった?

いくつかハードウェアを開発している会社をスタートアップから大手まで聞いて回りました。大きな会社に関しては、仕事のやり方自体はあまり変わらないなと思いました。

そんな中で、どうしてinahoに入社にしたんだっけ?

いくつかの会社の話を聞いていく中で、モノを作って売ることをスタートアップがやるのは難しいなと感じました。そのため、小さい会社に行くのは正直不安がありました。ただ、inahoの場合はビジネスモデルが売り切りじゃなくて、RaaSモデル。そのモデルであれば、スタートアップでも上手くいくのではないかと感じたことが、魅力を感じた理由でしたね。

RaaSのモデルにしていて良かった(笑)実際に入ってみてどうかな?

2019年8月に入社して約半年が経過して、大変なこともあるけど、充実感もその分大きいなと感じますね。

充実感を感じるときってどんなときなの?

自分が開発をやっているなということを実感していますし、試作を重ねていく中で、ロボットがちゃんと動いたというのも嬉しいです。

やっぱり、ロボットとプリンターが動いたのでは違ったりする?

違いますね。プリンターでは自分が関わっていたところが一部でしたし、ゼロから作ることはほとんどなかったです。それが今と大きな違いがあるところですね。

というと、詳しくはどういうことかな?

前職では、一部の機能の開発を担当していて、そこの機能改善なら動いて当たり前の感覚があります。今やっている開発では、ゼロから作っている要素が大きいので、不安や緊張感も強いです。ただ、その分動いたときの喜びは大きいですね。

そうだよね。確かにベースがあるものとないものでは違うものね。実際におぐちゃんの今の職務内容は何を担当しているんだっけ?

電気に関わるデバイスを選んで、それらをどう繋いで動かすか。その動かすための電気基板やケーブルを設計して、基板の中のソフトウェアも作るということをやっています。

色々やっているんだよね。電気の仕事特有の難しさってあるのかな?

電気特有かは分かりませんが、メカとソフトの両方と関わって密にコミュニケーションを取らないと、全体として良いものになりません。そのためエンジニア間での連携は不可欠ですね。

確かにそうだね。実際に連携の感じはどうかな?

だんだん良くなってきているなと感じています。新しい人が増えてきて、情報共有をもっと改善していこうと取り組んでいますし、コミュニケーションの量が増えていますね。

やりにくいところはある?

現状、佐賀県鹿島の拠点に行かないと本格的な開発ができないところですね。鎌倉だとオフィスのスペースに限りがあって、かなり手狭になってしまっていますし。

それはあるよね。6月頭になればオフィスが広くなって開発しやすい環境になる予定だから、もう少し辛抱願います。いまの仕事の面白いところってどのあたりかな?

まだ大企業にいた感じが抜けていないと思うのですが、大企業のときは製品像がバッチリ決まっていて、そこからトップダウンでやることが決まっていました。inahoでは作りながら、サービスも進めながら改善していくのが面白くもあり、大変なところかもしれません。

そうだね。そこがRaaSの面白いところでもあるよね。もう家は引っ越したんだっけ?

いま辻堂への引越しを考えていて、奥さんが物件を探してくれています。辻堂だと奥さんの友達も近くに多いらしいので、喜んでいますよ。

それは何よりだね。転職にあたっての奥さんの反応ってどうだったの?

すごい前向きでした。「やりたいことをやるのが一番良いよね」と言ってくれて、理解がありました。「不安定になるかも」と伝えても、「なんとかなるんじゃない」と言ってくれましたね。

奥さん、不安定にならないよう、僕もがんばりますね!!周りの友達の反応とかどうだった?

僕が思い切ったのが意外な感じで受け取っていましたね。遂に決断したのかとも言われたし、結構驚いてはいましたけど、みんな「良いと思うよ」って言ってくれました。inahoっていう会社の名前も良いじゃん、なんて言われました。

社名褒められるの地味に嬉しいな(笑)社内の雰囲気やメンバーはどんな感じにみえているかな?

スタートアップとかベンチャーって、尖っている人が多いのかなと思っていたのですが、結構和やかな雰囲気があって、良いですね。鹿島に行ったときも、みんなでご飯食べたりすることも多いので、アットホームな雰囲気がありますよね。

確かに、みんな仲良いものね。とはいえ、足りないものはなんだと思う?

もっと色んな領域の人がいた方が良いのかなと思います。部材の調達だったり、製品の評価や法規制に詳しい人など。大きな会社だと分業で部署を越えた業務連携は社内調整が必要で大変でしたが、そういった領域まで見れる担当者がいる体制だったことは、いま思うとそれはそれで助かっていたんだな、という気づきもあります。

そうだよね。まだまだ足りないものは多いよね。おぐちゃんとして今後やっていきたいことはどんなことがあるかな?

今年は本当にアスパラの収穫ロボットの量産をキチッとやることが目標です。それらを通じて、自分のノウハウを溜めて、他の作物に展開するときに、さらにスピーディーにできるよう、自分自身のスキルアップにも繋げていきたいです。

次に繋げていくことは大事だよね。ちなみに、他にもあったりする?

ベンダーさんとか、まだまだ一緒にやっている会社も少ないと思っているので、より広範囲に協力会社を増やして、開発のスピードアップや製品の能力が上がることに繋げていきたいですね。

頼りにしてます!inahoに向いている人、向いていない人ってどう思う?

分からないです。自分も向いているのか未だに分からないです(笑)でも、大変なことや困難が数多くあっても乗り切る力がある人。それを楽しみながらやれる人が良いんじゃないかなと。

困難たくさんあるもんね。

山田さんもよく「突破力」といった話になるけど、仮に突破力のようなものがなかったとしても、問題が発生したときに、どういう問題があるのか課題を見極めること。そして、解決する方法が技術だけじゃなくても良いと思っています。運用とか使い方とかルールを変えることかもしれないですし。発想を広く持てることが大事なんじゃないかなと思います。

いいね。その通りだと思う。やり方は一つじゃないからね。おぐちゃんは、どんな人と働きたいかな?

一言で言うと、良い人ですかね。あとは周りを巻き込んで楽しく開発できる人ですね。知らないことっていっぱいあるので、そういうものがあれば、聞いてり調べたりすればよくて、何でも知っている人もまずいないです。そういうときにコミュニケーションが円滑にできて、巻き込まれた方も一緒にやりたいなと思えるような感じが良いなと思います。

良い人採用しているからね!この前の合宿はどうだった?

今までああいった合宿は経験なかったですね。研修も好きじゃなかったし、研修っぽい感じでその場限りの時間を過ごすのは嫌だと思っていました。ですが、みんな盛り上がってアクティビティをやっていたし、そのときに学んだことが職場の中でも出てくるし、やって良かったと思います。

そっか。それは良かった!日々みんなでチーム力を上げていきましょう!おぐちゃん、ありがとうございました!


ひしきの雑感

おぐちゃん、星野源に似ているって言われたりするので優男っぽく見えるのですが、これがまた良い男なんですよね。

このインタビューの後に、僕も一緒に彼の仕事を手伝う機会があったのですが、黙々と細かい地味な作業をしながら、周りと連携を取って仕事を進めている姿は、彼が思っているチームの形に少しずつ進んでいるんだろうなと感じました。

まだ電気エンジニアは1名しかいませんので、おぐちゃんとバディを組む人お待ちしています。きっと優しくいろいと連携しながら、楽しく仕事ができる環境が待っていると思います!

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