キャッシュレスのその先へ。お金のデジタル化から広がる社会全体のイノベーション(後編)

当社代表取締役社長・丸山弘毅のインタビュー前編では、インフキュリオンデジタル設立の経緯やビジョン、バリュー、事業内容をお伝えしました。後編では、そこで働くエンジニアの職場環境や仕事のやりがい、成長機会について聞いていきます。

ゼロイチで事業を生み出す
スタートアップスタジオ

―ここからは、インフキュリオンデジタルのエンジニアの、立ち位置や働き方についてお聞きしたいと思います。

インフキュリオン・グループには、「決済×テクノロジー」を軸として、大手企業向けにコンサルティングを提供する会社、法人向け・個人向けにプロダクトやサービスを開発する会社など、さまざまな立ち位置の会社があります。その中でインフキュリオンデジタルは、グループ内の“スタートアップスタジオ”として立ち上がりました。

―スタートアップスタジオとは、どんなことをするのでしょうか。

主に「ゼロイチ」の部分ですね。グループ各社の持つ顧客接点や、これまで培ってきた経験・技術といった資産を生かしつつ、テクノロジードリブンで新しい事業、自社プロダクト・サービスをゼロから生み出していきます。その意味で、インフキュリオン・グループの中核となる組織だといえます。

―自社プロダクトの開発がメインとなるのでしょうか。

はい。ただ、自社で企画・開発したサービスを、システムとしてホワイトラベルで金融機関や決済事業者に提供していますので、その導入に当たってはプロジェクトを組んで、数カ月という単位で顧客側のシステムとのインテグレーションを行うこともあります。そのようなプロジェクトでは、SIerでのPM・PLの経験・スキルを生かせる場面も多くあります。

―自社開発だけでなく、いろいろな側面の仕事があるのですね。

エンジニアの組織としては、テックリードチーム、インテグレーションチーム、サービスマネジメントチームの3つがあります。テックリードチームが自社プロダクトをゼロから開発し、インテグレーションチームは、先ほど申しましたようにプロダクトを顧客企業に導入するに当たって、パートナー企業やベンダー、テックリードチームを含めた開発プロジェクトのマネジメントを担います。また、サービスマネジメントチームはリリースされたシステムの保守・運用を行います。

―エンジニアにとっての“やりがい”にはどんなものがありますか。

ビジネスサイドと一緒に、アジャイル的にものを作りながら、世の中にまだない新しいものを作っていく喜びもあれば、顧客企業やパートナー企業と共にプロジェクトを完遂して得られる喜びもあります。さらに、作ったものが世の中に広がって使われる喜び、ユーザーからのフィードバックを得て着実に改善していく喜び、いろいろです。エンジニアだけでなく多様なメンバーと一緒にサービスやプロダクトを作り、社会を変えていく、そういう手応えを感じながら仕事ができる立ち位置だと思います。

―エンジニアにはどのような資質・姿勢が求められるでしょうか。

課題を自分で生み出せる人、でしょうか。日常生活、あるいは仕事をしていく中で「どうしてこんなに不便なんだろう」とか「もっとこうすればいいのに」という目でものを見て、考えられる人ですね。普通はそうは思っても、思ったままで通り過ぎてしまうものですが、エンジニアはさらに一歩進めて、最新の技術トレンドや、他業界での事例などを元に「こうすればできる」と示せる人であってほしいと思います。

仕事や勉強会など多様な機会による
内発的な成長欲求を後押し

―いろいろな側面の仕事があるインフキュリオンデジタルでは、どのような経歴のエンジニアの方が働いているのでしょうか。

出身企業で見ると、SIer・コンサルティングファームから来た人、自社サービスを開発する事業会社出身の人、もちろん金融機関のIT部門にいた人もいます。ただ、金融業界や金融系システム開発の経験がある人ばかりではなく、他の業界のシステム開発を経験してきた多様な経歴のエンジニアが集まっています。

―異業種からの転職も多いと。業界の専門知識などの面で不安はないのでしょうか。

社内勉強会を実施して、エンジニアが足りない知識を補える環境を整えています。勉強会にもいろいろありまして、エンジニア向けに技術や組織作りを学べるものや、Fintech・決済に関する専門的な知識や、それに付随した法制度を学ぶもの、事業開発やマーケティング・グロースなどに関するビジネス寄りの勉強会などがあります。

―勉強会以外にもエンジニアが「学ぶ」ためのサポートはありますか。

技術書など仕事に必要な書籍を購入する際や、セミナー参加費などの金銭的な補助制度を設けているほか、ITストラテジスト、ITIL、PMPなどの資格を取得した時にお祝い金を支給する制度もあります。

我々が軸としている「決済×テクノロジー」の領域は、一般の事業・サービスに求められる以上にコンプライアンスやセキュリティーが強く求められます。これらの「自発的な学び」の支援を通じて、技術面だけでなく、法制度や関連の専門知識、ビジネスサイドの知見にまで幅広く精通した開発者集団へと一緒に成長していきたいという想いがあります。

一丸となって大きな成果を目指す
安心して仕事に集中できる環境

―「学び」にまつわる環境についてお聞きしましたが、エンジニアの「働く環境」という意味で人事・評価制度はどのようになっているのでしょうか。

「Great Work, Great Team.」が、当社の人事制度の基本方針です。これはインフキュリオン・グループの「Value」の1つでもあるのですが、簡単に言うと「会社という1つのチームで一丸となって、大きな成果を目指そう」という考え方です。組織の垣根なく、皆で1つの目標に向かって進む。そのために、チームのメンバーが安心して仕事に集中できる環境を提供しようとしています。

―具体的にはどのような制度ですか。

OKR(Objectives and Key Results)による定量評価と、我々の価値観・行動指針であるValueに照らした定性評価です。OKRによって会社が掲げる1つの目標と個人の目標を結びつけつつ、どれだけ目標に向かってチャレンジできたか、実際のプロセスやアクションを評価します。安心して仕事に集中できるためには、挑戦する人をきちんと賞賛することが大事です。我々は誰もやったことがないような新しいことをしようとしているのですから、失敗は付き物。それよりもチャレンジしたことをしっかり評価する、それを制度として確立しています。

あらゆる産業が注目している
「キャッシュレス」の領域

―今、エンジニアが決済・キャッシュレスの領域で働くことの意味についてお聞きしたいと思います。

「お金がデジタルになると、あらゆる産業のあり方が変わる。だから、いずれ必ずどの産業とも接点ができる」。そう考えて、キャッシュレスを入り口に、我々は一貫して金融・決済とテクノロジーの領域でビジネスをしてきたのですが、現在、その領域へ他業種からも注目が集まっています。

―例えばどのような業種からでしょうか?

ITプラットフォーマーや流通企業など、さまざまな業態の企業が、次々に「キャッシュレス」の領域に参入し始めています。実際、さまざまな種類の「○○ペイ」といった決済サービスが立ち上がっているのは、皆さんご存知のところでしょう。それだけ、この領域が普遍的なもので、且つ大きな可能性を秘めているということなのだと思います。

―それらの企業は競合ということになるのですか。

そうは考えていません。実際にキャッシュレスの領域に新たに進出する企業へ我々の技術やアイデアを提供するなど、競合ではなくパートナーとしての連携になるケースが多いです。我々にとって一番大事なのは、日本のキャッシュレスの実現と、その先にある便利で豊かな社会の実現ですから。

社会が地殻変動する面白い時代に
主役としてチャレンジし続ける

―1つのことよりも、いろいろなことに興味がある人が向いていそうですね。

そうですね。これまではお金のデジタル化・キャッシュレス化に注力してきた形ではありますが、キャッシュレス社会が実現した先には、それ以外にも目を向けていくでしょう。ただ足下では、キャッシュレス化が人類史に残るほどの大きなインパクトを及ぼすものであることは間違いありません。

今は、あらゆる技術が発展する中で、貨幣経済そのものが大きく変わるタイミングです。仮に10年前だったら技術が追いついていなかったでしょうし、10年後もまた今と全然違う状況になっているはずです。

社会の大きな転換点で、自分が主役となって新しいモデルを考えたり、それを具現化したりできる機会は、恐らく一生に一度めぐり会えるかどうかではないでしょうか。こんな時代はそうはないなと思いながら、日々チャレンジしています。

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