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大切なのは好奇心と「何事もどんとこい!」という気持ち。3年目から見たインフォバーンとは?

「インフォバーンって何をやってる会社なんだろう?」「働く社員はどんな仕事をやっているの?」「入社したらどんな人と働くのかな」。

インフォバーンに興味をもってくれた方たちのそんな声に応えるべく、今回は2020年に新入社員として入社し、現在はインフォバーンのエクスペリエンス部門でコンテンツディレクターとして活躍する外山さんのインタビューをお届けします。

自身の学生時代について「就活への意識は低かったと思います」と語る外山さん。そんな彼女がなぜインフォバーンに入社し、今どんなことを考えて仕事をしているのか。学生時代にまで遡ってもらいながら、会社の雰囲気や入社して感じた成長実感など様々な話を新卒採用担当・松永が伺いました。


やりたいことがわからなかった学生時代

ーーー外山さん本日はよろしくお願いします! 早速ですが、外山さんはどんな学生でした?

なにをやっていたかじゃなくてどんな学生だったか、ですか(笑)。そうですね…。自分のやりたいことを楽しむ学生だったかなと思います。特にフラッシュモブサークルの活動は楽しかったです。

ーーーおお、フラッシュモブサークル。おとなしそうな外山さんがフラッシュモブをやっていたことが意外です。

よく言われます(笑)。人の誕生日とかに突然現れて踊っていました。元々サプライズが好きなのと、みんなでなにか一つのものを作ることが好きだったのでフラッシュモブサークルに入ったんですよね。実はサークル活動で『おっさんずラブ』の最終回に出演しているんです。赤いドレスを着て踊っているのが私です。


▲フラッシュモブサークル時代の外山さん


ーーーえ!? それはすごい!

ありがとうございます。学生生活は充実していたのですが、就活に関しては自分がやりたいことがわからなかったので、業界研究よりもまずは自分がどんな人間で、なにをやりたいのか、を知るために時間を使っていました。

ーーー例えばどんなことをやっていたんですか?

姉がいるんですけど、その姉の紹介で社会人の方々が集まる読書会に参加していました。そこで「自分のやりたいことがわからないんですよね」と参加者の方に相談をしてましたね。自己分析のやり方としてよくあるのは友達に自分の印象を聞くことだと思うのですが、やってみたときになんだか違和感があったんです。

ーーー違和感。

はい。もちろん友達からの印象も気づきがあるのですが、普段から同じ景色を見てるからか視野が狭い気がして。それよりも実際働いている社会人のほうが俯瞰の視点で自分を見てくれると思ったんです。あと、漠然と見えている「働くこと」や「キャリア」についてもアドバイスをいただくことができたのもよかったです。



「ありのままの私」を受け止めてくれる会社を求めて

ーーーそんな外山さんが会社選びで大事にしていたポイントはなんですか?

先ほどお話ししたように、私にはやりたいことがなかったんですよね。なので、会社の文化や風土、雰囲気を重視して会社選びをしていました。「現状やりたいことのない私でも受け入れてくれる会社がいいなあ」と漠然と考えていた記憶があります。

ーーーなるほど。どんな雰囲気の会社を探していたのですか?

私は上下関係のある環境が得意ではないので、フラットな関係性がある会社を求めていました。そんな就活中に、たまたまインフォバーンの採用担当のTwitterを発見したんですよね。そしたら会社のアカウントなのに緩いツイートばかりで。堅苦しくなくていいなあと。


▲インフォバーンの田汲(たくみ)はCINRAでお悩み相談の連載をやっています。


あと、姉がインフォバーンを紹介してくれました。姉も同じような業界に勤めていて「新卒で入社するならいろいろな経験ができて、その後のキャリアも広がりそうな会社がいい。インフォバーンならそれができるんじゃない?」と意見をくれました。

ーーーフラットな会社だと思って入社してみて、実際いかがでしたか?

想像どおりフラットでした。ただそれだけでなく、同僚に対する敬意も感じるところが好きです。よくあるピラミッド型の組織ではなく、たとえばミーティングなどで誰の発言にも耳を傾け、敬意を払う文化があると思います。「自分の発言を受け入れてもらえる」と感じられるので、経験の浅い人も発言しやすくありがたいなと。

ーーーフラットな雰囲気を感じる瞬間はどんな時でしょうか

例えばSlack(会社で使用しているチャットツール)なんかがわかりやすいと思います。先輩の投稿に対して「わかりました」とかではなく、スタンプで返信するじゃないですか。しかも「あざっす!」スタンプで。一年目の時は「これでいいのか」と戸惑ったんですけど(笑)。コミュニケーションの負荷が少ないなと感じています

ーーー入社後に感じたギャップはありますか?

いい意味で、業務内容にギャップを感じました。私はコンテンツディレクターといういわゆるオウンドメディアのコンテンツ制作をメインとした役割なのですが、入社前はそのオウンドメディアの記事制作が業務の大半を占めると思っていました。でも実際は動画であったり漫画であったり記事以外のコンテンツ制作がけっこうあります。最近はあるブランドについて「今後そのブランドはどうあるべきか」といったことをクライアントと議論するようなブランドブック制作を行ったりと幅広い業務に取り組んでいます。「こんなこともできるんだ!」という発見の連続です。

ーーー手掛けるコンテンツの幅の広さにギャップを感じたんですね。

私は幅が広くて楽しいですね。一つのやりかたを極める、ということも大切なことだと思いますが、いろいろなアウトプットができることも重要ですし。アウトプットはどうあれ根本にある大切なことは同じだと感じています。



「作り手」の視点から「読み手」の視点へ

ーーーその中でも特にやりがいを感じる瞬間はどんな時でしょう。

コンテンツを作る前に「なぜコンテンツを作るのか」や「誰にむけて作るのか」、「目的を達成するためにメッセージをどの媒体にのせればいいのか」などを考えるのが好きです。入社したときはコンテンツを作りたくてコンテンツディレクターという職種を希望したのですが、今はコンテンツ制作を含めた全体設計に興味が湧いてきています。そのためにもっと自分の意見をだしてチームに貢献したいなと思っているところです。

ーーー興味が変化してきたんですね。

でも、やっぱり自分の企画したコンテンツが形になっていく姿を見るのは楽しいですね。最近漫画を制作したんですけど、最初は文字情報だけなんですよ。どういうシーンでどういうセリフなのか、しかない。そこから漫画家さんが下絵にしてペン入れをしてトーンを貼って、漫画になっていく。その過程を見るのが楽しいですね。

ーーー「ここ私成長したな」という点はありますか?

記事編集の仕事に関して言うと、最初はライターさんから頂いた原稿に対してどこを見ていいかが全くわかりませんでした。その状態から「ここを見ればいいんだな」や「こうすれば原稿が整うな」といった確認ポイントが見えてくるようになりました。

ーーー解像度が上がったんですね。

あとこれは最近反省した点でもあるのですが、企画を作っているとメディアの方向性とか制限に囚われてしまうことがあって、それが本当に読み手の求めているものなのか、読み手の課題を解決するようなコンテンツになるのか、そういった作り手ではなく読み手のことを大切にした意識が必要だなと。その意識で企画を作ると、クライアントへの提案も納得感のあるものになって満足していただけている実感があります。意識ひとつでこんなに変わるんだなと驚いています。


「何事もどんとこい!」という気持ちが大切

ーーー素晴らしいですね。逆に入社して大変だったことはありますか?

インフォバーンに限った話ではないと思うのですが、コロナ禍によってリモートワークが中心となった影響でコミュニケーションの面で苦労しました。二年目になった際にチームがガラッと変わったのですが、そこで新しく人間関係をつくるのが大変で…。一年目は新入社員ということで先輩社員も意識的に声をかけてくれると思うのですが、二年目となると手取り足取り…みたいな感じじゃなくなるじゃないですか。私は積極的に話しかけにいくタイプではないので、そこが難しかったです。

ーーーリモートワークとチーム変更が重なったのは大変でしたね…。そこをどう乗り越えたんですか?

私のそんな状況を見て声をかけてくれる先輩がいました。週に一回、雑談の時間を設けてもらえてありがたかったです。それと、上司とたてた個人目標の中に「わからないことは会社の人に相談する」を入れました(笑)。自分が携わっている案件でわからないことがあったら、案件で一緒に仕事をしているメンバーだけでなく、案件外の先輩などにも相談するようにしていました。コミュニケーションが取りづらい状況のなか「会社の人に相談する」を半ば強制的にするといいますか。

ーーーいい目標ですね。

先ほどの漫画制作の話でいくと、漫画が出来上がるまでのスケジュールがまったくわからなかったので、漫画制作経験のある先輩に「どうやってスケジュールたてればいいんですかね!?」みたいなことを聞いていました。その人のことをよく知らなくても、仕事の話からコミュニケーションをとることができて良かったです。

ーーー最後に「こういう学生がインフォバーンに向いているよ」みたいなものがあれば教えてください。

クライアントワークなので、クライアントの商品やブランドに対して興味をもてないと苦しいと思います。なので、好奇心が大切なのかなと。私がインフォバーンを受けたときの提出課題が「自分の住んでいる町の魅力をプレゼンしてください」だったのですが、楽しんで取り組むことができました。それはきっと自分の住んでいる町への好奇心があったからかなと。

ーーー好奇心。

はい。それと「相手がワクワクするか」を考えるのが好きな人も向いていると思います。私はフラッシュモブサークルでの活動で、「フラッシュモブでどうやったら楽しんでもらえるのかな」を考えるのが好きだったので。……でもインフォバーンって本当にいろいろな人がいるので一概には言えないような気がしてきました。

ーーー確かにそうですね(笑)。

「こういう学生が向いているよ」ではないのですが、「自分のやりたいことが明確でなくても大丈夫な会社だよ」ということが一番伝えたいことかもしれません。よく「入社して3年後の自分を想像して教えてください」みたいな質問を就活で聞かれると思うのですが私はあの質問が苦手で。だって入社してみないとわからないじゃないですか。

ーーーそうですよね。

なので、今明確な目標がなくても大丈夫。私がそうだったので。それよりも「何事もどんとこい!」という気持ちを持っている人がインフォバーンに向いていると思います。なにがあっても楽しめて、その経験を次に生かしていく。そんな考えをもっている人と一緒に働きたいです。

▼その他、インフォバーンのコアな情報(!?)はポッドキャストにて配信中。外山さんゲスト回も更新されましたので、ぜひチェックしてみてください! #10〜#12が外山さん出演回です。スイーツなどについて熱く語ってます。

https://anchor.fm/radiocc/episodes/10-e1j1cug

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