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働くメンバーの良いところを発見!ポッドキャストの公開収録をやってみました


インフォバーンではWantedlyのインタビューと連動したポッドキャストを展開しています。Wantedlyは仕事を中心としたまじめな話が多いですが、ポッドキャストではゲストの好きなものやハマっていることを中心に、ゲストをオフィスで見かけた時に声をかけたくなるような、そんなコンテンツにしたいと思い運営しています。


隔週水曜日に更新しており、社内のメンバーからも「〇〇さんがゲストの回がおもしろかった!」と感想をいただくことがあります。聴いてくれる人がいるなら何か一緒にできないか、と思い、初の公開収録を行ってみました。



ゲストは最近インフォバーンに入社してくれた島田さん。趣味の話を中心に聞いていく中で、島田さんの良いところをたくさん発見することができました。この記事では当日話してもらった内容を一部抜粋してお届けしたいと思います。


新卒で入社した不動産会社で営業をやっていたという島田さん。その後、書籍やカルチャー系のWebメディアを運営する会社に転職。そこで編集者として3〜4年働き、次のキャリアを求めインフォバーンにご入社されたそうです。そこでまずは不動産営業時代の話から伺うことにしました。

ケンドリックラマーでヒップホップに目覚める



島田:社用車で営業にいってました。俺は空間把握能力に欠けていて、1メートルがどれぐらいかわからないんですよね。なので、運転が大変でした。ガードレールとかでこすったりなんかして。一回「エアバック系」の事故もやりましたね。運転してたらT字路に差し掛かるところで電話がきて「あ、電話だ」と思ってたら激突してました。そしたらエアバックがでてきたんですね。俺は大丈夫だったんですが、車はぺしゃんこになりました。


「エアバック系」の事故。そんなジャンルがあるんですね。営業の仕事をやめた理由の一つがこの「空間把握能力のなさ」と語る島田さん。PC作業では空間把握能力はそんなに必要じゃないので安心です。そこから話題は趣味の話に。


島田:趣味でいうと、ヒップホップですかね。学生時代にケンドリックラマーの『Good Kid, M.A.A.D City』だったかな、を聴いて好きになりました。思春期に聴く音楽って影響をモロにうけるじゃないですか。あと、地元でヒップホップ系のイベントをやってるとこがけっこうあったので、そういうのもあってヒップホップにのめり込んだ感じですね。



『Good Kid, M.A.A.D City』がリリースされたのが2012年。当時島田さんは18歳。この歳でケンドリックラマーを「良い」と思える感性が素敵だなと思いました。島田さんのすごいところは、ただ聴くだけに止まらず、そこから「ラップする」に至るところ。


島田:もともとテクノ音楽を作ってたんですが、大学時代にラップをやるようになりました。フリースタイルも少し。ただガチBBOYメンタルじゃないんで、大学の隅っこでめちゃくちゃ小さい音でやってました。人に聞こえない音量で、ツレと2〜3年やってましたね。友達がいなさすぎて暇してたんですよ。


人が近くを通りがかると一旦中止していたそう。どんな内容をラップしてしていたのでしょうか。


島田:「今の生活やばすぎるだろ」とかですね。「友達いなくてつらい」とかをラップにして嘆いてました。フリースタイルって相手を罵りあうような、いわゆる「ディスる」イメージがあると思うのですが、僕らは友達が居なさすぎて、相手をディスっちゃうと完全にひとりになっちゃうんですよね。だからお互いを高めあうような内容にしなきゃいけなかったんです。


「影だけが友達」


誰も傷つけない/傷つかないフリースタイル、可愛いですね。素人からするとフリースタイルって難易度が高そうなのですが、うまくやるコツはあるものなんでしょうか。


島田:思ったことを音楽にのせて素直に口にするのがいいと思います。落語に近いといいますか。韻とか踏まなくてもリズムさえ合えばラップっぽく聞こえると思います。韻を踏むことを気にしすぎないのが大事なのかな。それをやっていくと結果ラップがめちゃうまくなると思います。


大切なのは自分の言いたいことを言葉にすること。韻は後からついてくるそうです。これはいい話を聞きました。島田さんはヒップホップ以外にも様々な音楽を聴くそうです。


島田:最近ビリー・アイリッシュのドキュメンタリーを観て感動してから曲をよく聴いています。お気に入りは『listen before i go』ですね。



島田:めちゃ暗いんですよ。歌詞もすごく切実なもの。「生」っぽい音が好きなのかもしれないです。なんでなんだろう。俺も辛いのかな…。けど、俺が作る音楽はあんま大したこと言ってないですね(笑)。生活の辛さをリリックに込めてました。学生時代に作ってたやつですと、友達がいなさすぎたのでそれについてラップしてましたね。「影だけが友達」みたいな。


「俺、握力どうしょうもないんで」


インフォバーンのポッドキャストでは毎回ゲストに「インフォバーンのプチニュース」を聞くコーナーがあります。会社の自販機に新しい飲み物が追加されたとか、社内のメンバーが〇〇というゲームにハマっているといった“プチ”なニュース。島田さんは入社一ヶ月でまだ会社のプチなニュースを発見していないとのことで、前職のプチなニュースをシェアしてくれました。


島田:前職ではルーレットで掃除当番を決めていました。ずっと同じ人になったらどうするんだろう、と思っていたんですが、神の采配でうまい具合に回ってましたね。俺は入社して一週間ぐらいで当番があたりました。床掃除担当になったんですが、バケツに水を入れすぎて運ぶときにこぼし、床にぶちまけてしまったんですよね。俺、会ったことある人わかると思うんですが、すごく痩せてるんですよ。それもあってか、めちゃくちゃ握力も弱いんすよね。俺、握力どうしょうもないんで。


握力弱いエピソードは続きます。


島田:こういうミスが多いんすよね。女子とかにも腕相撲勝ったことないっすから。数字でいうと19とかですかね。あと硬いフタとか開かないっす。握力の弱さをラップにするとすると…。大人になると握力って評価されなくなるじゃないですか。なんか意外と価値観はずっと残ってるというか…。いい話にしようとしましたがうまくいかないですね。



「これをラップにすると?」といった無茶振りにも柔軟に対応してくれる島田さんを見て、改めて素敵なメンバーを迎えることができたと嬉しい気持ちになりました。インフォバーンは個性豊かなメンバーが多いですが、ラップをやって自分でトラックも作る人は珍しいので話を聞くのも楽しかったです。


しかしながら、仕事だけでなく趣味も全力で楽しむ、といった点はインフォバーンで働くメンバーと共通しているとも思いました。もし、これを読んで「一緒に働いてみたい」と思ってくださる人がいたらぜひお声がけください!


▼島田さんのポッドキャストはこちら

https://open.spotify.com/episode/7cvpaddMeyRwpdpmqFCHd1?si=ca72785926484bcb


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