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【お仕事図鑑シリーズ】メディアコンサルタントってどんなお仕事?

こんにちは!株式会社イノベーター・ジャパン、採用担当です。

今回は、「社員の本音」や「仕事のこだわり」をインタビューすることで、人となりだけではなく社風の一端が理解出来るような【お仕事図鑑シリーズ】としてお送りしたいと思います。

今日は「メディアコンサルタント」をご紹介いたします。
今回はMediaDXチームのメディアコンサルタント「せくさん」こと荻原さんに色々なお話を聞いていきました。

ー今日はよろしくお願いします!まずは自己紹介からお願いできますか?

荻原です。いつも仲間からはせくさんと呼ばれていますね。入社7年目、現在は東京で勤務しており、いまはメディアコンサルタントをしています。

ー現在のお仕事はどんなことをされているのですか?

現在はMediaDXチームという部署で、ディレクター兼コンサルタントをしています。 MediaDXとは、イノベーター・ジャパンがこれまで培ってきたWebメディア支援ノウハウをもとに、メディアビジネスの設計から構築、運用の効率化からグロース支援まで一気通貫して提供するソリューションサービスで、事業の内訳としては「新規構築」「定常運用」「改善提案」になっています。

私は具体的には、

  • 既存のメディアをグロースさせること
  • リニューアル・新規構築などのコンサルティングおよびディレクション案件

の2つを担当しながら、MediaDXのサービスオーナーも兼務しています。

ー現在はMediaDXのプロダクトオーナーもされつつ、クライアントワークも…とマルチに活躍されていて、本当にすごいですね。ではまず、ご入社のきっかけを聞かせてください!

前職まで、ウェブサービス系・セールスプロモーション系・ウェブ広告代理店などに在籍していました。IJに入社したきっかけは、もっとメディアに関わりたいと思ったこと。そのなかでも弊社は、自分が活躍できる領域である広告周りの改善などを駆使しながら、メディアにも深く関わることができるのではないか、ということで選びました。

ー入社した当初はどのようなお仕事を担当していましたか?

入社当初は、ウェブメディアの課題を見つけたり、データで見る、というところをやっていました。データを基に改善提案をし、成果へのロードマップを引き、開発・デザインなどのディレクションをする、という流れ一連を担当していました。

ーご自身の入社によって変化したことはありますか?

そうですね。私が入社してから、広告運用の整備やアウトソースの基盤構築を行い、社内のメンバーだけではなく外部パートナーに入ってもらえるような体制づくりを行いました。
そのような社内体制の変革を皮切りに、EC・メディアなどの案件を担当し、改善ポイントを見つけ、お客様と信頼構築をしつつ、その裏側でエンジニアチームと一緒にチーム作りを行ってきました。
また、生活圏での職住近接を実践する &donuts プロジェクトの構想にも加わり、メディアをグロースさせる運用体制を整えられたのも大きな変化だったと思います。 多岐にわたる業務を分担することができるようになり、DXに関わる提案や実装に注力できるようになりました。

ーその変化がMediaDX、ひいてはOMS(MediaDXに付帯するCMS)の構築につながるのですね。

これまでの案件はECに近いものなども多かったのですが、弊社は雑誌からオウンドメディアへの移行をお手伝いするような案件が多く、それが徐々に強みになっていきました。
宣伝会議社のデジタルマガジンや、新聞だったものをメディアにして、収益の多角化を行うAdverTimes、日本ビジネス出版社の環境ビジネスなど、さまざまなメディアサイトの構築から運用に伴走してきた結果、それらを運用してきたノウハウが蓄積していきました。
それと同時に、運用のなかで「もっとメディア運用ってこう出来たらいいのに!こんな機能があればいいのに!こんな流れならいいのに!」という願望も、私たちのなかで生まれてきたのです。

これまではオープンソースを使っていましたが、上記の願望を叶えるために、自社で開発を行うことを決めました。
その結果としてOMSという、ECとCMSのパッケージが誕生したのです。開発が始まったのが2018年頃で、2020年後半くらいからサービスとしての展開を始めました。

ーでは、現在の取り組みについて、もう少し詳しく教えて下さい。

現在は、メディアコンサルタントとして、新規構築の案件で入り口の要件定義をして導入をしていく、というだけではなく、導入後のメディアをグロースさせる役割も担っています。

ーお仕事の上で重要視していることは何ですか?

これまでやっていて感じているのは、思いつきでメディアの改修は行われがちだけど、データや仮説を持って改善を繰り返すことで、正しい成長を繰り返すことが重要である、ということです。
例えば、メディアのパフォーマンスを伸ばしていくことを見据えるのであれば、アクセス解析ツールのデータを見て、何がボトルネックでどう解決すればいいかの仮説を立てていくことをしています。
また、クライアントの多くがメディア自体のPV・会員登録数・サブスクリプションサービスへのCVなどを中心に追いかけていますが、それだけではないな、ということも感じています。メディアビジネスは、サブスクモデルだけでやっていくのも難しいので、タイアップだったり、メディア単体で収益を上げる、広告企画などに関わることも重要になるからです。どうやって集客するのかを、さまざまな手段を検討しながら、提案しています。

ー社内ではどのような体制で仕事を進めているのですか?

まず、お客様との関係構築は、メディアコンサルタントとの大きな役割です。
社内のチームにおいては、それ以外の役割としては、システム開発のエンジニアや、使いやすさを実現するデザイナーがいます。課題が上がってきたときに、デザインが必要ならアサインされたデザイナーと、システム改修ならエンジニアと改善のリリースまでを行っています。



ー社内の役割分担はどのようにされているのでしょうか?

クライアントとメインで対話するのはコンサルタントです。 ご要望を取捨選択したうえで要件定義を行い、社内チームに話をするようにしています。​
また、OMSは自社開発のパッケージシステムなので、機能をカスタマイズして導入する受託開発の側面だけではなく、プロダクトを長期的に育てていく側面も持っています。

そのため、クライアントと対話しながら、クライアントに共通して必要と思われる要素は、標準機能として追加実装していく、ということをしています。クライアントの声を取捨選択し、機能改善を進めていくスクラム型でのグロースも、このポジションの面白さでもあります。​

ー今のお仕事のやりがいはどんなところにありますか?

仮説を立てて常にPDCAを回すことを意識しているので、ハマると嬉しいですよね!以前にECのプロジェクトで、お客様の要望のなかからより確度の高そうな仮説をディスカッションの上で抽出し、期間を限定する形でのポイントキャッシュバックキャンペーン(今で言う早割のようなもの)を提案したのですが、その結果として過去最高の申し込みがあったことなどは嬉しかったです!

ーメディアコンサルタントに必要な資質は、どのようなものが大事でしょうか?

挙げるとしたら、いわゆる「業務遂行スキル」「ヒューマンスキル」があるかなと思います。
最も重要なのは「自走する力」。疑問に思ったことはまず調べ、追いかけ続けられる資質でしょうね。なぜなら、メディア業界は流れが早く、キャッチアップすべき情報が多い業界だからです。何かしら、特定の領域どこでもいいのですが、最先端でどのようなことが起きているのか?といった点を気にして、興味を持って取り組んでくださる方は強いと思います。言い方を変えると「オタク力」とも言えるかもしれません。
それから、きちんと「やることに疑問を持てる力」。「何でそれをやるのか?」「どうしたらもっとうまくいくのか?」をデータを用いながら明らかにしていくことかなと思います。

ー現在のチームは?

営業含めて8人くらいですね。外部のパートナーさんもいらっしゃいますが、うちのなかではディレクターコンサルタント3名・バックエンド2名・フロントエンド1名・デザイナーが1〜2名、という感じです。

ーどんな人と一緒に働きたいですか?

特にメディアコンサルタントという観点では、先にもお話した「何でそれをやるのか?」という疑問が持てることが強く求められます。それから、コミュニケーションを取って楽しくやっていける人、想像力を持って仕事ができる人ですかね。社外へのコミュニケーションとしても、お客様の理解度に応じて、適切に説明できることが大事なので。

スキル面については、ウェブサイトの構築をしたことがある方はもちろん大歓迎です。エンジニアサイド・デザインサイド・UXなど、どんなものでも構わないのですが、これまでの経験をお話いただければ、弊社のナレッジと組み合わせて、より良いものを作っていけるのではないかと思います。

ーでは最後に、未来の仲間に対して、メッセージをお願いします。

チーム開発や、一緒にやっていくことを楽しめる場所です。また、お客様と同じ方向を向いて目標を達成していく喜びはひとしおです。勿論、一筋縄には行かないのですが、一緒に一丸となって取り組めると嬉しいです!

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