1
/
5

医療の現場を知る人間として、IHやYaDocの価値を高めたい

こんにちは!採用担当の日比です。本日は、11月に入社した看護師の矢込さんの紹介です。専門知識と医療現場での経験を活かし、サービス開発の分野で活躍中です!


<IHに入る前>

大学を卒業し、看護師・保健師免許を取得してからIHに入るまでは現場の看護師として医療機関や訪問看護ステーションに勤務していました。


「大学~大学病院」

在学中から在宅療養をしているALSの方にボランティア等をしていた経験から地域医療に興味があり、いつかはその道に行きたいと考えていました。

まずは病院での看護師経験を積みたいと考え、最初のキャリアは母校の系列病院に入職。配属されたのは整形外科・消化器内科病棟で、脊椎・股関節・肩・外傷・膝といった整形外科の周手術期ケアや、クローン病や潰瘍性大腸炎などの消化器内科の全身ケアに従事していました。

その後手術室へ異動となり、日帰り手術から10時間を超える手術まで、様々な手術を経験しました。そのときに見た医療従事者が真剣に目の前の命に向き合う姿は、現在の糧になっています。


「地方~都市部の地域医療」

大学病院に3年勤めたタイミングで、以前より親交のあった知人から無医地区における地域医療を0から構築する事業に誘われました。拠点診療所はもうすでにあったので、診療所に住み込み地域密着看護師として2年過ごしました。途中、診療所みなし24時間訪問看護を経て訪問看護ステーションを開業したり、自治体との協働での認知症サポーター普及活動などをしたりしました。医療―患者ではなく、医療の資格を持っている隣人、というスタンスで地域医療に取り組むことができ、前述の手術室でみた「命」とはまた別の、生活者としての「いのち」に向き合うことが出来たことは非常に大きな学びでした。

家庭の事情で地方を離れる事になったあとは、都市部の訪問看護ステーションや在宅療養支援診療所、デイサービスや有料老人ホームなどを転々としていました。無医地区での医療を経験したことで住民教育や制度のあり方、医療従事者不足等への危機感・興味が増し、地域医療を構成すると思われる様々な職種を見てまわりました。


<なぜIHに入ったか>

様々な現場を経験する中で、医療・介護がまだまだ非効率で、その非効率さによって救いきれない人がいることを感じました。また、自身のキャリアを考えた時に30歳になる前に一度臨床の現場を離れ、俯瞰した立場で医療に取り組みたいと考えるようになりました。そんな中、知人の紹介でIHを紹介されました。

正直、最初は遠隔診療にいいイメージはありませんでした。私自身機械が苦手という事と、人と人との結びつきがもつ温かさが損なわれてしまうのではないかという事、AGAや勃起不全に代表される自由診療のイメージが強く、私が思い描く医療の在り方とは違ったイメージである事、がその理由です。

ただ、以前より武藤さん、園田さんの鉄祐会における在宅医療の活動・理念は知っていたので、興味を持ちカジュアル面談をさせていただきました。

そこで、私の持っていたイメージはいい意味で崩れました。製品の紹介よりもまず先に「医療というフィールドでどんな世界・価値観をつくっていくか」という姿勢がとても印象的でした。遠隔診療についても、単なる効率化ではなく、より多くの人を幸せにするためのプラットフォームとしてみんなが取り組んでいる姿勢に感動しました。

帰宅後、社員の方々の入社理由を読み漁り、シンプルにこのみんなと働きたい!と強く思いました。だから、今自分が同じ場所にこの記事を書いているのは少し恥ずかしくもあります。笑

私自身あまり周囲とコミュニケーションをとるのが得意ではなく、今までの会社ではあまり周囲の人と仲良くなれませんでした。人間関係に苦しむことが多く心配だったのですが、入社前に何回か会議やパーティに呼んでいただき、フランクに社員と話す中で自分がここで働くイメージが持てたのはよかったです。

最初は福岡での勤務を打診されましたが、家庭の事情を鑑みて東京での働き方を提案してくれるなど、柔軟な対応をしてくださったことも入社を決めた一因でした。



<IHでやりたいこと>

医療の現場を知る人間として、IHやYaDocの価値を高められればと考えています。

具体的な使用シーンや困っている人の境遇がイメージでき、それを医療―患者双方の言語で話せるのは看護師である自身の強みだと考えています。

IHには、医療資格保持者が内部におらず、外部の協力医師等と今までサービスを作ってきていました。さらに内部に私が入ることで、今まで以上に医療従事者―患者双方にとって価値のあるサービスを作っていけたらと思います。

「いかに売れるか・効率的か」ではなく「いかに人を幸せにできるか・ユーザーが使い易いか」を常に軸において議論ができる熱いメンバーと今までにない世界観をつくっていけたらと考えています!

株式会社インテグリティ・ヘルスケアでは一緒に働く仲間を募集しています
15 いいね!
15 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社インテグリティ・ヘルスケアからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?