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ジョブローテーションは成長のチャンス。CSの経験を活かして新たな部署で活躍中

システム管理部/孫 鵬
2005年、新卒でインヴァスト証券の前身の会社の一つであるFX専門の会社に入社。事業買収などを経てインヴァスト証券へ。入社以来、一貫してCS(カスタマーサービス)を担当し、2019年にシステム管理部に異動。リリース前の受入テスト管理、UI/UX改善などの業務を担当。

お客様対応・マーケティングの経験を活かして、システム管理部へ異動

私は中国出身で、CSでは一貫して、在日中国人向けのお客様サポートと新規顧客開拓を担当してきました。入社当時は、今ほどインターネットが全盛ではなかったので、中国語新聞に広告を出したり、中国語のテレビ番組にCMを流したり、外部の専門家の先生を呼んでセミナーを開催したりして、お客様を集めていました。お客様対応は、中国語版の小冊子の制作、電話やメールでのお問い合わせ対応、来店時の対応など。中国語版のホームページも作成し、操作に困ったお客様がその都度、問い合わせをしなくても済むように、よくいただく質問のFAQなども載せました。

2005年から15年近く、そのような業務を担当し、2019年にシステム管理部へ。CSのときから、お客様対応の一環でリリース前の受入テスト実施も担当していて、その縁で異動しました。ちょうど『トライオート』の大幅リニューアルのときで、受入テストが大量に発生し、システム管理部でマンパワーが必要だったことから、異動することになったのです。異動を打診されたときは、自分が行かないとテストが期日通りに進まない状況だったこともありますが、業務にも馴染みがありましたし、新しい部署で新しい知識を身につけられることもいいなと思って、前向きに受け入れました。

現在、システム管理部では、受入テスト管理をメインに、ほかにもUI/UXの改善も担当しています。受入テストは、新しくサービスや機能を開発したとき、リリース前に行うものです。私がやることは、まずはテストの実施体制の構築。どの部署、どの環境で何をテストするか、いつ行うかなどを考え、テスト仕様書の作成や確認等を行いますを作成し、社内の承認をとります。テスト仕様書はとても重要で、作成にはかなり時間がかかります。受入テスト開始後、テストの進捗管理やリリース日までにテストで探知できた不具合を解消することその後、仕様書に従って受入テストを進めていきます。本番環境に似せたテスト用の環境の準備も私の役目です。

CSのときは、システム管理部からもらったテスト仕様書に従ってテストを「する」側でしたが、今はテスト仕様書を作成し、テスト実施も含めテスト進捗などを「管理する」側テストを「してもらう」側。絶対に障害を発生させてはいけないので、テスト仕様書を作成するときは、どの粒度レべルで作れば裏の不具合やバグを探知できるかと、常に考えなくてはいけません。「ここまでやれば問題なくリリースできる」という状態にするために、いろいろな角度からテストを行います。正常時、異常時など場面も変えながら、テスト項目を決めます。CSで身につけた「この機能は本当にお客様にとってわかりやすいか」、「画面の表示は問題ないか」という視点も、とても役に立っています。


CS経験を土台に新たな知識を習得。チームは変わっても責任感と助け合う空気は同じ

直近の大きなリリースといえば、何と言っても『マイメイト』。2022年1月に製品版をリリースしました。β版は実取引ができないものでしたが、製品版でできるようになりました。取引が始まるとお客様にお金の移動が発生するので、その部分を特に入念にテストしました。実取引に係わる優先度が高い重要な機能を複数回でテストを実施したことは
もちろんですが、正常時、異常時に画面上の表示に問題ないかなど、FX取引は24時間動いているので、平日だけでなく土日の挙動確認も必要です。レートが動いていない時間の画面上の表示に問題がないかなど、様々な観点で項目を確認しました。お客様から見えるすべてがテスト項目となるので、大変です。帳票や裏側の処理もあります。テスト期間は約2カ月にも及びました。

CSでは、主にテストを実施し、見つかった不具合や要望をシステム管理部への連携を行いましたがするだけでしたが、システム管理部では、テストが予定通りに進められているかの管理や見つかった不具合をどう対応すべきかなどを決めなくてはいけません。見つかった不具合の修正を最優先で対応しないといけません。リリースの日程は決まっているので、その日までにすべての不具合を解消する必要があります。そこまで含めて、受入テストの管理業務となります。

CSはお客様と接する最前線の部署。お客様との信頼関係の構築が大事です。一方、システム管理部で最も重要なことは、安定したシステムを提供すること。いくら新しい機能をリリースしても、安定していなかったらお客様からの評価は下がり、信頼が失われてしまいます。また、CSではお客様とのコミュニケーションが中心になるので、取引ルールや取引画面における操作フロント方法のことはよく理解していますが、システム内部の知識はあまりありません。システム管理部に来た当初は、専門用語も多く、システム内部のことを理解することが大変でした。

このように部門のミッション、必要な知識は違いますが、CSでの経験がベースにあったので、決してゼロからのスタートではありませんでした。土台があった上で新しい知識をつけることができ、いい機会になりました。また、みんなで助け合う空気は、CSもシステム管理部も同じです。誰かが困ったら必ず助けに行く。それがインヴァスト証券全体のスタンスで、私も、システム管理部では、周りの皆さんにいろいろと教えてもらいました。

なので、異動してチームは変わりましたが、違和感や馴染めないといったことは一切ありません。金融の仕事は、大前提として責任感が大事。どの部署でもそれは同じで、お客様を大事にするという気持ちが一致しているので、異動があってもすぐに馴染めると思います。少なくとも私はそう。自分の周りも、みんな仲間だという意識はすごくあります。


ジョブローテーションが新たな成長機会に。インヴァスト証券は選択肢の多い会社

システム管理部に来て3年目。異動してきてよかったと思います。やはり、ずっと同じ仕事をしていると成長機会が限られてしまいます。ある程度の知見がたまったら、新しい分野にチャレンジしたほうが自分の将来に役立ちますし、様々な知見を持ったメンバーが協力しあうことで、会社にもいい影響があると思います。実際、今、担当しているUI/UXの改善業務でもCSの経験が活きています。お客様からよく質問をされていたことが、多くのお客様にとって困っている部分なので、それを改善する方向で進めています。

インヴァスト証券は、選択肢が多い会社だと思います。CSでもシステム管理部でも、『トライオート』『マイメイト』といったサービスを通じて、他部署とのやりとりは多く、一部、他部署の仕事に携わることもあります。携わってみると、その仕事に興味を持ったり、その部署で働きたいという気持ちが生まれたりするかもしれませんします。普段からそのような関わりがあるから、私のように会社都合で異動を打診されたときも、いい機会だと前向きに捉えられるのだと思います。これが、他部署とまったく接点のない会社だったら、何をするのかわからなくて不安になったかもしれません。このような日頃の連携があった上での部署異動は、とてもいい経験になると思います。

ただし、希望すれば必ず異動がかなうというわけではありません。各部署のリソースの都合がありますから。上司との面談時に年に2回、人事評価のときに上司と仕事の希望や将来のキャリアについて話す機会があります。そのような機会に伝えておけば、すぐではなくても、いずれ実現できるかもしれません。

私は、入社してもう17年になります。長いでしょうか。インヴァスト証券での仕事は、自分にとっては成長の機会そのものなので、むしろ「続けない理由」がありませんでした。一般的に転職とは、仕事や会社に対して何かしらの不都合があってするものだと思いますが、今までも今も、私にとっては一切不都合がありません。どの部署にいても、次々と新しい機能やサービスが出るので、常に勉強してキャッチアップする必要があります。金融は元々好きなので、ジョブローテーションが新たな成長機会になり、自分のステップアップに繋がるとそれも楽しく思っています。働き方は多様でリモートも可能。私も普段はリモートが多く、すごく働きやすいです。

もしかしたら何かやりたいことがあって、でもジョブローテーションがなかったり、異動の希望がかなわなかったりすると、転職するのかもしれません。でも、インヴァスト証券の場合は、他部署の仕事にチャレンジしたければ、気軽に上司に相談もできます。なので、私にとっては「転職する理由」はありません。社内には、私のように長く働いている人が何人もいます。みんな、私と同じように思っているのではないでしょうか。長く働いている仲間たちとは、昔からずっと仲良くしています。もちろん、最近、入社した人たちとも。志が同じこの仲間たちと、これからも一緒に頑張っていきたいと思います。

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