「戦略人事ロードマップ」ダウンロード | インビジョン株式会社
採用ハックが運営しているインビジョン株式会社にお問い合わせが届きます。採用、ブランディングに関するお問い合わせがございましたら24時間365日受付中です。
https://saiyohack.com/questionnaire
こんにちは!インビジョンの五十嵐です!
インビジョンでリアルに実装している取り組みを紹介する「インビジョン組織戦略 シリーズ」!
今回は、私たちが実践している月次アンケートについてご紹介します。
最後にはダウンロードして頂けるご用意もしておりますので、ぜひご活用ください。
・組織課題のボトルネックが見える
・メンバーやチームごとのスコアが見えるので、
マネージャーと人事でメンバーの課題のすり合わせや改善策の連携ができる
・統計結果を全社にオープンにすることで、リモート状況下でも各メンバーが組織状況をイメージできる
定着した今でこそ、会社の健康チェックのような感覚です。
作る過程では、それはそれは大変な物語がありました。
私たちインビジョンはビジョンを持つことを大切にしています。
「目標を達成すること=ビジョンに近づくこと」だと思っていて、
だからこそ目標設定と目標達成にはめちゃくちゃ拘っています。
その達成度合い、進捗度合いを把握するために必要だったのが、このアンケートでした。
・本格的に人事部署が立ち上がったタイミングで、
全社の強みや弱みをなんとなくじゃない形で(数値で)把握したかった
・本格的に人事部署が立ち上がったタイミングで、
自分たちが組織強化のために注力していく指標を明確にし、
その指標(=アンケートの大項目)戦略的にストレッチしていく環境を整えたかった
・各チームの上司が、チームの状況を正確に把握するためのフォローがしたかった
・人事の実施した取り組みの良し悪しを定量で判断できるデータがほしかった
人事はヒトのパフォーマンスを最大化するのがミッションだけど、
今の組織ってどう?いい感じ?何が伸び代?みたいな会話が超なんとなくになりがちじゃないですか?(笑)
よかれと思って実施した施策や作った仕組みも意外と機能しなかったり、、(寂)
人事が機能するかどうかって、完全に課題特定の精度によりけりだと思うんですよね。
(いやこれは冷静に人事だけじゃないか。笑)
オリジナルのアンケートを作るって結構大変です。
アンケート(…というより社内サーベイ)を作る上での合言葉は、「モレなくダブりなく」。
私たちがどんな風に社内アンケートを作ったのか、そのレシピを公開しちゃいます。
①巷のサーベイやアンケートを調査し、キーワードを片っ端から出す
Lまず大カテゴリを決めるため"
②キーワードを同じ系統のカテゴリでまとめる
③大カテゴリーを決定する
L出てきたカテゴリーに名前をつけてみる
④中カテゴリーを決定する
L合言葉は「モレなく、ダブりなく」
L”XMind”というソフトウェアを使って整理してみるといい
⑤質問項目を考える
L中カテゴリーまで決定すれば、ここは結構楽勝
⑥グーグルフォームでカタチにする
・・・と、こんな感じで血と涙と汗を流して、やっと社内アンケート完成しました。
この達成感や否や。いやはや、ホロリ。
実はこのアンケートを作成したのは、新卒で入社して数ヶ月目のことでした。笑
どんなアンケートが良いのかもわからず、全てが手探り・・
情報を集めるところから取り組んだので、それはそれは大変でした。笑
・毎月必須対応事項で全メンバーに回答してもらう
・回答を分析して結果を月1で人事通信として発信(スプレッドシートでまとめて配信しています!)
・回答がマンネリしないように、アンケートの冒頭にはほっこりメッセージを添えるのおすすめ
・全社の組織課題が見える化する→それに対する施策を打てる
L改善に時間がかかる課題でも、ロードマップに落とし込んで前進させることができる
L課題置き場との併用もおすすめ
・個人の課題が見える化する→それに対する施策を打てる
・チームの課題が見える化する→上司陣と認識合わせができる
月次アンケート、課題置き場、ロードマップは 組織を良くする三種の神器かもしれない!!!
以上です。
私たちが実際に使っている月次アンケートはこちらです。
私自身、これまで何度か転職し、以前の会社でもアンケートは実施されていました。
その時に思っていたことは、
「実名で答えたら人事評価に響くんじゃないかな。当たり障りのないこと回答しとこう・・。」
でした。(今考えたら、本当にすみません・・)
匿名と言っても、答え方や回答内容で意外と個人は特定されがちです。
そんな不安が少なからず、皆さまの中にもあるのではないでしょうか?
それが、インビジョンの運用を見て驚きました。
もはや匿名でもなく、しかもGoogleフォームとGoogleスプレッドシートを使っているから
費用もかけず(労力はかかってるけど)運用されている。
しかも、回答率は100%だし、みんな素直な意見を書いている。(様子)
ここが本当にすごいところ。
今の運用を実現するために説明や質問内容の見直しは、しつこいほど、めちゃくちゃやりました。
そして、素直に答えて欲しいからそのための人間関係の構築に力を注いでいます。
また、結果報告(毎月の人事通信)で回答への返信と人事の脳内、人事施策の方向性を
全て包み隠さず伝え、真摯に向き合うことで思いを伝える取り組みをしています。
形骸化しないための設計が月次アンケートの成功有無に影響します。