【代表インタビュー前編】チャレンジし続ける人と一緒に走り続けたい | 株式会社IRODORI
こんにちは。IRODORI採用担当です。今回は代表の遠山の創業に至った想いやこれまでの経歴についてお話いただきます。 ...
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こんにちは!IRODORI採用担当です。
前回に引き続き、代表の遠山へのインタビューをお伝えします!
確かに起業というと、普通は同業種・同業界を選ぶ方が多いと思います。
ただ、自分の中に専門家になりたくないという想いがあるんですよ。
大学受験の際に、エドワード・W. サイードの「知識人とはなにか」という本を読んだのですが、その本の中に、
「専門的に優れた人はたくさんいる、これからの時代を生き抜いていける知識人は、色々な方面に知識を持ったり、そこからなにかつなげて新しいことを生み出す人のことをいう。それこそが知識人だ」ということが書いてあって。
自分はそれにすごく共感したんですよね。自分の可能性を狭めたくないなと。
色々なことができたほうが人生は彩りが豊かになります。色々な人に出会えるし、生きていて楽しいと思えますよね。
新しいことにどんどんチャレンジしたいので、これまでやってきたことにこだわらず、できると思ったことで起業することにしました。
実は銀行で融資をしてもらう際にも同じことを言われたんです。「うまくいくんですか?」って。
「そんなことやってみないと分からないですけど、今までもずっと経験がない新しいことをやってきたんです。それで結果を出せているので、次も結果が出せます」と言い切りました。
自分が新しいチャレンジができるのは、今までの自分の経験なんですよね。
これまでもずっとチャレンジをしてきたから、チャレンジの下地があるんです。
小学中学はずっとサッカーをやって、それから大工をやって、次は勉強して、それからエレクトロニクス商社に入って営業やって、人材関連事業の立ち上げ、今はI T関連事業で大きな成長軌道を目指しているところです。
新しいことにチャレンジする耐性があるから怖くないし、やれる自信があるんですよ。
そんなにうまくいくわけないじゃん…と思われるかもしれませんが、新しいチャレンジが成功するかどうかの鍵は、「前のチャレンジをどこまで自分の納得がいくまでやれたか」だと私は考えています。
いくらチャレンジをたくさんしていても、中途半端で投げ出してしまっていたり、目的を見据えたチャレンジでなければ、糸の切れた風船のように彷徨ってしまいます。
たくさんチャレンジするというのは自分に軸がないということと実は紙一重なんですよね。
私にとっての失敗は嫌なことから逃げたことです。
勉強から逃げてしまった、サッカーを辞めてしまった…そのことがずっと自分の中に残っています。
甘えているやつでした。嫌なことから逃げて、好きなことしかしない人だったんです。
そんな私が大工時代に1年間下積みを頑張れたのは、逃げ続けた人生の結末を知ってしまったからなんです。
大工仲間から、やりきれずに大工を辞めてしまった人がその後どうにもならない人生を送っている話を何度も聞きました。
人によってどん底は違うといますが、自分は10代の時にどん底に直面したんですよ。
実際、大工は1人前になるのに普通は5年くらいかかるので、耐えきれないで辞めていく人はたくさんいました。
常に学び続けていく、エンジニアと似ていますよね。
どんな仕事もそうだと思うのですが、「やりたいことだけやる」と言う人は続かないと思います。
やりたいことがたくさんあり、その実現を目指す人はそれ以上にやりたくないことに向き合わなければならないんです。
自分にとってのチャレンジし続けられる原動力は、「逃げたら駄目だ」という思いです。
自分のキャリアを振り返った際に、関係性がないように見えて、実は全部つながっているんですよね。
私が大学生に対してキャリアの講義をする時にテーマとしているのが、失敗という経験から学ぶ "失敗学"です。
社会に出る前の若者にとって生きた経験(成功と失敗)ほど重要なものはないということを、声を大にして伝えています。
新しいチャレンジには失敗や苦しい下積みの経験もあると思いますが、大きく成長していける人というのは失敗や下積み期間においても、仕事や結果に意味を見出し成長を続ける人のことだと思います。
そして、そういった人が新しいチャンスを掴めている、そう思いますね。
チャレンジし続ける人と一緒に走り続けたい…。そんな想いがあります。
元々、チャレンジを応援したいと思って始めた事業なので、それぞれがスキルを上げていって、クライアントに貢献していって、満足のいく結果を生み出せる…。
そんな循環を作っていきたいと考えています。
人が成長する過程で欠かせないことは、「今まで積み上げてきたものからの脱却である」と考えています。
自分が知っている領域で動いている時は安心ですが、その枠組みに囚われていることにより自分の可能性を狭めていることに気付かない方はたくさんいます。
そういった観点から、当社に集まるメンバーは走り続けるタイプより、「走りはじめ続けられる」タイプだと思います。
これまで何をしてきたかも大事かもしれませんが、これから何をしたいかという熱い想いを話してくれる方と是非お会いしたいと思っています。
弊社はこれから更に育成環境を充実させていく予定ですし、早くて2022年度には受託・自社開発ラボの設立が計画段階に入っています。ここは従来の企業イメージを覆すような場所になるでしょう。また新たなチャレンジですね。
後悔のない転職活動にしてほしいです。
転職活動をする中で、自分が成長できるフィールドはどこなのかをしっかりと見極めていただき、良い最初の一歩が踏めるような仕事選び、職場選びをしてほしいと思っています。
会社の成長と自分の成長を同時に感じることができる今こそ、新たなチャレンジをする場所として当社を選んで頂ければ嬉しく思います。
合わせてぜひ、弊社のエンジニアのストーリーをご覧ください。