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ITエンジニアに正当な評価を!SESを改革するためエンド重視に舵を切ったイズム流の未来とは


1992年2月に、ITエンジニアであった大口により創業された株式会社イズムは、大手企業様へ向けた内製支援事業や受託開発事業、フィンテック事業の3つを柱としてしています。
SES特有のITエンジニアを搾取するような、多重請負構造をやめてエンド直接取引をメインにすることで、技術を持ったITエンジニアに正しく給与として還元する仕組みを業界の主流にしたいと考えています。

ITエンジニアの約7割がSESとして働いている。


-SESとはどのようなものですか?

大口社長:
「SESとはシステムエンジニアリングサービス」の略で、システムの開発・保守・運用など特定の業務に対して技術者の労働を提供する契約の一種です。クライアント先に常駐して作業にあたることが一般的で、よく派遣と混同されますがSESの場合、契約上指揮命令系統はクライアントでなく所属している会社にあります。例えば、休日出勤・残業などの命令をクライアントからは出せないところが派遣と違います。


ちなみにITエンジニアの7割はSESに属していると言われていて、SESが増えている理由は、解雇規制がある日本では社員を増やしにくい現実があるからです。
そのため取引が縮小した際の調整弁として派遣やSESが充てられているのです。
案件自体は多様にあることを利用してITエンジニアにとってスキルアップにもならず、安い給与でモチベーションを奪ってしまうSES企業が多くあります。
こうした企業が多く存在している為、ITエンジニアにSESという業態が敬遠されてしまう要因を作っていると思います。

SESが悪いのではなく、仕組みを変える必要がある


-つまり転職の際にSESが敬遠される理由は給与の低さとスキルにならない点ですか?

大口社長:
SES自体はITエンジニアがスキルアップするためには非常に有効です。

難しい案件に挑み、クリアしていく中で鍛えられ、ITエンジニアとして成長していくことができます。
自社サービス運用や受託案件では決められた開発環境に縛られるのでITエンジニアとして伸ばせる方向に限りがありますが、一方でSESでは案件に縛りがないので自身の目指すITエンジニア像を作り上げることができます。

しかしそこは落とし穴でもあるのです。

案件を選ばせてくれない、商流が深く二次請け三次請けが当たり前のような会社に入ってしまうとスキルも給与も上がらず、年数だけを重ね、転職もままならない悲惨な事態に陥ります。
会社選びは非常に重要で、還元率がいくら高くても商流が深い場合は、単価が中間で抜かれるため低くなり、給与は絶対に上がりません。

ITエンジニアとして正当な評価を得ながら飛躍的に成長したいなら、商流の浅い、エンド案件の豊富なSESに入ることはITエンジニア人生の中で非常に良い選択であると思います。

ITエンジニアを一人にしない。イズムではチーム制にしています


-なりたいITエンジニア像を描くことは一人では難しいのでは?

大口社長:
経験が浅いITエンジニアでは自分自身や業界を俯瞰してみることが難しく、理想を形にする方法がわからないことがよくあります。そのためイズムではITエンジニアをチームに分け、毎月エンジニアでもあり経験豊富なチームリーダーと話す機会を設けています。

今の評価についてや、どうすればスキルアップできるのか、給与が上がるのか相談できることでなりたい姿に近づけていく仕組みがあります。

また、SESでよく言われていることに帰属意識の低さがあります。

つまり一人で出向しているため自分はどこに所属しているのかわからなくなるということです。誰にも相談できず、今後の展望を話したとしても、それを営業に伝えたところで理解されない…そんなことではやる気が失われて行ってしまうのも当然です。
イズムでは、そうならないようにITエンジニアでもあるチームリーダーがフォローします。

今後約79万人のITエンジニアが不足していく


-不況の煽りでSESは調整に使われるといいましたが今後もITエンジニアの仕事はありますか?

大口社長:
確かに大企業においてITエンジニアの需要が増減する際の調整弁になっている事実があります。これについては経営的な視点として解雇規制の都合上、リスクを抑えるためには仕方がないと言えます。

一方、経済産業省の発表では、2030年には最大79万人のIT人材が不足するとの試算結果が出ています。
これが意味することとしては労働人口の減少とIT技術の進展による需要構造の変化で、AIやビッグデータを扱う技術・知識を持つエンジニアの需要拡大がおきていることにあります。

つまりはDXソリューションを推進する企業が増えたために特定のスキルを持つエンジニアが不足してくるということです。

具体的にはクラウドエンジニアやセキュリティエンジニア、IoTエンジニア、これらの知識を有したプロジェクトマネージャーなどです。

とはいえ、すぐにこのようなスキルを獲得することは不可能で、一歩一歩確実にステップアップしていく必要があります。

イズムのITエンジニアには20年先でもエンジニアとして評価され、食べていけるような人物になっていただきたいと思います。

そのために、単なるSESとは異なり、先端技術に触れることができるようにエンド案件に入り、このような高度人材を目指せるも道筋をつけていきたいと思っています。

イズムの目指す未来について


-イズムは将来どのようになりますか?

大口社長:
前期の売り上げは約2.3億円。前々期約1億円に比べ、著しく成長しました。

要因としてエンド取引を増やし、案件レベル・単価を上げる方向へ舵取りをしたことにあります。
その結果、ITエンジニアの満足度も上がり、レベルの高いエンド案件をこなせるエンジニアが揃うといった、イズムのブランド価値にもなりました。

そして現在の目標は今期売り上げ5億円です。

やがて、イズムの成長をみた他社のSESが同じように深い商流での取引を抑え、ITエンジニアが正当に評価される仕組みを取り入れてもらえるようになれば業界として成長していくと思います。

これが「SESの改革」というものです。

イズムとしてはさらに先の目標、5年後の売り上げ15億円・社員100名を達成する頃には高度人材を養成する、ITエンジニアにとって最も入りたい会社となれるようにしたいと思います。

みなさんの応募をお待ちしております!


-最後に、どんな方に入社してほしいですか?

大口社長:
実現したい将来像がある方、スキルアップに対して前向きな方ですね。

ITエンジニアとしてやりたい仕事・実現したい将来像がある方にはピッタリです。
一方で、アドバイスを受け入れることが難しい方自分自身のための努力を継続できない方には向いていないと思います。

基礎からしっかり着実に地固めできる性格の方であれば数年後、確実に周りから一目置かれるようなエンジニアとして活躍できるようになれます。

社員数30名程度のIT企業で、エンドユーザーとの直接取引が多い企業は珍しいと思います。

直接取引をすることはあくまで手段。それによって利益率を高め、ITエンジニアの待遇を改善することが目的であり、実際に利益率は向上しているので、中途入社された方々はみなさん年収アップできています。面談では将来どんなエンジニアになりたいか、を語ってくれる方だと嬉しいです。
ご応募お待ちしております。

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