@cosmeのSEOについて語らせてほしい!

ここに来るのは初めてです

はじめまして、2019年3月頃に入社しました土屋(tsuchiyah / tsuchiyanohito)です。
主に@cosmeの開発全般を請け負っており、SEOのこともやってたりします。
アイスタイル Advent Calendar 2019の記事です。

自己紹介

経歴としては、
1. スタートアップ
2. 上場ベンチャー
3. スタートアップ
4. アイスタイル(←いまここ)
という感じで巨大な企業にいる時期もあれば、小さい企業にいることもあったりとカオスな感じです。
@cosmeはかなり巨大なプラットフォームなので、まだまだ不明なことや知らない仕様のことが多いのですが、セコセコと改修をしたりしています。
その中でもSEOは割とどの企業でもエンジニアポジ的な意見を言うことが多く、今回も@cosmeのSEOの仕事を受け持っていたりします。

今回の記事について

今回は@cosmeのSEOについての記事ですが、なるべく会社としてということを書いておりますが、一部会社の総意と違う部分や、事実とのことなる部分もあるかもしれませんが、その際は優しい目で見守ってくれると助かります。
いつもはなるべく楽しく読みやすい記事を書くのが僕の目標だったのですが、今回は真面目モードで記事を書かなきゃいけなくかなり文章が続いておりますが、少しずつでも読んでいただけますと幸いです。

今回の記事の対象者

この記事はSEOがだいぶわかってるぞっていう人前提で記事を書いています。
理由としては、初心者向けの解説を入れながら書いてみましたが、かなり長文になり本を出したら億万長者になっちゃうんじゃね????と思い、独立したくなるためです。

@cosmeのSEOの現状

SEOの話をするにはまず@cosmeの歴史から話さなければいけません。
@cosmeはそもそもサービスの開始が1999年から開始しており、現在で20年目となっております。
その当時のソースコードのまま運用をしているわけではありませんが、それでもかなり古いソースコードをメンテし現在運用を行っています(いわゆる「レガシー」と言われるもの)
その頃からサービスを始めているため、もちろんサービスが開始したときからSEOという言葉は存在せず、実は本格的にSEOをやっていこうという方針になったのは、つい最近のことらしいです。
なのでそれまで制作されたコンテンツに関しては、SEOの視点があるものもあれば、ない場合もあり、どちらかというと後者のほうが多い感じがします。
Googleは皆様の知っての通り、
– ペンギンアップデート
– ヴェニスアップデート
– コアアルゴリズムアップデート
など検索エンジン側のアップデートが入るたびに@cosmeとの乖離が少しずつ大きくなっていき、様々な部分がSEOに強くない設計になっています。

@cosmeのSEOで大切なこと

@cosmeのSEOで大切にしているポイントは、まず第一にユーザーファーストで行うことです。
現在のSEOプロジェクトの範囲としては、基本的にはUXを変えず、SEOとして対策できることをやっています。
具体的な対策は後で記述を行います。
先程UXをあまり変えないということを言いましたが、実はまったく変えないわけではなく、裏側のデータ構造を少し変えたりなどもしております。
その理由は大規模なサイトの運用を行った方なら想像がつくと思いますが、@cosmeのようなサイト規模になるとページを運用している方へ連絡が取れなかったり、仕様がお、おう・・・などになっていることもあり、そこらへんを話すとフォーギブンになってしまうのでやめておきましょう。
つまり、やれることをやれる範囲で少しずつ変えていくということですね。

具体的にやっていること

現在SEOの方やっていることは大きくわけると2つに分類されます。

マイナス→ゼロ施策

前述の通り、@cosmeはかなり歴史が長いプラットフォームなので、現在のSEOに則していないページがかなり多くなっています。
そのようなページを見つけ、少しずつ改善をしていくのがこの「マイナス→ゼロ施策」というものです。
主に現在行っていることは「重複対策」をメインに改善しています。
この重複の例としては、以下のような点が上げられます。

タイトル・ディスクリプションなどmeta情報の重複

こちらに関しては、読んで字の如しですが、titleタグ・descriptionタグが重複しているのは良くないという判定をされてしまうので、少しずつ変えています。
どのように設計しているかーなどは、今回触れると「七日七晩、寝ずになぞなぞ勝負」の如くとても長い話になってしまいそうなので、この記事が超バズって私に時間ができた際に語っていこうと思います。
例としては、ページネーション時のタイトルが重複するパターンが多いかなと思います。
その場合はタイトルの先頭などに現在のページを追加することにより、回避できます。

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パラメータの設置など重複

これは少し分かりづらいので解説しますと
– http://example.com/hey_yo_titania
– http://example.com/hey_yo_titania?ad_type=batu_game
という感じで、1個目のURLがキャンペーンLPで2個目がブログ内に挿入されたトラッキング用のパラータがついているURLだとします。
実はこの場合この2個目のURLは同一ドメインの中で別々のURLだが、同じページが作成されているという判定をされ、SEOとしては「良くない」という評価をされてしまいます。
可能な場合は、パラメーターがついているページはmetaタグでnoindexを指定するか、リンクをする際にrel=”nofollow noindex”などのパラメーターをつけることにより、対策することができます。
他にも
– 末尾に/がついているページ(リダイレクト設定がされていない場合)
– httpとhttpsが混ざったり(リダイレクト設定がされていない場合)
などのパターンがあります。
基本的にはリダイレクト設定を行い、可能ならcanonicalを設定などすれば問題はないかと思います。
要件として漏れがちなので、新設するページ・システムなどは上記の要件を心がけると良いかなと思います。

パラメータを使用しているが順番がバラバラで別ページとして解釈されてしまう重複

これもよくあるパターンの一つで、
– http://example.com/hey_yo_titania?ad_type=batu_game&song_type=lap
– http://example.com/hey_yo_titania?song_type=lap&ad_type=batu_game
この2つは同一のURLに見えますが、実はこれも別ページとして認識されてしまいます。
注意点としてはこのようなパラメータが煩雑になるのは検索結果ページなどで
1. 1個目の条件を指定
2. 検索結果を表示する
3. 2個目の条件を指定
4. 検索結果を表示する
この手順を踏んだ場合、裏側のコードにより発生するときがあるので、開発の際は注意してみるといいかもしれません。

また今回のアドカレではありませんが、
SEO対策のためにHTMLのアウトラインと今一度真剣に向き合ってみた
こちらの記事も施策の一部です。

ゼロ→プラス施策

この施策は、マイナス→ゼロに比べてかなり工数がかかるが、この施策を行うと現在取れていないワードを取りに行くようないわゆるキャッチーな施策です。
具体的な設計方針は、ユーザーがキーワードに対して何を求めているか、を考え適切な機能を作ったり、改修したり・・・などを行い機能設計を行います。
この施策でできたページもあり、ロンチしてはいるのですが、まだパフォーマンス計測中・・・などの都合で、今回は時期が悪かったのでまた本運用になりましたら、こういう設計したよ!みたいな感じでまたお話できればいいなと思っています。

おわりに

@cosmeのSEOはまだまだやれることがたくさんあります。
自分も現状の体制でまだ改善できるポイントがかなりあると思っていて、今の体制ですと@cosmeではいわゆる「コンテンツマーケティング」に即した施策が行いにくい部分や、もっと大胆なページ改修・リニューアル・・・など今のままでは頑張れる範囲に限界があるのかなと思っています。
絶望し放置してもSEOは悪化していくので、革命を起こし引っ張ってやるぜ!みたいな方がいましたら、弊社の募集ページをノックしてみてはいかがでしょうか。
ぜひSEOを変えてやるぜ!というガッツのあるかた大募集です。

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@cosmeのSEOについて語らせてほしい!
Miki Saito
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