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イタンジが提供する賃貸管理システム「イタンジ管理クラウド」の機能には、物件名、住所、家賃など物件情報を管理し、不動産メディアに一括出稿ができる「物件管理くん」という機能があります。
イタンジ管理クラウド:https://lp.itandibb.com/itandi-kanri-cloud/
「物件管理くん」を開発する4名に、どういったやりがいがあるのか、どういったチームの雰囲気か、話を聞きました。
※トップ画像左から、三島・青木・河合・土屋
プロフィール
青木 亮平
2019年にGA technologiesグループに新卒入社。イタンジの物件確認不要リアルタイム不動産業者間サイト ITANDI BB、物件管理システム「物件管理くん」の立ち上げを行い、現在は両システムの開発責任者と、募集業務プロダクトのプロダクトマネジメントを担当。ビーチバレーボールが趣味。
土屋 椋
2020年にGA technologiesグループに新卒入社。イタンジの物件確認不要リアルタイム不動産業者間サイト ITANDI BBの開発を経て、物件管理システムの「物件管理くん」のリリースから開発を担当。趣味はゲームやバイクツーリング。
河合 祐弥
新卒で半導体会社に入社し技術営業を担当。その後、プログラミングとイタンジのサービスに興味を持ち、2022年エンジニアとしてイタンジに入社。不動産仲介会社の顧客管理システム「ノマドクラウド」の開発を経て、現在は「物件管理くん」の開発業務を担当。毎週サウナに行っている。
三島 諒亮
2021年にGA technologiesグループに新卒入社。イタンジの物件確認不要リアルタイム不動産業者間サイト 「ITANDI BB」チームを経て、「物件管理チーム」で開発業務を担当。
ー具体的にどういった業務を行なっているのでしょうか?
青木:私たちは、不動産基幹システム「イタンジ管理クラウド」の中にある、「物件管理くん」という機能を開発しています。物件には、物件名、住所、家賃など様々な情報があるのですが、不動産メディアに物件を掲載するには、それらのデータを管理会社がひとつずつ入力しなければなりません。「物件管理くん」では物件情報の登録、編集や削除ができ、一括で不動産メディアへ掲載/削除することが可能です。
「物件管理くん」利用イメージ
物件の登録項目は約170項目と、とてもたくさんあるので、どの項目とどの項目が近くにあると使いやすいのかなどをユーザーの意見などをもとに定義していきます。また、前述した物件名や住所、家賃などは、どのメディアにも項目として存在しているのですが、特定のメディアだけ他社にはない登録項目があった場合、それにも対応できるよう開発をしていきます。
ー働く上でのやりがいや大変なことはなんでしょうか。
三島:ここ半年は、全日本不動産協会様(以下「全日」)との提携プロジェクト(※)でやりがいを感じました。全日は、35,000社超の所属会員がいる、不動産業界で最も長い歴史のある不動産協会です。多くの不動産会社に影響のあるシステムに関わることで、業界を変えている瞬間を体感できました。自分がつくってるものがリリースされ多くの反響をいただくことで、業界ですごくインパクトのあることに携わっていると感じ、それだけ影響力のあるチームにいることを誇らしく思いました。
(※)関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000014691.html
土屋:登録される物件は、北は北海道、南は沖縄まですごく広い範囲で個性のある建物が存在しています。そういった全ての物件に対し、実態に合った情報登録ができるシステムをつくらないと使いにくいと感じられてしまいます。入力項目や表示の仕方など、汎用的に物件登録ができ、使いやすいと思ってもらうにはどうすべきか考えることは、大変な部分でありやりがいだと感じています。
河合:物件登録や更新、データの参照は不動産業界にいれば頻繁に行われます。ユーザー数が非常に多いシステムなので、私たちの少しのミスで多くの方に不便をかけてしまいます。緊張感を持ちつつも、自分が重要な役割を担っていると実感できます。
ーチームはどういった雰囲気でしょうか?
土屋:月に一度、懇親会費が経費で出るので、チームでご飯によく行きます。チームによっては行かないチームもあると思うのですが、私たちは毎月しっかり遣っています(笑)。
河合:その時は仕事の話はあまりしないですよね。趣味の話とか、どこに引っ越したいとか・・・。
土屋:住まいの話は確かによくしますよね。私はバイクや旅行が好きで、毎月どこかしらに行っているので、いつでも富士山に行けるところに住みたいです。
河合:私はサウナが好きなので、激戦区と言われる錦糸町、上野あたりがいいですね。毎日サウナをローテーションできる、これほどいい環境はないです。
ー不動産業界らしい話題ですね!
青木:私は最近一人暮らしの家を購入し、来年引っ越す予定です。周りを見ていても、不動産業界にいると住まいの話をすることは自然と増えますし、不動産の購入も身近になると思います。
ープロダクトの課題や、やっていきたいことはなんでしょうか?
青木:「物件管理くん」にはイタンジが提供する他のプロダクトよりも、できることがたくさんあると考えています。現在は物件管理という文脈で、人が住んでいない物件に入居者を募集するための情報を管理しています。しかし、資産管理という文脈ですと、入居率の割合や同じ建物内の家賃の決め方など、物件について着目するポイントが変わってきます。そういった新しい取り組みを行うためには、まずは物件データを集めていかなければなりません。やらなければならないことは、今思いつくだけでも2年分ぐらいありますね(笑)。
ーチームとしての目標はありますか?
土屋:私達のチームは新卒や若いメンバーで構成されているので、技術力を更にステップアップしたいという目標があります。最近私が主導となって始めたのですが、各メンバーが、何か1つのエキスパートになろうという取り組みです。例えば、私はTypeScriptのエキスパートに、河合さんはRBSのエキスパートに、というように。そして個々で学んだことを定期的に発表する場を設けて、インプットとアウトプットを繰り返していきます。自分の学びにもなりますし、人の発表を聞いて吸収できることもたくさんあるので効率よく技術の知見を貯められると考えています。
三島:技術力はまさにそうですよね。今期から青木さんがプログラミングではなく、ビジネス側をメインで担うことになったのですが、これまで技術面で青木さんに助けられていた部分がありました。土屋さんが新しい取り組みを企画してくれているように、メンバー同士でスキルを底上げして質を担保しなければいけないと思っています。
また、青木さんに質問ばかりするのではなく、自分たちで判断できるようにしなければなりません。よく言えば役割分担ができているのですが、一人ひとりが不動産業界のことを理解して、良し悪しを判断できるに越したことはないです。もちろんマネージャーの最終確認はするのですが、抽象度の高い段階で聞くのではなく、根拠を紐付けて「YES」「NO」だけ判断できる状態で持っていける状態を目指したいです。
青木:理想はそうですよね。何を解決するためにどういったゴール設定をするのか、複数ある要望の優先度はどれが高いのか、どうシステムを開発していくのか、判断すべきところは色々あります。総合的に理解できていることは理想ですが、どこか一つの要素を深掘りするというスキルアップの仕方もよいと思います。
ーどんな人と一緒に働きたいですか?
三島:私は今のチームメンバーみたいな方々がいいですね。向上心があって、自分自身でステップアップして一緒によいものつくっていける人が合うと思います。また、技術力に関しては、改善していけるのであれば少し足りなくてもよいと思っています。
河合:いいこと言いますね……。私はいくつかの面接を受けて、イタンジがダントツで距離感が近く話しやすい印象を受けていました。入社してからもその印象は変わっておらず、気持ちのよいコミュニケーションができる人が多いと思います。
土屋:人間関係にもコードにも、思いやりを持てる人が多いですよね。なぜコードに例えたかというと、コードには人柄や性格が表れるからです。例えば、つくった時点ではそのコードがベストだと思っているのですが、1ヶ月、1年経つと全然よくなかったとなることがあります。日常生活でも、自分の部屋にゴミが落ちていたら掃除しますよね。それと同じで、コード内に埃が落ちていたら掃除を自然と行えるような、「将来このプログラムを使う人が困らないように」という思いを持つ人はコードに表れます。そういった気遣いがコードやコードレビューのときにも表れる、思いやりのある人がいいなと思っています。
そして何より「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」のミッションに共感していただける方と一緒に働きたいです!