1
/
5

週末はスポーツチームで小学生相手にチームマネジメントなんていかが?というお話

食欲の秋、スポーツの秋

10月に入りました。いつにも増して食べ物が美味しい季節ですね。
暑さもだいぶ落ち着く時期ですので、カラダを動かしやすくもなってきました。
ただ、暑さが落ち着いても熱中症の可能性はあるので、適度な水分補給は心がけましょう。
少し偉そう。。。笑

ワタクシ、週末は小学生のフラッグフットボールチームでコーチをしております。
コーチ生活も6年目になり、最近ではチームの代表のような扱いになっていて、
今ではライフワークと言えるようになっています。

コーチとなったきっかけ

最初は子どもの習い事を探す感じで、たまたま近く(車で20分)にチームがあったのを知り
見学に行ったところ、アメフト経験者ということがバレ、コーチに引きずりこまれたという経緯です。
そのチームは小学校の先生が作ったチームで、その小学校の生徒しかいないチームでしたが、
先生の異動に伴いコーチ・選手ともに少なくなっている、そんな状況でした。

フラッグフットボールとは聞きなれないスポーツかもしれません。
アメリカンフットボールからタックルなどの接触をなくし、
腰にぶら下げたフラッグを取るとタックルの代わり、という危険度を薄めた安全なスポーツです。
接触がないので防具もなく、平たく言うとボールと作戦を使った鬼ごっこです。
アメフト自体ピンとこない方も多く、ラグビーの区別がつかないなども含めて
ちょっとイメージつかないかもしれませんが、そんなスポーツもあるんだよということで。

ボールを持っている人の腰につけているフラッグをとる。逃走中と変わらないですね。

コーチのお仕事

小学生相手のコーチングですが、予想していたよりも大変です。
怒鳴って偉そうに座って指示を出して、たまに鉄拳を繰り出す。
そんなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、完全にアウトです笑。

私も昔はよく怒っていましたが、最近は抑えているつもりです。
それでも選手・保護者からはまた怒っていると言われていますが。。。涙

自チームの選手の特徴に合った作戦を作り、飽きないような練習メニューを考え、
選手たちに伝わるように噛み砕いた説明をする。
「わかった?」「うん、わかった〜!!」なんて二つ返事が返ってきても、
やらせてみるとイメージと動きが違う、などというのは当たり前。
練習中に砂遊びや集中していないシーンも往々にしてあり、その度に注意をすると
当初の予定に対し大幅に消化できていないことも多く、なかなか思うように事は進みません。
大会が近くなると対戦相手のスカウティングもしないといけません。

代表になると、練習試合や大会などでの他チームとの交渉、保護者の皆さんへの連絡、
練習・合宿での活動場所の調整や折衝、予算管理など、これまで以上に任務が増えました。
これ以外にもブログやfacebookページの管理、新メンバー獲得のためのあれこれ、
他のコーチたちとのミーティングなど、自分の担当チームを見る以上のことがドカンと増えます。
一言では言い切れませんが、とにかく大変です。

小学生かわいいですよね!子ども好きなんで是非やってみたいです〜!
なんて声はよく聞きますが、それだけでは間違いなく挫けます笑

なぜやっているのか?

んー、なぜだろう笑

一つ言えるのは、普段は学校が違う子どもたちと一緒になって目標を達成するために一つになること、
ここで言う目標とは試合で勝つこと、大会で勝ち進むことがありますが、
それ以外にも今までできなかったことができるようになること、
そういう小さなシーンでも喜ぶことができるので、ここまで続けてこれているのだと思います。

私がチームに入った当時は個人能力が高い子が数人いて、それだけで勝ってしまうチームでした。
それでも良いですが、他の子は楽しめているか、と考えた時に疑問がありました。
中心メンバーが卒業し、残った選手たちはあまり試合経験がない子達ばかり。
しかも全員が女の子、ボールが飛んできたら避けてしまう、そんな状況のチームを任されました。

年頃の女の子なので、コーチがあーだうーだ言っても聞かないなんて当たり前、
厳しく接しようものなら一人がへソを曲げ、同調圧力で他の子も真似をしだす始末。。。
練習を中断し、このまま続けるかを話し合って決めたら?、となった時に
1分も経たずに「今日はやめる!」なんて返事をされたこともありました。

そんな子達の集まったチームなので、男の子相手の試合でも点差が離れるとやる気も失せてしまう。
ポテンシャルはあるのに勿体無いと思う日が続きました。

冬に近い秋に女の子だけの大会があり、作戦が上手くハマったこともありシーズン初勝利ができました。
チームに勢いがつき、不利と言われた相手にも勝って、3位で大会フィニッシュしました。
予想以上の成果にコーチ、保護者ともに驚きと喜びの瞬間を迎えることができました。

一生懸命やると良いことがあるんだよ、と選手にいつも言い続けたことが実現できたことが嬉しかった。
その気持ちをまた味わいたいことがモチベーションにもなっています。



大切にしていること

小学生のチームだとしても、組織であることに違いありません。
どうしたら良いチームが作れるか、みんなが楽しめるか、
そういうことを考え、実行することはやはり面白く、ワクワクします。

ただ、一人よがりになってしまうと絶対に上手く行かないので、話をすることの重要さがわかりました。
練習メニューひとつをとっても選手に説明するようにしてますし、保護者やコーチでも同様です。
そして、大なり小なり決断する場面も多々出てきます。
結果的に間違った決断を下してしまうこともあります。そうなったら事後対応を考える、フォローする。
仕事でも同じ場面が間違いなくあるので、そう言う経験も積むことができます。

子どもがいない場合、そういうところに入っていくまでが大変ですけど、
コーチ不足な団体は結構多いので、行動さえすればなんとでもなるかと思います。

私のチームでも選手・コーチともに募集していますので、応募お待ちしております!

株式会社Hajimari(旧:株式会社ITプロパートナーズ)では一緒に働く仲間を募集しています
6 いいね!
6 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング