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【就活生必見】「とことん、顧客志向。」先輩社員に活躍の秘訣を聞いてみた

デジタル業界専門のリクルートメントコンサルタントとして活躍する山本さん。新卒5年目としてコンスタントに成果目標を達成し、顧客からの信頼も厚い彼の活躍の秘訣に迫りました。

Q.学生時代に力を入れて取り組んだことを教えてください。

「居酒屋のアルバイトで、『お客様のニーズを察する』『常連さんのデータの蓄積と共有』を行っていました」

学生時代に力を入れて取り組んでいたのは、居酒屋のアルバイトです。実はJAC Recruitmentのオフィスのすぐ近くにある居酒屋で、ホールスタッフとしてアルバイトをしていました。

そのお店はとても接客指導が厳しいお店で、『お客様のニーズを察する』ことを徹底していました。

例えば、“お客様に呼ばれてからオーダーを取りに行く場面があれば、反省会”という暗黙のルールがある環境でした。

具体的には、お客様の様子を常に観察していて、『そろそろ飲み物が無くなりそうだな』とか、『何か注文したそうだな』というタイミングでさりげなく『次、何飲まれますか?』や、『同じものでいいですか』と声をかけるのが鉄則でした。

もし自分が客として居酒屋に行った際、飲み物がなくなって注文したいのになかなか店員さんが気づいてくれない状況や注文ボタンが見つからずにキョロキョロすることなく、店員さんが最適なタイミングで声をかけてくれることがあれば、それは居心地の良い空間となると思いますしクオリティの高いサービスといえると思います。お客様の様子をしっかりと確認しながらお客様のニーズに沿った提案をしていくことは、営業にも通じるマインドなのではないでしょうか。

また、このお店では『常連さんのデータの蓄積と共有』も積極的に行っていました。具体的には日報を書くシステムがあり、どのお客様がどのお酒を飲んだ時に美味しいと仰っていたか等のお客様との会話内容や、お客様の特徴を記録するシステムがありました。

この情報を蓄積・共有することでお客様が再度ご来店されたときに「ご来店ありがとうございます」だけでなく、「以前もお越しいただきましたよね」「こういったお酒がお好きなら、このお酒はどうですか」というコミュニケーションが、直接接客でお会いしていないスタッフからもできるようになっていました。これは、自分が客だとしても嬉しい心配りだなと思います。



Q.JACのコンサルタントとして、その経験はどんなところで活きていますか?

『お客様が求めているものをいかにクオリティ高く提供するのか』というマインドが今の仕事にも活きています。

ジェイ エイ シー リクルートメントの人材紹介の仕事と、学生時代の飲食店でのアルバイトは『お客様が求めているものをどうクオリティ高く提供するのか』という、共通するマインドがあると思っています。

その中で、『お客様のニーズを察する』マインドが活きた場面としては、企業が抱えている潜在的な課題に対して、それを解決できる人材を提案する場面などは、まさに『お客様のニーズを察する』ことでできる提案です。

また、『常連さんのデータの蓄積と共有』の部分は私たちがデータベースに求職者の方の記録を残すことと共通していると思います。

 「この求職者の方のご志向は○○で、○○な印象を受けた」といった内容までデータベースに記入することで、求職者の方は同じ話をせずに済むだけでなく、私たちコンサルタントもお話する求職者の方がどういう方か理解した上で面談することができます。

細かい部分ではありますが、JACでの仕事のさまざまな場面で、学生時代のアルバイトで学んだことが活きていると感じます。

Q.「顧客視点」であることを大切にしていらっしゃる山本さんですが、これまでで最も印象に残っている案件について教えてください。

「担当したベンチャー企業に大手企業出身のエンジニアの方をご紹介し、奥様の反対を受けながらも、最終的に奥様にご理解をいただいた上でご入社いただいた案件です。」

昨年、担当した案件のエピソードで、大企業に勤めているエンジニアリーダーの方へベンチャー企業の求人をご紹介したことがありました。

担当したベンチャー企業は、女性用コスメのアプリを開発している企業だったのですが、CM等で認知が上がったことから急激にユーザーとアクセス数が伸び、システムに大きな負荷がかかっている状態でした。その増えた負荷を分散処理できる技術を持ったエンジニアがおらず、ギリギリで処理をしている状態でしたので、負荷処理ができるエンジニアを採用したいとお考えでした。

一方、その時にご紹介した求職者の方は、インターネット広告の経験が長い方でした。インターネット広告の領域は特に膨大な負荷処理が必要な領域であり、その中で長年のご経験を積まれてきた方でしたので、負荷処理の技術に多くの知見をお持ちで、企業の求める人材像に完全にマッチしているとお見受けしました。

さらに、ご本人の志向性も、現職の大手企業のスピード感に不満を感じて、規模が小さい企業へのご転職を希望されていました。大手企業ではその規模感ゆえに、1つのプロダクト開発に至るまでの承認に時間がかかりすぎ、変化の早いインターネット広告の領域から遅れをとってしまうということに不満を感じていらっしゃるようでした。IT業界の変化の激しさに対応していくためには、スピード感を持ってプロダクトを開発・リリースしていかなければならないのですが、その承認フローの多さゆえに開発時点では最先端の技術だったサービスが世に出すころにはかなり古いものになってしまうということにやり切れない思いを感じていらっしゃっいました。せっかく長い時間をかけて開発したプロダクトが、結局使われないまま終わってしまうのはやはり悲しいですよね。

そのような状況でしたので、ご自身の経験を活かしながらスピードと裁量を持って働ける企業を希望されていました。

前述のベンチャー企業をご紹介した時点で、ご本人は希望と合致したポジションであるため、是非そのベンチャー企業に転職したいと仰ってくださいました。

しかし、奥様からはお子様がまだ生まれたばかりということもあり、ベンチャー企業への転職を猛反対されている状態でした。また、その時点で他に大手企業2社ほど内定を得られていたのですが、そちらの年収の方が高く、ベンチャー企業サイドとしてはかなり不利な状況でした。

そういった難しい状況ではありましたが、本来のご本人の転職理由を考えると、私が担当していたベンチャー企業が最適であると感じていました。

エンジニアはものづくりの仕事でもあるので、本当に興味を持っているプロダクトや、やりたいことができるかを重要視する方が多いのですが、その観点でもそのベンチャー企業が一番フィットしていました。

それならば、ご本人と入社後上司となるベンチャー企業のCTO(最高技術責任者)、私の3名が協力し、奥様を説得したほうがよいと考え、その3名で一緒に奥様を説得する場をセッティングしました。

その話し合いの中で、働き方やご本人の想いも含め奥様にご納得いただき、最終的にご入社いただくことができました。

後日談ですが、忙しいながらも家庭と両立しながら業務に取り組まれており、スピーディーな環境で非常にやりがいをもって働かれているとのことでした。





Q.常に『顧客視点』で働くことに注力している山本さんですが、就職活動時JACに入社を決意した理由は何だったのでしょうか?

「『転職』という、人生を大きく変える分岐点に関われること、経営者を支援する仕事ができることの2つが叶う環境だと思ったからです。」

JACに入社を決めた理由は人生の大部分を占める『働く』ということに携われるうえに、経営者を支えることもできる仕事だと思っていたからです。

まず、『働く』ということに携わりたいと考えた理由は、仕事が生きている時間の大半を占めるということに気がついたからです。具体的に言うと、仮に24時間ある1日の中で睡眠時間を6~7時間だとして、実質活動できるのは17~18時間になると思うのですが、労働時間を8~10時間だと仮定したとき、いかに仕事が人生に占める割合が大きいのかということに気づきました。そういった、人生の大半を占める『働く』ということを転職によって変えることは、人生を大きく変える分岐点になると思い、この仕事に魅力を感じました。

加えて、私の父親が経営者だったこともあり、経営者に寄り添いたいといった思いもありました。父は自分に厳しい人であるがゆえに、事業のことについて相談できる相手もなかなかおらず、事業に関する悩みを一人で背負いこんでいるように見えました。そんな父を見ていて孤独な存在である経営者を支える仕事にも興味を持っていました。

そして、実際に今この仕事をしていて、求職者の方や経営者の方々から非常に感謝されることがやりがいになっています。

私よりはるかに社会人経験の長いミドルハイクラスの方々も、転職活動において少なからず不安を持っていらっしゃいます。さまざまな悩みや不安がある中で意思決定をサポートし、その方が求めていた会社や環境を得られたときは、非常に感謝してくださいますし、そうしてご紹介した方から今度はその方の部下となる方を採用する求人の依頼をいただいたりと、信頼が自分の次の仕事につながっていくループが起こるのがこの仕事にやりがいを感じる瞬間です。

また、企業の経営者の方と商談する中で見えてきた事業の課題に対して、それを解決できる方をご紹介し、その方が企業で活躍されて事業が好転するきっかけになった時に経営者の方から感謝されるのも大きなやりがいの一つです。

これからも、顧客の方の信頼を大事にしながら、求職者の方と企業様をつないでいきたいと思います。

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