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<wwwaapメンバーインタビュー02.>医療の道を志し東京医科歯科大学を卒業した私が、漫画広告の編集者になったワケとは?

株式会社wwwaap採用担当です。
今日は編集部の三島さんにインタビューをしました。
医療の道を志し、看護学専攻を卒業した彼女がなぜ漫画広告の編集者になったのか、コンテンツを愛する彼女の仕事への想いとともにご覧ください。

1.唯一の友達がトンビだった私が医療の道に進むまで

Q.三島さんは小さいときどんな子どもだったんですか?

1991年に生まれてから5歳ごろまでずっと島根県の山奥に住んでいました。
そのときの楽しみといえば、父の陶芸場で粘土を捏ねたり、山や海まで散歩したり、絵本を読むことだったと思います。友達はトンビしかいませんでしたね。

小学校に上がる前に引っ越し、そこでようやく人間の友達もたくさんできました。
その頃の愛読書は『りぼん』で、毎号出るのが楽しみで、小銭を握りしめて近所の本屋さんに行っていましたね。あとは映画や宝塚、ライブなど、とにかくエンタメ大好きっ子でした。
年の割に大人びていたので、友達と遊ぶより友達の両親と話し込んだり、学校の先生と話が合うなと思っていました。



Q.そこからなぜ医療の道に進まれたのですか?

エンタメは大好きだったのですが、仕事というより趣味かなと思っていたんです。ずっと好きでいたいから、あえて職業にはしないでおこうと思っていました。
また小さな頃から「国際貢献がしたい」とも考えていたんです。貧困の格差や世界の医療の状況をみて悶々としていたので、何かできることはないだろうかと。
高校生の頃は写真部だったので、報道カメラマンになるかと思ってたんですが、もっとも必要なのは医療では?と思い、看護の道を選びました。

ところが進学後、看護実習を通じて医師が人の命を救う姿を実際に目の当たりにし、医師になりたいと思ったんです。
そこで大学卒業後、1年間予備校に通いましたが、残念ながら結果は不合格。
看護師ではなく医師になりたいと気持ちが変わった後だったので、看護師の道は選ばずに一般企業への就職活動をしました。
その中で見つけたのが、前職の医療系出版社です。
学んできた医療という分野からは離れていませんし、医療を多くの人にわかりやすく伝えることができる仕事だったので、その道に進もうと決めました。


2.自分の人生を支えてくれたコンテンツを通じて、世界中に幸せを届けたかった

Q. 転職を志したタイミングを教えてください。

出版社には5年半ほど勤めていたのですが、その中で一通りの経験が出来たと感じたのが一つの区切りでした。

編集職として入社しましたが、記事の執筆や、Webサイト・SNS運用、動画コンテンツの企画やディレクションなど幅広い業務に携わってきました。
wwwaapに近い業務だと、1年ほどSNSプロモーションに特化していた時期もあります。
自社のInstagramアカウント運用では、フォロワー0の状態から2年間で3万フォロワーまで増やすことができました。

一緒に働くメンバーの人柄もよく、仕事もやりがいがあったので不満はありませんでした。一方で、狭い業界ゆえの、表現の幅の限界も感じ始めていました。
そんな中、スイスに行ったときに友人になったアメリカ人との出会いが転職を始めるきっかけになりました。プログラミングの講演をしに来ていた彼の姿を見て、全世界に通じるスキルを持っていてかっこいいな、世界のどこに行っても通じるスキルって何だろうと考えるようになったんです。


Q.転職活動で大切にしていたことについて教えてください。

敢えて業界を絞らずに、自分がわくわくするかどうかで幅広く仕事を見ていました。
一貫していたのは、自分がつくる側にまわる何か、もしくはつくっている誰かをサポートする形でコンテンツに携われる仕事であること。
作品に出会ったときの、感動して自然に涙が出るとか、鳥肌がたつとか、感情が震え上がる瞬間がたまらなく好きで、そういう瞬間をつくる側に関わっていきたいなって思ったんです。

また、両親がつくり手だった影響で、「つくる人」にも興味がありました。二人ともお金儲けは得意ではありませんでしたが、マインドが豊かだったんです。
幼少期から両親のもっていたマインドに憧れ、心が動く瞬間を大事にしたいと思っていました。

Q.その中で、wwwaapを知り、入社を決めるまでの経緯を教えてください。

正直にいうと、最初は転職エージェントに紹介された、1つの会社だったんです。
自分がTOEICの勉強で使っていた「ボケ単」(※1) を出している会社だと知り、興味をもって調べていくうちにわくわくレーダーが反応したので応募してみました。

もちろんwwwaapのミッションである「つくりたい人の未来を創る。」についても深く共感していました。
今までもクリエイターの方と仕事をしていましたが、一部の人のクリエイターへの思いやりのなさに対してやきもきすることがありました。wwwaapのミッションは、まさにそこを代弁してくれていたんです。

実際に一次面接でCOO高橋の話を聞いたとき、ミッションに対する事業の方向性のブレがなかったのでとても安心感を覚えたんです。
また、彼のはつらつとした人柄も魅力的でしたし、この人に付いていきたいと思えました。
この時すでに、「この会社成長しそうだな」という客観的な印象ではなく、「自分もこの会社を成長させたい」と主体的に捉えていました。

3.リモートワーク下の成長の鍵は人を知ることと、仮説を持つこと

Q.入社直後からのリモートワークで、大変だったことはありますか?

オンラインのコミュニケーションでは一緒に働くメンバーの想いや人柄がわからないので、言われた言葉の背景を考えて悶々としていた時期もありました。

なので、「メンバーがどんな想いで何をしているのか」はなるべく吸い取ろうとすることは意識していました。
せっかく人生かけて入った会社なので、メンバーから学びを得たい。自分も伝えたい。という気持ちが強いんです。

具体的にやっていたことをお話すると、まず日報は全員のものを見るようにしていました。
日報で一日の所感を書く欄がありますが、それも人の気持ちがこもった一種の創作だと思うんです。
その人が考えていること、どんな価値観で仕事を進めているのか、ということを知るようにしていました。
自分の日報も、自分を知ってもらうためにしっかり書く、メンバーが読んでためになることを書く。
そうすることで、対面でのコミュニケーションが少ないメンバーへの信頼関係も築きやすかったと思います。

それからslackの受注報告や納品完了報告などへの反応を人一倍意識していました。
思っているだけでは伝わらないので、お疲れ様やおめでとうなどの言葉を積極的にテキストにしてアウトプットしていました。


Q.会社に慣れて成果を出すために意識されていたことはありますか?

一つ目は、先ほどお話したテキストコミュニケーションの面ですね。

二つ目は、仮説をもって質問をすることです。
一方的に「どう思いますか?」「正解は何ですか?」と教えを請うだけでは主体性がありません。
自分の頭を使わないと成長することはできませんし、自分が出した答えについても合っているのか間違っているのかを知ることができるので、仮説を持つことは重要視しています。

いい意味でライフワークバランス考えてないタイプというか、仕事と生活を分けて考えていないので、自分のためにも会社のためにもどんどんインプットとアウトプットを繰り返して成長していきたいです。

4.「将来の夢はクリエイター」を当たり前にしたい


Q.最後に、これから先wwwaapでやってみたいことを教えてください!

漫画広告でいうと、クリエイターに喜んでいただき、クライアントにも満足していただくことで継続発注につながるような作品をつくりたいです。
そのためにも、
クリエイターに対しては、モチベーション高く創作し続けられるようなコミュニケーションを取ること。
クライアントに対しては、クリエイターが伝えられないものを彼らの代弁者として言語化し、どうしたらユーザーに届くかを一番いい形で作品に落とし込んでいくことを意識していこうと思っています。

長期的には、漫画広告以外の新しい仕組みを生み出すことで、子どもたちがクリエイターを目指したとき、誰にも否定されることのない未来をつくりたいです。
子どもたちが表現することを恐れない社会にしたいし、数年後数十年後の子どもたちにとって、クリエイターが当たり前に職業の選択肢の一つになっているような、そんな未来を創っていきたいです。



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※1 …「ぼけーっとながめて覚える英単語【ボケ単】」
Twitter:https://twitter.com/boketango
Instagram: https://www.instagram.com/boketango/

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