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The Roots vol.3「音楽とステージ」後編

最近の仕事:大手自動車メーカー企画統括部門 情報共有システム及びセキュリティ担当

プロの視点 1
個人ブランドで生きる

現在は大手自動車メーカーの企画統括部門でプロジェクト・マネジメントをサポートする仕事をさせていただいております。ここは「最小限のリソースで最大限の成果を得る」ために社内のプロセスを改善していく部署。私はこの部署における情報共有システムとセキュリティを担当させていただいていますが、こういった大手企業の中枢で責任の大きな仕事を任せていただけることに喜びを感じます。「任される」とは「信頼」の証。私たちのように技術で生きる人間にとって、それは最大の喜びです。様々な企業で様々な仕事をさせていただいて来ましたが、どの仕事でも周囲より高い支持をいただけるように取り組んできた積み重ねが現在であり、それが技術者としての個人のブランドであると思います。個人ブランドで生きる。それが私たちのような技術者の生き方であり、そういう技術者の集団がワット・コンサルティングなのだと思います。

プロの視点 2
技術者のホスピタリティ

飲食業やホテルなどでは、「ホスピタリティ」の高さでそのサービスの善し悪しが測られることが多いと思います。技術者にもそれがあるべき。メールひとつ取っても、いつも定型文で送っている人にはわからないことだと思いますが。仕事で関わる人が気持ちよく、パスを受け取れる配慮が有ると無しでは、仕事の進行が違います。そういう細かな配慮が技術者の「ホスピタリティ」。技術者が技術を持っていることは当たり前のことで、技術を持っていることだけに、あぐらをかいていてはその先は望めないと思います。技術による経験が成長となるのと同じように、様々なシチュエーションに対し、「どう対応してきたか」というコミュニケーションの経験も同じく成長です。ITという分野は歴史の浅い分野だけに、これまでは技術だけで乗り切れたかもしれませんが、これからは技術者にも「ホスピタリティ」が求められる時代であると思います。

モチベーションの原点
2つの「永遠のテーマ」

「永遠のテーマ」というものが私には2つあります。ひとつ目は「自分と関わる人がみんな幸せになる」ということ。「関わる人すべてが」というのは、むずかしいことかもしれませんが、一瞬一瞬、相手が喜んでくれるような行動を取りたいと思っています。ふたつ目は「子供のような好奇心を忘れず、何でも興味を持って取り組む」ことです。どんな話でも興味を持って聴けば、必ず得るものがあります。「永遠のテーマ」というのは、いつも完全にこなせるわけではない「理想」という意味ですが、この2つは今後も自分のテーマとして生涯を共にしたいと思っています。年齢も重ねて、お付き合いも広がり、結婚式に呼ばれることが多くなりました。司会、幹事、余興…、大役を任されることが本当に多くて、最近はアドリブでも何でもこなせるようになりましたが(笑)、それも自分の行動を関わる方々がみてくれていることだと感謝しています。

目指す姿
個人ブランドで生きられるような優れた技術者集団になる

これまでは、技術者としての成長を目指してきましたが、最近意識が少し変わりました。もちろん技術者としても、まだまだ成長しなければならないと思いますが、これまでの経験を活かして後輩の育成にも力を入れたいと思っています。若手の技術者が思い悩む時に相談に乗ることや、その後輩にとって、どんな仕事の仕方が成長につながるかを考える。ひと言でいえば「マネジメント」ということになるでしょうか。メーカーとしてのビジョン実現には、もう少し時間が掛かるかもしれませんが、「ワット=優れた技術者集団」というビジョンは、もうすぐそこにあると思います。個人ブランドで生きられるような優れた技術者が集まることでワットという会社ブランドができる。増えていく仲間、後輩たちが一層の活躍をできるよう「マネジメント」のできる人間になり、これからのワット・コンサルティングを支えていきたい。それが私の目指す姿です。

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