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「クライアントの熱い想いを受け止め、期待を超え続けたい」Webディレクター高橋 - ジュニの中の人インタビュー#13

こんにちは。株式会社ジュニの広報の関田です。
「ジュニの中の人インタビュー」では、ジュニのメンバーを掘り下げる記事を不定期に発信しています。

さて、久しぶりとなる第13回目は、ジュニに中途入社して丸2年となる、Webディレクターの高橋さんです。現在、高橋さんは世界的に注目されるIPのWebとリアルで開催される大型イベントの成功に貢献したり、後輩の育成を担うなど活躍の幅が大きく広がっています。
そんな高橋さんは、新卒でWebディレクターとして広告制作会社に入社し、事業会社を経て、改めて広告制作会社のジュニに転職しました。なぜ事業会社から制作会社のジュニを選んだのか、入社後の飛躍的な成長の背景や転機、これからの挑戦について聞きました。

Webディレクターとして広告制作会社と事業会社で経験を積む中で気づいた、体験づくりの面白さと本当にやりたいこと。

ー高橋さんは新卒から現在までWebディレクターひと筋ですが、この仕事に興味をもった背景はなんですか?
子供時代はミニ四駆やプラモデルをつくったり、学生時代もイラストを描くなど手をうごかしてものをつくることが好きでした。そんな興味の延長から就職活動では普段目にする看板やCM、Webサイトがどのようにつくられているのか興味があって広告業界を目指したんです。


ーそうだったんですね。新卒では広告制作会社に5年、その後事業会社を数社経験されていますね。
はい。どの会社でもWebディレクターとして上流工程の企画検討にはじまり、制作進行から公開までのプロジェクト全体に携わりました。特にメインとなったのは、コンテンツの制作管理業務です。社内の制作チームか、外部に依頼するかの違いはありますが、制作に関わるデザイナー、エンジニアとチームとなって予算の管理もしながらプロジェクトを進行していく役割です。


ーWebディレクターとしての面白さを実感した、印象に残っているエピソードはありますか?
特に印象に残っているのは、プロジェクトの企画段階から公開終了まで密に関わった、全国展開のプレゼントキャンペーンですね。
とある地域で音楽フェスがあって、その協賛をしているクライアントからのご依頼で、景品はフェスのチケットがプレゼントされるというWebキャンペーンでした。
日本全国のユーザーとゲームのゴール時間を競い合う企画だったのですが、フェス開催地域に遠いユーザーほど障害物が過剰に出現してゲーム難易度が明らかに高まるような演出で、フェス開催地域近隣のユーザーだけ贔屓するような設計にしたところ、SNS上でネタとして面白がってもらい話題化したんです。クライアントからも大変喜んでもらいました。


ージュニのアソビゴコロにもつながるような成功体験ですね!
はい。限られた予算の中で意図通りの反響をユーザーからもらい話題化したことで、クライアントからの期待を超えられたと感じたエピソードとして記憶に残ってます。


ー体験づくりのやりがい、面白さを感じる中で、事業会社から制作会社へ改めて転職活動をされていますが、大事にしたことや会社を選ぶポイントは何でしたか?
広告制作会社と事業会社をそれぞれ経験して比較してみて、自分が何がしたいのか見えてきたんです。自社のサービスに集中するだけではなく、さまざまな企業と関わり、幅広いジャンルのブランドやサービスの、もの・コトづくりに携わりたいと感じました。これが実現するのは制作会社だと思い、そちらに舵を切ることにしたんです。

制作会社を選ぶポイントは会社の規模感です。過去所属していた事業会社は規模が大きく、従業員数が数百名から千名で、会社の上層部の顔も知りません。一体感やまとまりが欲しくて、会社全体としてのチーム感、勢いが感じられるベンチャー気質のある会社の規模感を求めたんです。


ーなるほど!その点ジュニは少数精鋭のベンチャー気質がある制作会社としてフィットしたんですね。
はい。それに、面接時はディレクターチームのメンバーが同席したのですが、会話の中でジュニで楽しんで働いているということが伝わってきました。代表や役員含め社員全体の距離が近く、会社に一体感があると感じられたんです。入社してみても、尊敬できる先輩や勢いのある後輩たちがいて、自分はその中間に位置する立場として成長できそうだと思えました。


受け身の状態から、能動的に動くスタンスへ。数多くの失敗の先にあった1年目の成長。

ージュニに入社して、今年9月で丸2年となったわけですが、活躍の幅が広がっていると聞きました。入社当時を振り返ってみていかがでしたか?
今思い返すと『何も考えずただ動いていた』受け身の状態でしたね。
クライアントへの確認などが予期できず、コミュニケーションが後手になってしまうことが多々あり、その結果制作期間等がデザイナーやエンジニアチームへの負担となってしまうことがありました。
自覚はもっていました。「このままではずっと同じだ。変わらなきゃ」と強く思ったんです。そこから、自分が案件の舵取りをする立場で、能動的にものごとをとらえて早く解決するスタンスに徐々に変えていきました。すると、程なく自分だけで解決することが難しい!とわかり、案件に関わるメンバーに早めに自分なりの考えを持った上で相談するようになったんです。


ーこれまでのスタンスを変えて実行に移すのは大変だったんじゃないですか?
失敗はたくさんしました(笑)その失敗から学び、次に活かすことが大事だと思います。スキルは後から身についてきます。自分で考えて提案してどれだけ実行に移せたかが大切で、苦しんだ分だけ強くなれたと感じています。


ー成長の転機になったことはなんですか?
能動的なスタンスに変えていく中で、物販のリアル展示イベントと同時開催となるWebプロモーションを担当させてもらいました。自分自身色々と失敗する中で、規模の大きな案件を任せていただいたことに、成功させたい!という気持ちで取り組みました。

案件自体は掲載する情報量や関係組織が多く、それらを自分一人で取りまとめ、調整する必要があったのですが、案件に関わるメンバーや上司に随時相談しながらやり遂げることができたのが自信に繋がったと思いますね!



ジュニ初の試みも含む大規模案件担当者に抜擢。やり遂げた先にある、さらなる挑戦。

ー失敗や苦しい経験を経て活躍の幅が広がりましたが、高橋さんは今、世界的に話題のIP案件に関わっていますね!
今年で25周年になるアニメIPの、国際展示場での展示とオンラインイベントの両方に関わらせてもらいました。
その中でも特にジュニとしても初となる試みが、リアルイベント参加者の入場管理システムです。リアルイベントのWebでの数万人の参加申し込みから抽選、入場当日の受付の一連をいちから構築し、イベント会場での受付もジュニが運営を担いました。


ーイベント当日の運営がスムーズで大きな問題がなく閉幕まで迎えられたとのことですが、どのように事前準備をすすめたのでしょうか?
このイベントも関係する組織が複数かつ、規模が大きいので、不測の事態なども想定しながら、いかにイベント当日にスムーズな進行を行えるかが重要でした。関係者との調整はもちろん、事前に様々なタイミングで起こるトラブルへの対策や、クライアントからの要望に応えるため、社内外へのコミュニケーションをきめ細かく行いました。その結果、イベント終了日まで大きなトラブルなく閉幕を迎えることができました。もちろん、自分ひとりではなし得なかったことで、デザイナーやエンジニアチームに柔軟に対応してもらったことでやり切れたんだと思います。


ーイベント閉幕後、クライアントに非常に喜んでいただけたそうですね!ジュニと高橋さんが信頼いただいているということかと思います。
イベントを成功させるための、事前の様々な備えやコミュニケーションの部分、イベント当日のオペレーションで信頼いただいたのではないかと思っていますが、今後も現在担当させていただいているIPはもちろん、それ以外もお任せいただけるように、クライアントの熱い想いを受け止め、実績を出して、期待値を超え続けたいですね!


ーディレクターとして心がけていることはありますか?
ジュニにご依頼いただいているので、クライアントの要望を満たすことは大前提です。その上で、ユーザー視点も大事にしつつ、予算や条件、スケジュールを加味した上で、ジュニとしてのベストを尽くすように意識しています。その際意識することは、デザイナーとエンジニアチームに無理をさせてベストを尽くすのではなく、バランスだと思います。


ーどのようにバランスを取るのでしょう?
八方美人ですね(笑)クライアントと制作側それぞれのスタンスを意識して、お互いに納得できる落とし所、バランスを取ることがディレクターに求められているんじゃないでしょうか。


ーなるほど。落とし所を探すうえでも、アイデアが大事になってくると思いますがどのようにアイデアをつくっていますか?
企画に関しては媒体を絞らず過去の事例を幅広く普段から見るようにしています。それだけではなく、進行方法やデザイン、技術など全てにアイデアが関わるので、アンテナは高く張るように心がけていますね。
ただ、個人のアイデアだけでは限界があるので、考えは持ちつつも、皆で持ち寄り、より良いものに練り上げていくものだと思います。


ージュニらしい「チームでより良いものをつくる」スタンスですね。最後に、今後ジュニで挑戦したいことを教えてください。
自分自身が起点となって、仕事を生み出していきたいです!
まずは、現在担当させていただいているクライアントに、より信頼いただけるように、実績を重ね、お任せいただく幅を広げていければと思っています。もちろんそのためには、クライアントの期待以上の成果を出せるように、細やかなコミュニケーションや調整はもちろん、ジュニのアソビゴコロあるアイデアやテクノロジーが大事だと思います。これからもクライアントと制作の間に立つ立場として、良いサイクルを生み出して行きたいです。また、同業とのつながりも広げてパートナー会社を増やし、ジュニの仕事の幅や可能性を広げることにも挑戦したいです!


高橋さんは今年の9月に入社して2年が経ちました。
入社当時からポジティブで周りを明るくする印象の高橋さんですが、今回のインタビューで、1年前の意識改革と数多くの失敗を経て、気配りができ、社内外から信頼される現在の姿となった背景が見えてきました。「様々な経験をさせてもらったり、先輩方のサポートがあって成長することができた」とのこと。まだまだ発展途上だと語る高橋さんですが、既に頼もしいWebディレクターの姿を感じられました。前のめりで謙虚に学び吸収することが成長のポイント、アップデートへのヒントだと教えてもらった気がします。
ありがとうございました!


好きな言葉は「何事も楽しんでやる」

どうせやるなら楽しくやったほうがいい。つまらなそうにやっても何も良いこと無いと思ってます。実際楽しんでやっていますが、周囲にも影響しますし、雰囲気づくりはとても重要ですよね。これからも楽しんでやっていきます!

他の社員からみた、高橋さん。

フロントエンドエンジニア 石野さん
一見チャラそうにも見えるこの男。
でもそんなことはなく、彼は勤勉でとても気さくな人です。
私から見てよしあきさんはジュニのディレクター陣の中でも特に一緒に仕事がしやすいと感じています。
その大きな理由は彼の人柄ではないでしょうか。私よりも年上ですが、ノリが良く話しやすいので些細なことでもすぐに席まで相談しに行けますし、よしあきさんからもそうしてくれるので仕事面での連携のしやすさを感じています。プライベートも順調のようですし、ますます今後の活躍に期待しています^^


デザイナー 藤井さん
高橋さんとは、アニメIPの国際展示場での展示とオンラインイベントの大規模案件を一緒に取り組みました。その時に感じたことは、とにもかくにも高橋さんが優しく頼もしいということです。非常に話しかけやすいのでデザイン制作をしてる時に気になったことがあったら、すぐデスクまで行って相談していました。おかげで気持ちよく制作に取り組むことができました。ありがとうございます!




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