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「カオナビ テラコヤ」ができるまで(社内勉強会~開催編~)

カオナビで人事を担当しているタケジです。
今回は前回紹介した社内勉強会制度、「テラコヤ」の開催編をご紹介します。

「テラコヤWeek」開催しました

先日、「テラコヤWeek」と称するイベントを社内で開催しました!
テラコヤWeekとは、
社内勉強会「テラコヤ」を1週間連続で開催しよう!というイベントで、今回が第1回の開催です。
テーマは「部署紹介&各部署が持ってる知識の勉強会」ということで、各部署から代表1名に部署の紹介と、部署に関する知識(例えばマーケティングチームからはSEOの知識など)を提供してもらいました。

開催にあたり各部署にネゴをとったところ、みごとに全部署が参加してくれて、計20もの勉強会を企画してもらえることになりました!!(半ば強制してしまったのもありますが…)

勉強会の時間は1コマ最小20分として、1週間の中に以下のようにスケジューリングしました。

20分の時間割でコンパクトにしています

開催までにやったこと

・開催案内&講師募集メール(開催1か月前)
・講師への説明会(開催3週間前)
・開催時間枠、アジェンダの決定(開催2週間前)
・開催スケジュールとアジェンダの全社アナウンス(開催1週間前)

けっこうタイトめなスケジュールだと思いますが、カオナビの優秀な講師たちは遅延なくこなしてくださいました!(感謝!!)

開催期間中にやったこと

・社内にポスター掲示(当日の開催カレンダーを載せました)
・毎朝全社へニュース配信(内容は本日のプログラムと前日の参加者からの声)
・勉強会のビデオ撮影(その時に参加できなくても後から見られるように)
・質疑応答の記録(開催概要と質疑応答の記録をレポートに残しました)

案外効果があったのはポスター掲示!
こんなデジタルな世の中ですが、社内を歩いていてパッと目に入る掲示物の効果は絶大です。
ちょっとしたお祭り感も演出できました。
(盛り上がってる感を演出するのも大事)

さて、これだけの準備をしたところで、当日どのくらいのメンバーが集まったかというと…
じゃーん

テラコヤWeek開催時の様子。いっぱい参加してくれました

多いときは推定30名以上(社員の3分の1!)が集まる大盛況な会になったのでした。
感動……!

さて、こんなに多くの方が集まってくれたのは、もちろん準備の効果もあったとは思いますが、ひとえに講師の方のコンテンツ力の素晴らしさがあったと思います!

「テラコヤWeek」を開催してみて

特に好評だった会

特に好評だった会をいくつかご紹介します。

・Site Reliability Engineeringは何と戦っているのか?

「SRE(Site Reliability Engineering)」というカオナビの部署名の中でも難解な部署名。
特に非エンジニアの方にはどんな仕事をしているのか想像しにくいお仕事です。
そんなSREの仕事を、実際にシステムを止めてみたり!(もちろんテスト機です)、アラートを出してみたり、実際にSREのメンバーが戦っている様子を再現してくれました。
システム安定稼働の裏でどんな努力があるのかを、みんな知れたようです。

・セールスチームの営業デモ

お客様にお見せしているデモをそのまま見せてくれました。
普段、どのようにカオナビを売っているのかを知らないエンジニア職のメンバーなどは、自分たちが作った製品がこんなふうにアピールされているのか、と知れて感慨深かったようです。
質疑応答も大っ変盛り上がりました。

参加者&講師からの声

テラコヤWeek終了後には参加者および講師にアンケートを実施しました。

参加した社員からはこんな声が!

・他部署との連携をスムーズに取れそう
・実際に使うお客様の声やニーズを知れてよかった
・営業トークや他部署の業務を通して、自分の業務に活かせそうなヒントを得られた etc…

講師を担当した社員からはこんな声が!

・自分の業務を見直す良い機会となった
・自部署のことを知ってもらえてよかった、他部署から声をかけてもらえることが増えた etc…

ということで、とても盛り上がったテラコヤWeekとなりました。

こんな課題も…

実際に開催して、見えてきた課題もあります。
たとえば、時間帯の問題。
テラコヤは「業務に生かすための学習の場」として位置付けているので業務時間内に行っています。
ですが、業務時間内は目の前の業務に手一杯という方や、アポイントと重なってしまう人も…。
これには、ビデオ録画と並行して、生の勉強会に参加してもらえるよう時間を定例化して予定を確保しやすいようにするといった対策を取っていくつもりです。

また、コストの問題もあがりました。
今回、1週間かけて多くのメンバーが参加してくれましたが、それに見合った効果は出るのかという意見もありました。
業務時間内にやっているからこそ、勉強会をする人、参加する人、双方に投資対効果が出るような取り組みをしていかなければなりません。

最後に

私の感想として、「勉強会は制度をつくることより、継続させて会社に根付かせるとことが一番大変」だということ。
あたりまえのことですが、やって終わりではなく、次につなげられるような活動を続けることが大切なんですよね。
今後も楽しい勉強会を継続していけるよう、頑張ります!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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