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【Capitalist Interview】大手証券会社からスタートアップへ/エコシステムの発展に貢献するベンチャーキャピタルで培う「個」の力

こんにちは!ケップルPRチームです。

ケップルは、2022年6月に設立を発表したケップルの投資専門子会社「ケップルキャピタル」にて、2つのファンドを運営しています。一つ目は、スタートアップ株式セカンダリー取引特化型ファンド「Kepple Liquidity 1号投資事業有限責任組合」(以下、リクイディティファンド)です。

日本のスタートアップエコシステムの課題として、頻発する小規模なIPOやユニコーン企業創出の少なさが挙げられています。リクイディティファンドは、既存株主から投資を引き継ぐセカンダリー取引に特化し、スタートアップのIPOまでの助走期間を延長させ、既存株主の流動化ニーズの受け皿となることで、スタートアップにとっては未上場の段階で成長する期間を提供し、大型の新規上場企業の創出につなげていくことを目指しています。

二つ目は、「ケップルDX1号投資事業有限責任組合」(以下、DXファンド)です。DXファンドは事業会社のオープンイノベーション・CVC運営支援の一つの形として、設立いたしました。スタートアップとの協業や投資経験がない事業会社を、ケップルのノウハウとネットワークを活用して後押しすることで、新規事業開発の加速を支援できると考えています。資金需要旺盛なスタートアップ企業への投資を通じて、DXの文脈で産業発展に貢献していくことを目的とし、積極的な投資活動を行っています。

設立から既に二つのファンドを運営し、各方面でさまざまな反響をいただいているケップルキャピタル。今回はそのチームを支える若手メンバーの多田をご紹介します。

新卒入社した大手証券会社からケップルにジョインした彼女は、ケップルではどんな経験を重ねているのか?ぜひご覧ください。

━━ これまでの経歴を教えてください。

多田:2015年に新卒で大和証券株式会社に入社しました。大学では商学部に進み、数字を扱うことに興味があったので金融工学のゼミでデリバティブ(金融派生商品)の価格理論などについて学んでおり、自然な流れで金融の道として証券会社を選びました。入社後2年間は、神戸支店でリテール営業を担当し、新規開拓などを経験しました。3年目に東京本社に戻り、投資銀行部門のデッド・キャピタルマーケット部で4年半勤務し、2021年12月にケップルに入社しました。

━━ ケップルへジョインすることになったきっかけは?

多田:ケップルを最初に知ったきっかけは、グループ会社であるKepple Africa Ventures(以下KAV)でした。もともと、前職時代に観光でアフリカ5か国を旅行し、アフリカに魅了されていました。コロナ禍が自身のやりたいことを再考する契機となり、アフリカのために何かできないかと思い、KAVの品田さんを知人に紹介していただきました。KAVのメンバーと話をする中で、代表の神先さんに声をかけていただき、ケップルにジョインしました。

━━ ケップルでの仕事内容について教えてください。

多田:ケップルキャピタルのアソシエイトとして、ファンドマネージャーをサポートしています。資料作成や投資委員会の準備をしたり、面談に同席したりして色々と学ばせてもらっています。また、自分自身でもピッチイベントに参加しながら投資先探しや分析などを行っており、自由に業務にあたらせてもらっています。

━━ ファンド運営のやりがいや面白さとは?

多田:投資先は少しずつ増えていっていますが、正直なところファンドとしてのゴールはエグジット(投資した会社の価値を高めて、株式の売却益を得て投資を回収すること)するまでだと思っているので、まだそこは全然体験できていないですね。スタートアップマーケットでは、自分たちが投資先に対して何かしらのバリューを生み出せるというところが上場マーケットとは大きく違うところです。自分自身も投資先に貢献したり価値を創出できるようになりたいですし、そこがこの仕事のやりがいだと思っています。長いスパンにはなりますが、目指しているところです。

一方で、色々な魅力あるスタートアップの方々と出会えるのはこの仕事の面白味のひとつです。大きな事業を起こしそうな起業家の方と知り合って、その事業の進化の過程を見ていくのは楽しいですね。

━━ ケップルで新しくチャレンジしていることは?

多田:この仕事をするようになって、アプローチする範囲は格段に広くなったと思っています。さまざまな業界への知識やコネクションも必要ですし、そこはまだ自分に足りないところだと思っているので、日々経験を積んでいっています。

大手企業に勤めていたときは、企業に所属する人間として見られていた部分が大きかった気がしますが、ケップルではより個人にフォーカスされていると考えています。それぞれのコネクションや知識・ノウハウ、関心ごとが重要になってきます。ファンドマネージャーの皆さんのお仕事ぶりを見ていると、相手のビジネスに対する提案や、提携先のアドバイスなど引き出しの多さにも刺激をもらえますし、自分自身もそのような能力を高めていきたいと思っています。

━━ ケップルではどのようなキャリアが積めていると思いますか?

多田:ケップルでは、ベンチャーキャピタリストのスタート段階に立たせてもらっていると思っています。ファンドマネージャーの皆さんの動きを見ながら、VCとしてどのような投資を行うべきか、判断軸や根拠、ロジックについて日々学んでいます。自分の興味、関心ごとを改めて考え直す機会も得られています。

━━ ケップルは入社前のイメージとギャップはありましたか?

多田:入社前から神先さんを含むKAVメンバーと長く関わってきたこともあり、ギャップはあまり感じませんでした。逆に入社後に、さらに組織が拡大していっており、私が入社した頃ともまた違った雰囲気になっていると感じています。

━━ ケップルの魅力について教えてください!

多田:ケップルはビジネスの領域が広く、たくさんのプロダクトやサービスを展開していて、スタートアップエコシステムにおける多くの方々の課題を色々な形で解決に導ける企業だと感じています。あとは、社員は良い人が多く皆さんレスポンスもとにかく早いので、社内の風通しが良いところも魅力です。そして、ケップルキャピタルでご一緒している代表の神先さんをはじめ社員の皆さんが、日々ワクワクしながら楽しんでお仕事されているのも素敵だなと思います。

━━ ご自身の今後の展望について教えてください。

多田:まだ今はベンチャーキャピタリストとしてスタート地点に立っている段階なので、今は足元のことを一つ一つ積み上げて、次の景色を見たいと思っています。まずは、自分自身でスタートアップを探してきて投資活動につなげるというところにチャレンジしていきたいですね。

━━ 未来のメンバーに向けた一言を!

多田:ケップルは、投資家やその投資先企業といったスタートアップエコシステム全体を見ている会社です。スタートアップに興味はあるけれど、業界の特性をまだ掴めていないという方や、それこそスタートアップマーケットについて学びたいと思っている方にはぴったりだと思います。そのような想いを持っているなら、思い切って飛び込んでみてはいかがでしょうか?

日々成長しながら、スタートアップエコシステムの発展に貢献するための新しいチャレンジができるケップルという組織に、少しでも興味を持っていただけたようであれば、ぜひカジュアル面談にご参加ください。お会いできるのを楽しみにしております!

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