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空気のように当たり前に、日常に溶け込んだプロダクトを作りたい。デザイナー出身のPdMが日々考えていること

セイルボートでは、様々なバックボーンを持った方がチャレンジ精神をもって業務に打ち込んでいます。今回からそうしたセイルボートで働く社員のことを知っていただければと思い、複数回に渡り社員インタビューを掲載させていただきます!

第一弾は、UI/UXデザイナーとして入社し、現在は開発中の新サービスのPdM(プロダクトマネージャー)を務めている滝澤さんにお話を伺います。非エンジニアからPdMにチャレンジするにあたり、日々意識していることを掘り下げていきます!

滝澤 功さん/PdM 兼 UI/UXデザイナー

新卒でジャストシステムに入社後、プロダクトのUI/UXデザイナーに従事。その後、金融メガバンクを経てセイルボートにUI/UXデザイナーとして2020年11月に入社。現在は新製品のPdM(プロダクトマネジャー)を担当。

セイルボートや不動産テック業界を知ったきっかけ

—さっそくですが、滝澤さんがセイルボートに興味を持って入社をされた経緯を教えてください

ジャストシステムの後、金融メガバンクを経て、よりサービスの根幹に携わる仕事をしたいと思っていました。方向性としてはこれまで関わることができなかった領域、不動産やリーガルテック、医療系のプロダクト、特にBtoBの領域のサービスに携わりたいという思いがありました。

それで調べてみるとB2Bのプロダクトに関しては不動産の領域が多かったんですね。それで業界的には「不動産テック」の領域に進もうかなという時に、スカウトを通じてセイルボートを知ったという経緯ですね。

面接を通して、入社を決めたポイントとしては経営陣がデザインに対して理解があるか、デザイン組織の自由度が高いかどうか、また開発エンジニアとの距離感や意思決定の進め方など、要はスピード感をもってデザインをプロダクトに反映できる環境なのかを見ていました。セイルボートはそのあたりの自由度が非常に高いと感じて入社を決めましたね。

—デザインに関しての考え方やスピード感が合わないと、効果的なアウトプットは出しにくいですからね。滝澤さんは入社後UI/UXデザイナーからPdMに抜擢され新サービスを開発中ですが、どのようにしてそのような機会を掴んだのでしょうか。

入社の際に社長の西野さんから言われたことを覚えているんですが、『ただのデザイナーとして指示された仕事をするのではなく、企画者とかプロデューサーのように全体を俯瞰してアプローチする意識で仕事に取り組んでほしい』という話をしたことがありました。その中で、タイミングよく新しいサービスの開発計画があり、当初エンジニア側からマネージャーを立てる予定だったのですが、既存のプロジェクトでエンジニアサイドがバタついていたこともあり、また自身にとっても新しいプロダクトを0からの状態で関わるという状況は初めてだったので、機会があればやらせてほしいというアピールをした結果、任せてもらえることになりましたね。

もちろんただやりたいだけではなく、PdMを経験していたわけではないけれども、これまでその職域の人たちと一緒に仕事をする機会は多かったんですね。だから、指示の出し方であったり、進捗管理の中で何を気を付けるべきかといった注意点、あるいはPdMってプロダクトが成功するためには何でもやるんだなといった、PdMの人と一緒に仕事をしてそうした人の振る舞いや行動パターンを自分が知っていたという点もあります。なので、自分が任されることになったときもそれほど焦りはなかったですね。

PdMとして目指したいプロダクトの目標

—PdMとしてサービス開発に取り組んでいますが、目標にしていること、あるいはエンジニアのメンバーとの関わり方について意識していることはありますか?

自分が今回PdMをやろうと思った部分とつながるんですが、デザインによって事業の売上に貢献できるプロダクトを生み出したいんですね。そうするとデザインだけではなくて、顧客のニーズであったり、必要な機能はなんなのかまで考える必要がある。そういうデザインを含めたプロダクトが売れる方程式というかロジックを作り出したいというのが自分の目標としてあります。

だから、このUIがすごいとか言われるよりも、淡々と毎日使われて着実に利用ログや売上があがる方が嬉しいですね(笑)毎日使うのが当たり前でその良さに意識が向かないような、これ抜きでは業務ができないくらい浸透したサービスにすることが理想ですね

メンバーとの関わり方については、前職で学んだことでもありますが「課題を見つけてあげること」かなと思っています。私自身はエンジニアではないのでコードは書けないですが、メンバーから進捗に関して相談があったときには今何が起こっているのか、何が問題なのか、それを可視化してあげるようにしています。フワッとしている問題に対して図とかに書き表して、構造的な状況を把握して、課題を指摘してあげる。そして方針としてどうするか、誰の協力が必要かみたいな点をサポートするようにしていますね。

仕事のメリハリをつけ、ワークライフバランスを充実

ーここまでお話を聞いていると、滝澤さんは仕事に対してすごくストイックな印象がありますが、実際リモートでミーティングしていると、後ろの方から子どもの声が聞こえてきたりして育児と両立しながら仕事をしている印象があります。セイルボートで働く上でのワークライフバランスについてはどう感じていますか?

そうですね、働く環境としてはすごくやりやすいというか、セイルボートは出社とリモートを組み合わせた出勤形態なので、仕事のスイッチを入れる状況をつくるという意味ではバランス取りやすいですね。自分を含め仕事に対する自由度は高いので、メリハリを自分で調整できるのはありがたいですね。

ー非常に参考になるお話を色々お聞かせいただいたありがとうございました。最後に未来の仲間に向けて伝えたいことがあればメッセージお願いします。

セイルボートは開発とビジネスサイドの距離感が近いし、お互いの利害を超えてどういうプロダクトになればいいのかをフラットに議論ができるし、それぞれの専門性から新たな気付きを得やすい職場だと思うんですよね。なので、今の職場で開発のしきたりみたいなものに雁字搦めになっているような人にとってはすごく面白いし成長できる場だと思います。自分もUI/UXデザインの視点からエンジニアの人に気づきを与えられるように頑張りたいと思ってますので、よい出会いが生まれることを楽しみにしています。

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