こんにちは!採用担当の藤本です。お会いさせて頂いている方々から、企業文化や社風についてご質問いただくことが多くあります。そこで、今回は私たちが働くうえで大切にしている考え方についてご紹介させていただきます。
業務を効率的に行う
何か新しいことを始めようとすると、伝統的な日本企業であれば、社内上の手続き(稟議など)、上司や他部署への根回しなど、本来業務に関係のない部分での働きが求められることは少なくありません。飲み会やゴルフの接待に代表されるように、休日返上で身を削らなければならないこともあるのではないでしょうか。
少し前までは、こうした業務外での働きを勤め上げてこそ、一人前の社会人として評価するむきがあり、「若いうちは残業してなんぼ!」だという考えを持っている方も人生の先輩に多くみられます。
しかし、その時代はもはや終焉を迎え、いかに効率的に結果を出せるかが今問われています。
私たちは、残業が恒常化し、会社に残り仕事をしている人を「仕事ができる人」とみなしません。(もちろん、その日までに終えなければならない業務を終えることなく、業務を放棄することは問題です)
人的にも金銭的にもリソースの限られた中で、旧態依然とした非論理的な部分は排除し、働き方の質そのものに重点を当てた効率的に結果を出す方法を重要視しています。
これは、私たちの提供するサービスが業務や経営を効率化支援するサービスである以上、社員一人ひとりにもこの効率化を体現する必要があるからです。
多様な文化・価値観を受け入れる
私たちSETE MARESの社員の半数は海外出身者です。日本人だから、外国人だからというステレオタイプを捨て去ることをお願いしています。
もちろん、その国や地域に合わせた商品やサービスを開発する上で、国民性を把握することは重要です。しかし、ビジネスをするうえで関係のない固定観念は拭い捨て業務に従事するようにしています。
日本においても、性別による差別は劇的に改善しつつありますすが、国籍や文化の違いを受け入れることはそれ以上に難しいところでもあります。
生まれ育った土地の文化や習慣は体に馴染んでおり、また価値観もその成長過程で生成されていくものです。それらに異なるものを目の当たりにしたり、触れたりした場合、「日本人なら〇〇なのに」と無意識のうちに感じてしまうものです。
私たちはこういう意識そのものを否定をすることはありません。もし、そうした考えが論理的で、ビジネスを円滑に進めていくうえで必要であれば、積極的に採用したいとも思っています。(極端な例ですが、「日本人の時間に正確」という一種の文化は、ビジネスを円滑に進めるうえで必要不可欠な要素です。)
互いの文化や価値観の違いは尊重しつつ、良いと思われることは相手の文化・価値観は積極的に取り入れようとする風土が私たちにはあります。
チャレンジ精神と謙虚さ
最後にご紹介する点は、私たちに限らず全てのスタートアップにおいてこの価値観は非常に重要なものの一つではないでしょうか。
これまでになかった商品やサービスを市場に売り出すことは非常に勇気のいることです。「本当に売れるのか」、「市場に必要とされているのか」、どんなに良いモノだと自信を持っていても不安は尽きないものです。
しかし、その不安を凌駕したチャレンジ精神を持ち、商品やサービスを世に送り出すことができれば、千載一遇の機会にも恵まれることもあります。やってみないで後悔するよりも、やってみて後悔する方がいいと思える人なら、私たちとの親和性は高いかもしれません!
一方、根拠のない自信だけではもちろん空回りする危険性があります。そのため、他者の意見やフィードバックを素直に受け入れることのできる「謙虚さ」も同時に必要です。どちらか一方でも欠ければ、傲慢になったり、優柔不断になったりと却ってビジネスを誤った方向に進ませかねません。
猪突猛進のスピード感と情熱を持ったチャレンジ精神に加えて、他者からの意見を受け入れる謙虚さも兼ね備えることを大切にしています。
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