こんにちは!インターンエンジニアのTakumaです。
東京に来て初めての夏を迎え、セブで生活していたときよりも暑いんじゃないかと思う今日この頃です。
学生のみなさまは夏休み真っ最中でしょうか?
夏休みの思い出というと、部活の合宿を思い出します。
高校生の時バレーボール部に所属していましたが、合宿しに遠征したものです。
同じ目標をもつ仲間と同じ屋根の下で数日間暮らすことで、絆が芽生えました。
みんなで悪さして、先生に怒られたりしたことは、今ではいい思い出のひとつです。
大学時代はサークルに入っていなかったので、合宿なんてもうすることはないだろうと思っていました。
が。。。!
つい先日、OSS開発合宿というものに参加して来ました!
OSS開発合宿とは、1日中寝ずにチームでひとつのプロダクトを開発する、いわゆるハッカソンと呼ばれるものです!
今回はKitchHikeの3人でチームを結成し、参加しました!
8月26日金曜日の業務終了後、そのまま江ノ島方面にある「湘南かたせ家」という一軒家に移動して、23時頃にスタートしました!(正直23時スタートには驚きを隠せませんでした。)
今回KitchHikeチームは、流行りの機械学習を使って、キャッチコピーの自動生成を行うサイトを作ることにしました!
まず手始めに環境構築から始めたのですが、これがなかなか大変でした。
環境構築そのものが大変でつまらないということはすでに知っていたのですが、なんせ23時スタートだったので、頭が回らず、気がついたら夜中の1時でした。
環境構築が終わり、担当ごとにチームを分けました。
ひとつはデータ収集のチームで、もうひとつは機械学習のロジックを実装するチームに分かれました。
データ収集はスクレイピングという技術を使って、あるサイトからキャッチコピーのデータをテキストファイルに落とし込むという作業でした。
同じインターンエンジニアと日々奮闘しているメンバーが担当することになったのですが、一度スクレイピングをしたことがあるとのことで、ものの30分程度で任務を完了してしまいました。
またエンジニア歴1年なのに、ここまでレベルが高いと正直悔しかったです!
(レベルの高い同年代の仲間と働けるというのはとてもいいことですが!)
私は機械学習のロジックを実装しようと、参考サイトをお手本に書いていたのですが、全く触ったことのない言語であるpythonを使っての実装だったので、作業が難航していました。
それに眠気も相俟って集中できず、ばたばたとチームのメンバーが脱落していきました。
どうにかこうにか機械学習させるロジックまでは自力で実装できたのですが、キャッチコピーを自動生成するロジックは参考サイトを見てもうまく動作せず、力尽きてしまいました。土曜日の朝5時のときでした。
1時間だけ寝て起きた時には、チームリーダーが自動生成のロジックを完成させてくださっていました。さすがリーダー、自分が3時間かけてもわからなかったところをたった1時間で解決するなんて。
いよいよ自動生成した文章を見る時がやってきました!眠気も忘れて、どんな文章ができるのか期待に胸を膨らませて、パソコンの画面を食い入るように見ていました。
記念すべき最初の自動生成キャッチコピーはなんと!!
二変えてくる。「アルさん」じゃない。「地気づく茂宇津内味が、
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・あれ?
・・・・・・夢かしら?
眠い目をこすって何度も見直しましたが、どうやら幻覚ではなさそうです。
私たちの予想をはるかに超えて、完成度の低いキャッチコピーが生成されてしまいました。
よし!もっと精度をあげよう!
私は機械学習のロジックをもう一度考え直すことにしました。
今回機械学習に触れてみて学んだことは、学習させるのに時間がかかってしまうため、すぐにその成果を確認することができないということです。
普段はRailsを使って開発を行っていて、修正すればすぐに成果を確認できるという環境にいたので、初めての感覚でした。
時間に追われて焦りながらの開発でしたが、ロジックの修正、キャッチコピーの自動生成、Webインターフェースの作成、デプロイまで、なんとか時間内に終えることができました。
いよいよ発表会となりました!
優秀なエンジニアの方々が集まった別チームの発表を聞きましたが、「赤ちゃんの泣き声を分析して、何を求めているかを判断する」サービスを作って、80%以上の精度を確立しているなど、レベルの高い開発ばかりでした。
少々気後れしそうになる中、自分たちの順番(トリ)になりました!
エンジニアの方々がいる前で、キャッチコピーの自動生成を実行!!その結果はいかに!!
動かない愛に図れていても退社一瞬の中にある
・・・・・・ぉぉぉおおおおお!!
すごく深そうなことを言っている気がするけれど、何も言っていない感じがすごくおもしろい!
会場も大いに湧きました!
大成功だ!とチーム3人でガッツポーズでした!
KitchHikeチームは惜しくも表彰されませんでしたが、今回の開発合宿ではたくさんの刺激をもらいました。
自分と同じ年代のエンジニア達が、新しい言語を自ら学んで、バリバリ開発を行なっていること。
業務でコーディングに携われないからこそ、開発合宿に参加するというハングリー精神。
常に大好きなプログラミングに触れることができる贅沢な環境で、Railsしか書いていなかったり、設計についてまだ学べていない自分に喝を入れることができました。
これからはタイムマネジメントをしっかり行い、自分の勉強のために時間を割こうと思います!
来年のOSS開発合宿も楽しみに、今年もがんばります!