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All hands記事<All handsを大公開!クラビスの今とこれから>

みなさん、こんにちは!クラビスの佐藤です。

クラビスの広報活動として、弊社に興味を持っていただいた方がより細かな情報に触れられるよう、様々な発信をさせていただいていますが、今回は昨年行われたAll hands(全社MTG)の内容をお届けします!

クラビスが大切にしている価値観として「自分達にしか解決できない課題に取り組んで、人生の価値を最大化したい。」というものがあります。この想いを実現する環境の一つとして、まずは全員が事業に関わる様々な情報に触れられる機会を設けており、その取り組みの一つとして、毎月All hands(全社MTG)を開催しています。
会社の業績やKPIの進捗、課題など、情報を積極的にオープンにし、一人一人が会社の今を知り、これからについて考える機会を作ることで事業と向き合えることは、クラビスの良い文化だと考えています。

そこで、あらためてになりますが今回、この記事をご覧のみなさんにもクラビスのオープンな姿勢に触れていただければと思い、All handsの内容をチラ見せしたいと思います!
クラビスの想いにぜひ、触れてみてください。

クラビスのAll handsは毎月開催しており、各月の振り返りや、クォーター単位での総括など、短期中期を含め事業の進捗や振り返りをしています。直近行われたAll handsは11月末で事業年度が終わったため、”前期の振り返り”と”今期の目標”について、全部署から共有がありました。ちなみに、All handsに限らずクラビスのリモートMTGではチャットでのコミュニケーションが活発です。
登壇者への質問だけでなく、ちょっとしたリアクションもチャットに書くことで、全員がしっかり参加者としての自覚を持てています。

オールハンズの流れはこのようになっています。月単位の場合は1時間程度、今回のように期を振り返る場合ですと、最大2時間くらい休憩を挟みながら進行していきます。
ちなみに、このアジェンダ全てを記事にするとちょっとした論文みたいな長さになってしまうので、今回は冒頭のCOO君島が話をしました全体の振り返りを中心にご紹介していきます!

クラビスでは前期FY22において
・事業計画以上の成果
・組織拡大
・新規事業の立ち上げ
という目標を掲げあげ、各部門が連携しながら事業を推進し、着実に達成してきました。

これらはクラビスがグループジョインしてから、売上高CAGRで+46%と高い成長率を実現していることにも現れています。FY22単体においても、前年度から続く高い成長を維持することができ、事業計画値を大幅に達成することができました。グループ会社間のプロダクト連携がしっかりとシナジーを生み、顧客満足度を高め、新しい価値を提供することができているのではと感じています。

事業計画達成の背景には組織拡大が不可欠でした。実は、2021年後半から採用を強化し、ビジネス職、エンジニア職ともに積極的に採用をし、年間で20名強の仲間が増えました。特にエンジニア職は新規事業の立ち上げに伴い、2倍近くのメンバー数になるなどめざましい拡大を遂げています。

一方で、事業は順調に成長しているクラビスですが、まだまだ課題や取り組むべき事柄は多く存在しています。FY23ではより継続的な成長を目指し、会社としても次のステージに向かうための目標を掲げています。

テーマはズバリ「既存事業の成長加速と新規事業の探索」です。
既存事業については、リリース間もないプロダクトを軌道に乗せることや成熟したプロダクトの価値転換で引き続き高い成長率(実数はまだ非開示になります、ごめんなさい。)を目指していきます。売上の成長はもちろんのこと、利益率の向上に向けてオペレーションも改善していく予定です。クラビスが提供するサービスは、アナログデータをオペレーターとAIによってデジタルデータにするコア技術の元に成り立っており、売上と比例してオペレーターによるデータ化のコストが発生します。このコストをコントロールしながらいかに利益を出すのかもクラビスの経営では重要になります。

こうした既存事業の中長期的なスコープを持ちつつ、裾野を広げるチャレンジは成長戦略上必要不可欠です。高い成長を維持するために「非連続成長の種まき」の重要性をあらためて受け止め、チャレンジしていきます。

では、「非連続成長の種まき」とはなにかというと、画像にあるように今あるプロダクトの成長曲線とは異なる位置にある取り組みです。少しくどくなってしまって恐縮ですが、非連続成長は現状の事業の延長にはないため、当たり前に一朝一夕でできるものではありませんし、意識的に作りにいかなければなりません。そのため、既存事業が上手くいっている今のうちから継続的に種まきをしていく必要があります。ふまえて、クラビスでは、主に3つの観点、もしくはこれらの掛け合わせで非連続成長の探索を行っていく予定です。

一つ目が「技術」を活かすことです。
クラビスのプロダクトであるSTREAMEDやマネーフォワード クラウドインボイスはAIとオペレーターによりアナログデータをデジタルデータに変換するデータ化技術をコアとしています。この技術はクラビスの資産であり、大きな強みです。自社の技術的な強みを礎として、別のサービスを生み出していくことが1つ目の手段です。

二つ目が「ノウハウ」を用いてフィールドを広げていくことです。
クラビスでは、会計領域のドメイン知識とオペレーター(人力)の活用により、プロダクトを作ってきました。これまでは会計領域をメインにサービスを提供してきましたが、バックオフィス全体へと対象領域を広げたときにより大きな価値提供ができないかを探っていきます。

三つ目が「顧客基盤」の活用です。
クラビスでは、STREAMEDを市場に浸透させることで、会計事務所(税理士や公認会計士が運営する事業者)の業務を理解するだけでなく、深いつながりをもつことができました。今の顧客である会計事務所が必要とする別のサービスを提供することもできると考えています。

クラビスが掲げあげるビジョン「働くを再構築し、価値を最大化する」を追求するために、既存のプロダクトの改善だけでなく、フィールドを縦横へと広げることで、ユーザーの課題を解決し、成長を続けていくことをを目標としています。

こうした事業の成長には組織の成長も欠かせません。FY22では採用を通して、短期的にメンバー個々の力が発揮できる環境が出来上がりつつあります。一方で、中長期的な組織拡大を見据えると、まだまだ成長サイクルの形成に課題があります。

中長期的に一人一人がクラビスの成長とともに自己実現をしていくために、
・目標設定〜フィードバックのサイクル定着
・リーダー向けマネジメント研修の企画
を実施していく予定です。
まず、目標設定〜フィードバックのサイクルですが、現状でも行ってはいるものの業務の目線を上げるために定期的に振り返りをするまでにはいたっておりません。半期ごとの評価のタイミングではじめて振り返りとフィードバックをするサイクルでは、当然ながら軌道修正が遅いということになります。そのため、これらのサイクルの頻度を縮め定着させることをまずは実施していきます。

次にリーダー向けマネジメント研修については組織拡大に伴う課題への対応です。人が増えることにより組織は階層化されていきます。そのため、個人が力を発揮しやすい環境を作るマネジメントが必須であると考えています。一方で、マネジメントを個人の裁量に任せてしまうと相性が悪くなったり、再現性が担保できないなどの課題が出てきます。こうした現状求めているものと、課題感をすり合わせ、それらを解決するための手法として、クラビスとしてのマネジメントの指針を定義し、定着させていきたいと考えています。そのスタートとしてマネジメント研修の実施を検討しています。

All handsの冒頭、COO君島の発表を抜粋させていただきましたがいかがでしたか?
クラビスでは情報を社内でオープンにすることで、自らが事業とどう向き合うか、そしてどう関わっていくかを社員一人一人が考え、主体的に取り組めるようにしています。
今回は一部の紹介でしたが、実際のAll handsでは各部門の方針や活動も知ることもできます。こうした情報の共有が、事業と自分のキャリアの照らし合わせにも役立っているんです。もっと詳しく聞いてみたい人はぜひ、カジュアル面談等でたずねてください、もっともっと具体的なことをお伝えしますね!

クラビスはこれからも大きく価値を拡大していくフェーズです。ユーザーに向き合い、本当に価値のあるプロダクトを生み出す技術を追求できる仲間を募集しています。
ここまで読んでいただいて、少しでも話を聞いてみたい、もっと働く人の顔をみてみたいという方はぜひ一度カジュアル面談をしませんか?
ご応募お待ちしております。


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