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人生も経営も本舞台は常に将来にあり

 文化人類学の研究を十年以上携わった元留学生でしたが、2006年にまったく資金もコネもないまま起業の道に突進しました。いろいろを試してまったく成果がなく、もう後がないと思った2010年の春に、とある中国の翻訳者コミュニティサイトと出会いました。すぐにメール一本を出して「資金はどうにかしますから、日本国内でやらせてください!」とCEOに口説きましたが、運がよく快諾を頂きました。そこからビジネスプランを立てて資金集めに奔走しましたが、それまた運がよく、何社から出資を頂きました。しかし経営者として未熟であるのと新しいアイディアについて日本における著作権の考え方に大きな変化がなかったため、事業が失敗に終わりました。出資者に何をどう返せばいいかと日々切羽詰まったあの頃、中国側のCEOに「最近ゲーム事業を立ち上げたから、一緒にやらない?」と温かく声をかけて頂いて、偶然に偶然を重ねた切っ掛けでゲーム業界に突入。日本支社を任されて、本社もNYでIPOをかけたぐらい急成長を遂げましたが、ある決断の間違いで会社の業績も体力も急降下。2015年の寒い冬に本社は日本からの撤退を余儀なくされ、また後がないを感じた自分がもう一回チャレンジしてみようと決意し、本社から会社を譲渡して頂き、人と資金を集めてゲームのデベロッパー会社として株式会社クレオラボが誕生しました。

 スタッフ全員が全力投球してくれたお蔭で、2016年8月30日に「天穹ノ彼方の錬星郷(そらのかなたのディストピア)」がやっとリリースができ、翌年の1月にリリースしたAndroid版を含めて、DMMプラットフォームでは常に10位以内をキープすることができて、やっと落ち着きが見えてきました。しかし、人生も経営も本舞台は常に将来にあります。今は新しいゲームプロジェクトも進んでおり、ゲーム制作以外の新規事業も企画しているところです。常に「後がない、前進するのみ」、人生の可能性を最大限に見いだす株式会社クレオラボに、是非ともジョイントして頂き、共に枠にはまらない人生の新しい可能性を創っていきましょう!

株式会社クレオラボ では一緒に働く仲間を募集しています
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